天乃屋 ミニ歌舞伎揚 にぎわいアソート 790g(197.5g×4袋) 1,288円(税込・2021年9月)
コストコオンライン価格:1,488円(税込・2021年9月)
先日買った『ミニ歌舞伎揚』、早速食べてみたらおいしかった!
焼えび・醤油・完熟梅の 3種類の味が楽しめるセットで、どの味も文句なし。
関西育ちの私は、小さい頃から『ぼんち揚』で育っているので、コストコで初めて『つぶ歌舞伎揚』に出会った時、亀田製菓の『こつぶっこ』だと勘違い(笑)。よく見ると違っていたので、同じような揚げ煎餅があるんだなーと思っていました。
今回購入した『ミニ歌舞伎揚』が『ぼんち揚』と同じサイズ感ということもあり、折角だし比べてみることにしました!
商品について
ぼんち ぼんち揚 120g 181円(税込・2021年9月・スーパーで購入)
これが『ぼんち揚』。販売されている中で 1番大きなパッケージを買ってきました。
『歌舞伎揚』を製造している天乃屋は、1951年に創業し 1954年から揚げ煎餅の製造をスタート。1960年に『歌舞伎揚』を発売しています。
一方『ぼんち揚』を製造しているぼんちは、1931年に創業し 1960年に揚げ煎餅『揚小丸』の製造をスタートしています。後の 1963年に『揚小丸→ぼんち揚』に改名。
創業はぼんちの方が早いけれど、揚げ煎餅を作り始めたのはどちらもほぼ同じ頃のようですね。商品化したのも同じ年なので、どちらも元祖ってことでしょうか(笑)?
ミニ歌舞伎揚
箱の中には 4袋の『ミニ歌舞伎揚』が入っていました。
アソートの種類は、左から『焼えび味・醤油味・完熟梅味』です。
サイズはどれも同じで、1袋に 33個入っていました。入り数は以下のように違っていたので、パッケージによって誤差はあると思います。
- 焼えび味・・・10個
- 醤油味・・・13個
- 完熟梅味・・・10個
原材料
醤油味・・・うるち米(米国産、国産)・植物油・砂糖・しょうゆ・果糖ぶどう糖液糖・調味エキス・食塩/加工でん粉・調味料(アミノ酸等)・カラメル色素・(一部に小麦・大豆を含む)
焼えび味・・・うるち米(米国産・国産)・植物油・砂糖・しょうゆ・果糖ぶどう糖液糖・えび・しろしょうゆ加工品(白だし)・糖加工品(砂糖・しょうゆ)・カツオブシエキス・食塩/加工でん粉・調味料(アミノ酸等)・ソルビトール・カラメル色素・ベニコウジ色素/くん液・(一部に小麦・えび・大豆を含む)
完熟梅味・・・うるち米(米国産、国産)・植物油・砂糖・しょうゆ・梅シーズニング・果糖ぶどう糖液糖・酵母エキス・食塩/加工でん粉・調味料(アミノ酸等)・酸味料・カラメル色素・甘味料(ステビア、カンゾウ)・アントシアニン色素・香料・(一部に小麦・大豆・鶏肉を含む)
賞味期限
2022年2月3日
割ってみると、1番下の焼えび味だけがピンクに色付いているのがわかります。完熟梅味は生地内ではなく、表面に梅パウダーがまぶしつけられている感じです。
ぼんち揚
『ぼんち揚』の方は、『歌舞伎揚』に比べると若干色が薄め。サイズはほぼ同じで、直径 5cmほどとなっています。
原材料
うるち米(国内産、米国産)、植物油脂、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、砂糖、かつおだし粉末、昆布だし/加工デンプン、調味料(アミノ酸等)
賞味期限
2022年2月13日
比較
全部並べてみると、こんな感じ。
明らかに、『ぼんち揚』の色が薄いですよね。これは、使用されている醤油に違いがあるからなんですよ!
特徴
- 歌舞伎揚・・・濃口醤油とザラメを使用
- ぼんち揚・・・薄口醤油と出汁(かつお・昆布)を使用
うどんのスープと同じで、関東は濃口醤油・関西は薄口醤油が使用されているので、見た目の色に違いが出るわけです。
どちらが『歌舞伎揚』で『ぼんち揚』なのか、一目瞭然ですね(笑)。
断面を醤油味同士で比較しても、色の違い以外はほぼない感じです。
どんな味?
『歌舞伎揚』の 3種類は、それぞれのフレーバーが楽しめて
おいしい!
文句なしです! どれも香ばしくて、ザクザクとした食感で油っこくない! 食べ終わると、すぐに手が出てしまうほどおいしいです。
- 焼えび味・・・口に入れた瞬間からえび味。焼えび使用のためか普通のえび風味スナックよりも濃厚な味。3種類の中で 1番香ばしい。
- 醤油味・・・知っている人はわかる『おにぎりせんべい』の味と似た甘い醤油味。クセもなく、3種類の中でダントツの食べやすい。
- 完熟梅味・・・口に入れると表面の梅シーズニングが舌に当たり、酸っぱさと塩気を感じます。感じ方には個人差があると思うけれど、『ハッピーターン』の味に共通するパウダー感があって梅味が強調されています。明らかに酸っぱいので、梅干しが苦手な人にはおすすめしません(苦笑)。
次に、コストコ商品ではないけれど『ぼんち揚』の味について。
食感は、ザクサクっとしていて『歌舞伎揚』とほぼ変わらず、揚げ煎餅らしい硬さがあります。香りは醤油よりも出汁の方が強く、揚げ油と混ざって独特の香りになっています。
でも、それこそが『ぼんち揚』らしい香りで食欲をそそられるんですよ(笑)。
味は『歌舞伎揚』ほど甘くはなく旨味が強め、遠くに昆布の味がしておいしいです。個人的には、甲乙つけがたくどちらもおいしいと思う!!
ちなみに、口の中で溶けるのは『歌舞伎揚』の方が早く、『ぼんち揚』の方はもう少し生地が詰まっていて長く味わえる感じ。敢えて言うなら、色々な味が楽しめる『歌舞伎揚』の方が飽きずに食べられ、個包装という点も魅力かな。
そうそう、驚いたのは家族の感想。夫は「どちらもおいしい」と私と同意見でしたが、息子は「断然『歌舞伎揚』の方がおいしい」と言っていました。
『ぼんち揚』に馴染みがないからかな〜?
まとめ
コストコで人気の『つぶ歌舞伎揚』に『ミニ歌舞伎揚にぎわいアソート』が新登場! 揚げ煎餅らしい食感と 3種類のフレーバーが楽しめるものとなっています。
定番の醤油味に加え、香ばしい焼えび味と完熟梅味がミックスされているので、4袋入りと大容量ですが食べ飽きることはないと思います。現に我が家はもう半分消費しました(笑)。
今回『ぼんち揚』と比較してみて、味に違いはあるけれど、どちらも個性的で魅力的なお菓子だなと改めて実感しました。ロングセラーには、やはり理由があるんですね〜。
コストコオンラインでも新商品として登場しているので、しばらく販売は続くと思います。それでも完売する可能性があるので、気になる人は早めにチェックしてくださいね。
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