ヴィーガンバターは未知の味!?コストコ新商品“MIYOKO’S CREAMERY オーガニック ヴィーガンバター”

butter

MIYOKO’S CREAMERY
オーガニック ヴィーガンバター
(ヨーロピアンスタイル)
ITEM#1395909
454g(227g×2個)
1,198円(税込・2022年4月)

コストコ新商品です。

生まれて初めて『ヴィーガンバター』に出会いました!

世の中にこんなものがあるなんて! と思って調べてみたら、まだまだ歴史は浅いようで、今後どんどん多くの企業が製造していくだろうな〜という予感。

実際に食べてみたら、想像以上に滑らかでクリーミーで、パンとの相性も良かった! ヴィーガンじゃなくても、おいしく食べられますよ!

商品について

パッケージデザインが如何にも海外らしいのですが、実は『MIYOKO’S CREAMERY』は日本人女性が起業した会社です。

7歳まで日本で過ごし、その後渡米。若い頃の体調不良をキッカケにベジタリアンからヴィーガンに転向したことで、ヴィーガンでも食べられる代替レシピを考案するようになったんだとか。

現在はヴィーガンレストランの経営やヴィーガンレシピ本の発行、そしてバターやチーズを製造する『MIYOKO’S CREAMERY』を 2014年に設立するなど、幅広く活躍されています。

そもそも『オーガニック ヴィーガンバター』はどうやって作られるのか?

それは、オーガニックのココナッツオイルとひまわりオイルをベースに、発酵カシューナッツミルクを少し加えることで、生きた培養菌で発酵させ、撹拌して作るようです。

こうして出来上がった『ヴィーガンバター』は、ヨーロッパスタイル=発酵バターに近い味わいとテクスチャーを実現しているとのこと。

食べたことはないけれど、もしかしたら、コストコで販売している『オリーブオイルのバタースプレッド』と似ているのかも知れません。

butter

中には 227gの『ヴィーガンバター』が2個入っていました。外箱のサイズは、7.8cm×10.5cm×7cmと小ぶりです。

実は、2020年にこの『ヴィーガンバター』の無塩タイプが出たタイミングで、より料理などに使いやすいようパッケージなどをリニューアルしたようです。例えば、包み紙にメモリが付けたりとか。

open butter

バターを包んだ紙はパラフィン紙なのかな? ほぼくっついておらず、取り出しは簡単です。

ココナッツオイルベースなので何となく想像してはいましたが、まさかこんなに真っ白だとは!

まるでクリームチーズみたい(笑)。

チーズと言えば、ミヤコの『ヴィーガンクリームチーズ』は、2020年の秋に一部の米国スターバックス店舗で 1ドルで販売され、完売するほど人気があったようです。

starbucks

出典:https://www.greenqueen.com.hk/

この販売は、スターバックスが持続可能性への取り組みの一環として、『プラントベース=植物由来』の製品を幅広く展開するためにテストとして行われたこと。

今後益々『プラントベース』製品が増えてくるんだろうな〜という気がしています。コストコでも増えましたよね〜。

商品概要

名称:有機ファストスプレッド
油脂含有率:70%
原材料名:有機ココナッツ油・有機発酵カシューナッツミルク・有機ひまわり油・食塩/乳化剤
内容量:454g(227g×2個)
賞味期限:2022年8月18日
保存方法:要冷蔵(4℃以下)
原産国:アメリカ
栄養成分表示(1食・14g当たり):熱量 90kcal・たんぱく質 0g・脂質 10g・炭水化物 0g・食塩相当量 0.2g

butter up

質感は『イズニー無塩バターAOP』と似ていて、一般的なバターに比べると柔らかい印象です。

発酵バターらしいと言えば、らしいですね(笑)。

with knife

バターナイフを入れると、難なく削り取ることができるほど柔らか!!

この柔らかさは、冷蔵庫から出したての『キリ クリームチーズ』くらいでしょうか(笑)。

不思議なことに、香りはほんのり酸味があるだけなので、使う前から無理! ということにはならないと思います〜(笑)。

butter5

同じ日に購入した黄色い『コーンボカタロール』につけると、より白さが目立ちますね〜。

どんな味?

口にそのまま入れると、シュワっと溶けてなくなります。

 

おいしい。

 

塩気も強くなく、じんわり感じる程度。酸味しっかりめのクリームチーズのような味です(笑)。

ナッツ感はほぼ皆無に近く、味は発酵バターに似ている。香りも発酵バター独特の酸味があって、マジでそっくり〜!! すごく面白いバターです。

HP では、『ヴィーガンバター』や『ヴィーガンチーズ』を使ったレシピが紹介されていて、普通に『バター』として使えるとのことでした。つまり、加熱すると溶けて茶色く焦げることもあるわけです。

早速『きのこのバターソテー』を作ってみました!

pan

おお、ちゃんとバターみたいになってる(笑)!!

butter

出来上がったものを食べると、バターだ! と思うようなコクはなかったけれど、十分おいしく食べられました。

加熱後の香りも、ほぼ変わらず。ココナッツオイルを加熱した時のような、甘い香りはしませんでした。

とにかく、この味なら色々な料理に使えると思います。

まとめ

最近のコストコでは『プラントベース』の商品が増え、持続可能への取り組みが世界中で進んでいるんだなと実感できます。

今回購入した『オーガニック ヴィーガンバター』も、元々はヴィーガンのために考案されたものだけれど、同じく『プラントベース』の商品です。

黙って出されたら、ほぼ普通の『発酵バター』だと思うほどのクオリティでおいしい。チキンのバターソテーにも使ってみたけれど、家族から文句も出ず(笑)おいしく食べられました。

遥か昔に大豆ミートを食べて気分が悪くなったことがあり、肉の代わりに食べるなんて無理! と思っていたけれど、それは昔のことで、最近のものは本当においしくて食べやすくなったな〜と感じます。

体に良くて地球環境にも良いなら、ヴィーガンでなくてもドンドン『プラントベース』商品を取り入れてもいいなと思っています。

もちろん、味にクセがないもの限定ですけど〜(笑)。

『オーガニック ヴィーガンバター』は、素直においしいです。気になる人は、是非食べてみてください。

おすすめ度: