それなりの覚悟は必要?〜中古物件購入時の注意点〜

今日は久しぶりに家のことです。

我が家は2016年、中古一戸建てを購入して全面リフォームした家。部屋の間取りや外構などほぼチェンジして住んでいます。

ところが、実は費用がかなりかかるという理由で触っていない部分もあったのです。

 

それは・・・

 

埋設された給水管。

 

新設しなかった理由

できれば全て新設したかった給水管ですが、止水栓から家の中への引き込みまでかなりの距離があること、また地上より2m以上高さもあったため、交換するには階段や塀を取り壊さなければならず、費用がかなりの額になり・・・

それをするなら新築よりかかりますよ!

ということで、断念せざるを得ませんでした(苦笑)。多少こだわりの物を使って、好みのイメージで家の中を作りたかったので、そちらにお金をかけたかったし・・・。




取り敢えず見える部分、立ち上がり(地上に出ているところ)からを全て新設するだけにして、土の中に埋まっている部分は諦めました。

もしかして水漏れ?

水漏れチェックをしたことがある人はわかると思うのですが、水道メーター部分には『パイロット針(画像赤丸部分)』というものが付いていて、水を使うとそれが回る仕組みになっています。

https://www.city.osaka.lg.jp/

で、家の中の蛇口を全て止めた状態でこれが回っていると『水漏れ』が疑われるわけです。というか、どこかで必ず漏れているのです(苦笑)。

さて、今年の春頃のこと、冬場からちょっと水道料金が高くなった? と思っていたのですが、特に気にすることもなく過ごしていると、水道検針の時に水道局の人から「もしかしたら漏水しているかもしれませんよ」と言われたのです。

そこで初めて『パイロット針』を自分で確認。確かにほんの少しですが、回っていました。

漏水箇所の確認

水漏れしているなら、どこで漏れているのかまずは特定しなければ・・・ということで、早速リフォーム業者に連絡。取り敢えず見える部分(=新設した部分と接続した部分)から漏れていないかを確認してもらいました。

結果は・・・

 

異常なし。

 

つまり、漏れているのは『埋設された部分』に間違いないだろうということでした。どこが漏れていてもイヤですが、私としてはアフターケア(=費用業者持ち)で治せればなぁと思っていたので、この時点でそれが無理になりちょっとガッカリ(苦笑)。

次に埋設された部分の水漏れをどうやって見つけるのかわからず、まず修理業者ではなく水道局に連絡。有難いことにすぐに見に来てくれて、相談に乗ってくれました。

 

が、

 

あまりにも水漏れ量が少ないので、もう少し漏れがひどくなって使用量が増えないと水漏れ箇所を特定するのは難しいでしょうと言われました。わかる目安は100立方メートルだと。




どういうことかと言うと、水漏れセンサーを使って探す場合、ジャージャー漏れ出る音を拾って場所をある程度特定するらしく、ちょろちょろ漏れているくらいだとわからないらしいのです。

他にも検査方法はあるようですが、埋設部分の場所特定はどの方法でも難しいということでした。

じゃあ、しばらく放置するしかないのかな。

業者に見てもらう

その後しばらく様子を見つつ放置していましたが、とうとう水道局の人が言っていた100立方メートル近くになり、業者を呼んで調べてもらうことに。

これで修理箇所がわかる!

と安易に考えていました。ところが、実際に来た業者(もちろん神戸市水道局の指定業者)は、これくらいだと無理ですよと言うじゃないですか! マジで?

どうやら、我が家の門から家までの構造を考えると、特定するには重機が必要(コンクリートの壁を壊すため)になり、その費用は数百万円にもなると。新設した方が安く済むのでそちらがおすすめだと言われました。

 

そうなの? 凹むわ〜〜(泣)。

 

その後色々考え、夫とも相談し、新設することにしました。

見積り依頼

給水管を新設する場合、基本は露出配管になるので、どんな風に屋内に引き込むかというのが問題になります。止水栓の側から露出するとなると、明らかに見た目がよろしくないですからね(苦笑)。

家の顔と言われる門から配管がどーんと見えたら、やっぱりイヤですよね。

ということで、3社に依頼してアイデアと見積りを出してもらうことにしました。素人考えであーだこーだと言ってもできるかどうかわからないので、そこはプロに任せることにしました。

で、出て来た見積りを比較すると・・・

 

金額は似たり寄ったり。

 

1番高いところと安いところとの差は、数十万円といったところ。

ところが、

 

内容が全然違う!!

