先日、やっと購入した『オードリー at home』を自分時間に何度も手にして読んでいます。そして考えています。
自分の過去を振り返ってみて、彼女(オードリー・ヘプバーン)ほど家族や特に時間を大切にしてこなかった気がする・・・。これからの残りの人生は、悔いのないようにしたい。
この本を読んで、あらためてそう思うようになりました。
ざっと読んでしまえば、「ふーん、そうなんだ。このレシピを作ってみよう!」などとあっさり素通りできる本なのですが、私にとってはそうではありません。
長年憧れだった人の日常生活のほんの一部分だけをのぞかせてもらったことで、女性として母として、私もこんな風でいたかったんだと気づきました。今までもそれなりに自分の思うように生きてきたはずなんですけどねー。
ちょっと大げさですが、やはり想像以上にすてきな人なので今更ですが影響をバリバリ受けています(笑)。
さて、生前毎日のようにチョコレートを食べていたというオードリー。まるで楠田枝里子さんみたいだなと思ってしまいましたが・・。
そんなオードリーが作ったチョコレートケーキのレシピには小麦粉が使われていませんでした。これは作ってみたいと早速チャレンジ!
初めて作るときはなるべくレシピ通りに・・・と思っているので、今回も忠実に作ってみましたよ。
すると・・・

焦げました(苦笑)!!
レシピでは200℃で焼くと書いていたのですが・・・温度が高いので恐らく焦げるだろうなと予想はしたものの、とりあえずレシピ通りにそのまま焼いてみました。
結果は案の定でした・・・ほほ。
でもケーキの味は濃厚でおいしかったんですよ!食感はスフレチーズケーキのような感じで、空気のつぶが感じられるものでした。
息子に食べてもらうと「この焦げがおいしい」と言っていたので、もしかしたら実際のケーキも少し焦げていた(焦がしていた)のかも知れません・・・。
それに、ケーキの表面に粉砂糖をたっぷりふって、ホイップクリームやバニラアイスを添えて食べていたようなので、この焦げ具合がぴったり合っていたのかも・・・ですね(笑)。

ところで、この写真を見てなにか感じますか?
ご覧の通り、写真はメレンゲとチョコレート生地を混ぜている途中のものです。
おいしそう!
そう思った人は私と同じです(笑)。
私はこの作っている瞬間が好きで、素材のいい香りと「おいしくできるかな?」とドキドキする気持ちが心地よく、お菓子作りを楽しんでいます。
たとえ失敗しても、作る過程が楽しいのでまた作ろう!と思えます。もちろんでき上がりも大切だけど、途中の「おいしそう!」もなかなかいいものですよ。
これは作ることを経験しないと見られない光景、ぜひ体験してみてください。お料理はもちろん、お菓子作りも幸せな気分にしてくれますよ。
さて、次回は焦げないチョコレートケーキを目指し、材料や配分なども少し変更して作ってみます。成功したらレシピをご紹介しますね。
こちらのチョコレートケーキレシピもどうぞ。