3月5回目のコストコショッピングで買っていた、あのイズニーサントメールのノルマンディーブリーチーズの入った、フランス産『ミニブリオッシュ』を食べてみたので、今日は詳しくご紹介したいと思います。
MAISON DEFROIDMONT(メゾン・デゥッファモン) ミニブリオッシュ 288g(2パック×12個) 1,098円(税込・2021年3月)
パッケージセンターのブルーのラインが、何ともおしゃれ。流石はフランスという感じがします〜。
この『ミニブリオッシュ』がどれくらいミニサイズかと言うと、一般的なたこ焼きよりも小さいくらいの、直径 3.5cm・高さ 3cm ほどのサイズなんですよ。
中にはブリーチーズが入っていて、まさに前菜やパーティー向けの商品となっているのです。
実際に食べてみると、次から次へと手が出てしまうほどおいしかった!
実はイズニーのチーズを食べるのは今回が初めて。しっかりとブリーらしい香りと白カビを感じる味で、改めてイズニー乳製品の実力を実感しました。
数は24個と多く感じるかも知れませんが、半パック〜1パックくらいならひとりで食べられるくらい軽いパンだと思います。
商品について
まずは、製造している MAISON DEFROIDMONT(メゾン・デゥッファモン)について。
1926年に創業して以来、ベーカリー関連の商品を製造している MAISON DEFROIDMONT 社。現在はケータリング商品なども手がけ、主にミニブリオッシュやブリオッシュタルトなどの製造をしています。
1997年より、Maroilles Cheese(マロワールチーズ)で有名なフランス北部、Maroilles(マロワール)に会社を移転。そこでブリオッシュとチーズの組み合わせがパーフェクトだと気付き、様々な種類のチーズ入りブリオッシュを誕生させました。
今回購入した『ミニブリオッシュ』にはイズニーのブリーチーズが入っていますが、地元のマロワール、ミュンスターやカマンベール、チェダーやエメンタールチーズなど、メジャーどころのチーズが入ったものも製造しています。
中には、クリアなパックにトレイごと入った『ミニブリオッシュ』が、2つ入っていました。
こうしてマジマジと見ると、たこ焼きに見えなくもないですが(笑)、超ミニサイズのちぎりパンのようにも見えます。
温めるだけで食べられるようになっているので、ブリオッシュそのものはしっかりと焼かれています。メニセーズのように、半調理という感じではありません。
ただ、基本は加熱をして温かいうちに食べる商品のようなので、そのまま食べるよりはしっかりと加熱する方が良いと思います。
原材料
小麦粉・ブリーチーズ・バター・卵・砂糖・ホエイパウダー・イースト・食塩・アセロラパウダー・マルチデキストリン/糊料(増粘多糖類)・着色料(にんじんジュース)
賞味期限
2021年4月16日
一時期コストコに入荷していた『バターブリオッシュ』ほど、表面が焦げて光沢があるわけではありませんが、定番のブリオッシュ『ブリオッシュ・ア・テート(Brioche à tête)』の頭部分がきれいに並んでいる感じでかわいいです(サイズ的にも似ている・笑)。
調理方法は以下の2種類。
- 電子レンジ・・・600Wで1分加熱
- オーブン・・・180℃に予熱したオーブンで6〜8分焼く
ミニサイズと言うこともあり、どちらの方法で加熱しても時間はさほどかかりませんね。
では、実際に調理スタート!
『ミニブリオッシュ』が入っているトレイは、紙製。電子レンジもオーブンもこの紙ごと加熱可能となっています。メーカー側のおすすめは、オーブン加熱のようなので、まずはオーブンで加熱することに。
これはオーブンに入れる前の『ミニブリオッシュ』。これを180℃に予熱したオーブンに入れて、8分ほど焼くと、
こうなります!
表面が少し茶色く焦げつき、いい感じ〜。そしていい香り〜。
断面を見ると、中のブリーチーズがとろとろになっているのがわかります。
次に、レンジ加熱した『ミニブリオッシュ』ですが、加熱前後の見た目に変化はなかったので画像は割愛します(笑)。でも割って中を確認すると、
同じようにブリーチーズは、とろとろになっていました。生地はフワッフワです。
仕上がりをこうして見比べると、やはり随分違いますね。
仕上がりの特徴
- 電子レンジ・・・表面・中ともふわふわに。食感はもっちりとしていて、ブリーチーズもとろりと溶けている。
- オーブン・・・表面はこんがりと焦げ、サクッとした食感に。中はしっとりと柔らか。ブリーチーズもとろっとした状態になっている。
どちらの食べ方を選ぶかは、完全に好みの問題ですが、個人的にはよりブリオッシュらしさが感じられるオーブン加熱かな。
でも、モチモチとしたソフトパンが好きな人ならレンジ加熱一択だと思います(笑)。
どんな味?
温めた状態で食べると、口に入れた瞬間ブリーチーズの風味が広がり
おいしいです。
全体比23%のブリーチーズが入っているということですが、どちらかと言うとブリオッシュ生地よりもブリーチーズの味が強調されている印象です。
生地そのものは、ブリオッシュらしいふんわりさがあり少し甘みもあります。ただチーズと合わせるためなのか、卵やバターの風味はほとんど感じられず、強いて言えば、ちょっとコストコの『ディナーロール』の味に似ているかなーといった感じ(笑)。
ブリーチーズ好きの人は、間違いなく好みの味だと思いますが、元々カマンベールチーズなどの白カビチーズが苦手な息子は、「モワッと来る」と言って1個でギブアップしていました(苦笑)。
その辺り(白カビが好きかどうか)で購入判断をすると、失敗しないかも知れません。
まとめ
コストコ新登場の『ミニブリオッシュ』は、本場フランス『イズニーサントメール』のブリーチーズが入ったおいしいパンです。
レンジで1分加熱するだけで食べられる手軽さは魅力。基本的に温かい状態で食べるが正解のようなので、「さあ、食べよう!」と思った時に加熱すると良いと思います。
どちらの調理法でも同じように温かくなりますが、レンジの方は熱々になってしまうので、加熱後は、1分ほど冷ましてから食べると良いようです。
とにかく、前菜として食べたり、ちょっとつまんでスナック代わりに食べるには、すごくおすすめ! 白カビチーズが苦手でなければ是非食べてみてください。
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