 

という驚きの結果に(笑)。




まず、A 社は「〜の場合は別途費用がかかります」「コア抜きが増えれば1箇所につき〜円増えます」など、見事に『別途』連発(苦笑)。なんだこれ・・・と思ってしまう内容でした。しかも門近くにある散水栓を死なせ、別の場所に簡易のものをつけましょうと。

ええーー、それだと排水はどうなるの? 雨と同じように自然と流れるのを待つってこと? 折角タイル張りの排水口を作ったのに・・・(泣)。

また配管を繋ぐために新たに開ける点検口のことや、配管を屋内に引き込む場所などかなりアバウトで・・・。あまりにもひどい内容だったので、この会社には依頼しないことに決めました。

次に B 社。止水栓横のコンクリートを掘り返すため重機が必要だからという理由で、1番高い見積もりを出して来ました。でも配管については、外を這わすのできちんと保温材でカバーするという内容でした。

ただ、止水栓近くから配管は露出するし、散水栓は同じ場所では難しいとのこと。やっぱり排水口は使わないのか・・・。まぁそれでも一応、露出配管が劣化しないように考えた案を出してくれたので A 社よりはマシでした。

最後に見積りを出して来た C 社は、止水栓から家屋の真下までは配管を地中に埋めて目立たなくし(その方が劣化や凍結も防げるから)、そこからカバーをつけた配管を上まで這わせ、屋内に引き込みましょうという案を出してくれました。

しかも散水栓はそのまま!! 場所を変えず配管と蛇口を交換するだけ!!

おまけに、点検口も開けるとなると洗面所の目立つ部分に開けなければならないため(これはどこの業者も同じ)、それをなるべく避けたいから、床下に潜って時間はかかってもそこで作業したいと。

 

すごい!!

 

A・B 社の案と段違いに良い内容のものが出て来ました! 何が嬉しかったかと言うと、私が気にするような場所を先に「ここはこうするとあまり見た目が良くないし」とか「先を考えるとこうした方が良い」と言うアドバイスをくれたこと。言わずともわかってくれた点です。




ちなみに、工事費用は A 社と B 社の間でした。

やっぱり、色々なところから見積りを取るのって大事ですね〜。

業者決定と工事

当然ですが、工事業者は C 社に決定。早速細かな打ち合わせ(再下見)をして、工事日程を決めました。

打ち合わせ中には、前もって配管カバーの色や散水栓カバーの色など、我が家の雰囲気を壊さないようなものを選んで見せてくれました。「カバーはこれしかないですよ」みたいな決めつけがなかったので、この点もすごく良かった。

とにかく、安心して任せられるなーと思える業者でした。

そして工事スタート! 日程は3日で、お天気にも恵まれ問題なく終了。とってもきれいに仕上げてくれました。

 

大満足です。

 

費用はそれなりにかかりましたが、これで水漏れの不安から解消されたのでヨシとします(わからない部分からの水漏れは、将来的に地盤沈下などを引き起こすこともあるので、不安だったのです)。

まとめ

もし中古物件の購入を考えているなら、ぜひ配管設備給湯設備、その他経年劣化が考えられるもの全てをよーくチェックしてほしいと思います。契約状況にもよりますが、基本は購入後は自己負担で修理することになるので。

あ、当然ですが経年劣化が原因の場合は、火災保険などは出ません!! 完全な自己負担になります(苦笑)。

とにかく、新築よりも安い中古物件を購入すれば、ある程度「何かあるかも」と覚悟しておく必要があると思います。もちろん、完全なフルリノベで全てを新しくすれば問題ないですけどね(笑)。実際に購入してみないとわからないこともありますが、やはり元が古いという点は忘れてはいけません。

マンションもそうですが、戸建も年々劣化するのでメンテナンスは重要ですね。費用が大きくかかる所ですが、日頃から準備しておく必要があるなぁと改めて思った次第です。