コストコでバスタオルを購入!奥が深い“今治タオル”の実力を実感

少し前に、ストアクーポンでお安くなっていた『今治バスタオル』を購入していました。この時に購入したものは、以前ご紹介した『非常用ウェットガーゼタオル』の七福タオルのもの。

今治タオル1

七福タオル 今治ワッフルバスタオル 1枚(70cm×130cm) 1,598円(税込・通常価格1,898円・2020年8月)
コストコオンライン価格:2,098円(税込・送料込み・2020年9月)

実際に使ってみると、やはり今治。使い心地が抜群だったので、追加で別ブランドのものも購入しました。

それが、こちら。

今治2

ダブルスター(楠橋紋織) 今治バスタオル 1枚(70cm×130cm) 1,598円(税込・2020年9月)

どちらも吸水性に優れ、使う度に気持ちいい。日本のタオルの優秀さを実感しています。

今治タオルって?

誰もが知っている愛媛県今治市の『今治タオル』。昔は大阪(泉州)に次いで第2位だったタオル生産も、今では日本一。吸水性と速乾性に優れた、最高級タオルとして有名です。

一時は海外製品に押されていた時代もあるようですが、2006年からスタートした『今治タオルプロジェクト』の取り組みにより、今では『タオル=今治』と誰もが連想するほど『今治タオル』は有名ブランドとなりました。

この『今治タオルプロジェクト』というのは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和(さとうかしわ)氏が、今治タオルの素晴らしさに感動したことがきっかけで誕生した『ブランディングプロジェクト』のことです。

このプロジェクトにより、『今治タオル』を

 

  • 差別化
  • 知名度向上
  • 国内市場の醸成
  • JAPANブランドの確率
  • JAPANブランドの維持

 

といった流れでブランド化し、品質をしっかりと管理。世界に通用する『今治タオル』を作り上げたのです。

今治タオルのブランドロゴ

現在『今治タオル』に付けられているロゴも、このプロジェクトの『差別化』で誕生、品質保証マークの証として使用されています。

logo出典:https://www.imabaritowel.jp/

実はこのロゴ、ただ今治で製造したタオルだからと付けることはできず、独自の品質基準をクリアしていなければいけません。

例えば、『5秒ルール』(落とした食品の5秒ルールではないですよ・笑)。

タオル片を水に浮かべた時に5秒以内に沈み始めるかどうか、という『吸水性』の基準があります。

こうしたいくつかの基準をクリアしたタオルだけが、『今治タオル』と名乗ることができ、このブランドロゴを付けることができるのです。

だから、『今治のタオル』は安心して使用できる高品質なもの、となるんですね。本当にこのプロジェクトによるブランド戦略は、大成功だと思います。

ちなみに、どんなロゴにも意味があるように、今治タオルのブランドロゴにも意味があります。

 活動的、情熱的、先進的、生き生きとした力強さ、動き、インパクトなどをイメージさせる色。今治タオルの存在自体が、社会の注目を集め、日本を象徴する商品のひとつであるという位置づけです。

 品質に対する安全と安心、信頼、歴史と伝統、鮮明性、落ち着きなどをイメージさせる好感度の高い色。今治タオルの持つ歴史と伝統を背景とした高品質をシンボライズしています。

 やさしさ、清らかさ、清潔感、無垢、癒し、真心、柔らかで慈しみにあふれた愛情をイメージさせるピュアな色。今治タオルの無限の可能性を示唆する広がりを表現しています。
(今治タオルHPより)

なるほど〜。

バスタオルの使用感

まずは、それぞれのバスタオルの特徴を見てみましょう。

今治ワッフルバスタオル

ワッフルロゴ

ちゃんと『今治タオルロゴ』も付いていますね(笑)。

今回購入したカラーはブルーですが、他にもピンクや明るいグリーンやホワイトの合計4カラーがあります。

towel出典:https://www.costco.co.jp/

裏パイル

見てください!

この規則正しいパイル織り(笑)。このワッフル風の凹凸(画像は裏側ですが・笑)は、一見ザラッとゴワっとしていそうですが、全然そんなことはなく、比較的サラッとした手触りでとてもふんわりとしています。

縫い合わせ

それに、ご覧のように縫製もバッチリ(笑)。丁寧に作られているのがわかるタオルです。

今治バスタオル(ダブルスター )

ロゴ

こちらのバスタオルにも、しっかりと『今治タオルロゴ』が付いています。

七福タオルのロゴタグと同じで、初めはダブルスターというメーカーがあるのかと思ったらそうではなく、楠橋紋織のプライベートブランドでした。

市販のものとロゴデザインは違うのですが、ダブルスターという今治タオルは楠橋紋織のものしかないので、間違いないと思います(多分)。

ダブルスター 全面

こちらのバスタオルは、ごく一般的なパイル織りですが、触るととても心地良くふわふわです!

ただ残念だったのは・・・

縫製

この端の縫製(苦笑)。微妙にはみ出ているのがすごく気になるのですが、購入時はクルクルと丸められているので気付かず。でも、使い心地は変わらないのでヨシとします〜。

 

素材

コットン100%

 

さて、肝心の使用感ですが、実際に両方を5回以上使用して感じたことは、

 

タオルってピンキリなんだなー。

 

ということ。

当然でしょ! という声が聞こえてきそうですが(笑)、私が若い頃は当然『今治タオル』は産地としては知っていても今のようなブランドイメージはなく、わざわざ取り寄せて使おうとは思わなかった。

当時良いタオルとして人気があったのは、『HOTMAN』 や『フェイラー』のタオルで、ギフトとして使うのもどちらかを選んでいた気がします。

で、ピンキリですが、今まで家で使っていたタオル類は、特にブランドにこだわりはなく、

 

  • ホテル仕様
  • ふんわり感がある
  • カラーが選べる

 

タイプのものでした。なので、使い始めは吸水性がイマイチだったりしたわけですが、今回購入した『今治タオル』は全くそれがなく

 

本当に吸水性が抜群!

 

だったのです。ちょっと感動〜。『今治タオル』って、こんなに気持ちの良いタオルだったんだー。

何でもそうだけれど、ピンキリってやっぱりあるんですねー。家のタオルがキリだとは思いませんが、ピンでないことは確かです(笑)。

まとめ

日本を代表するタオル『今治のバスタオル』は、使う度に気持ち良く、本当に高品質なものでした。流石は、120年以上もずっとタオルを製造し続けているだけのことはある! プロジェクトの成果がすごい! と感心するほど。

今まで日々使用するタオルにこだわりを持っていなかったことを少し反省してしまうほど、『今治タオル』には魅力があります。個人的にものすごく気に入りました。

ただ、夫は使い古したくたびれ感のあるタオルが好きなので、「ふわふわで気持ち良いの」と言ってもさほど反応せず(苦笑)。でも、選んで購入するのは私。否が応でも我が家のタオル類は『今治化』していくでしょう(笑)。

ということで、少しは『今治タオル』の魅力が伝わったでしょうか? もし、ふわふわでホテルで使うようなタオルが嫌いでなければ、ぜひ1度使ってみてください。本当におすすめです。

あ、最後に、数回洗った後くらいから格段に使用感が良くなったので、1回目で判断しないでくださいね〜。

>>ハンドタオルも買いました!

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