コストコの人気商品の中に『ロティサリーチキン』があります。言わずと知れた有名チキンですよね。たまーーに試食に遭遇するのですが、それはもうすごい人だかりができています(笑)。
頻繁に買うわけではありませんが、先日久しぶりに購入しました。
カークランドシグネチャー ロティサリーチキン 1羽分 699円(税込・2018年8月)
そもそもロティサリーってなにか知っていますか?
フランス語で Rôtisserie と書くロティサリーは、回転式の串焼き器(専用オーブン)のことなんですよね。
出典:https://www.bostonglobe.com/
こういうやつです。このロティサリーの器具を使って焼かれた鶏肉(1羽丸ごと)だから、ロティサリーチキンと言うわけ。要するに焼き方は違うけれどローストチキンなのです。
クリスマスに作るローストチキンのように、中に詰め物をすることはありませんが、ハーブや香辛料などで味付けをしてから焼くのは同じ。
大きく違うのは、やはり焼き上がりでしょうか。ロティサリーの中でくるくる回転させながら高温でじっくりと焼くので、肉はやわらかくジューシーに、また回転中に余分な脂分が落ちることで皮はパリッと仕上がるのです。おまけにカロリーダウンまでしてくれる(笑)!
まあ当然ですが、コストコから家に持ち帰ったときには、皮がパリッとはしていないんですけどね(苦笑)。でも味はとてもおいしいです。本当にやわらかいし!
どうやって食べるの?
食べるときは、もちろんかぶり付くわけではないですよ(笑)。
ざっくり部位ごとに切り分けてからいただきます。一見むずかしそうに思えるカットですが、意外と簡単に切り分けることができます。
身がやわらかなので余計な力も必要なく、もも・むね(ささみ)・手羽にわけられますよ。
このロティサリーチキンの魅力は、余すことなく食べられるところ。残った鶏がらに引っ付いている肉を外せば、それだけで結構な量にもなります。
そして最後に残った鶏がらは、鍋に入れてひたひたになる程度の水を加えて煮込めば、おいしい白濁した鶏がらスープが作れます。
というわけで、ロティサリーチキンは1羽丸ごと無駄なく食べきることができる優秀チキンと言えますね。
さて、肝心の食べ方ですが、切り分けた肉をそのままメインとして食べたり、また身をほぐしてそのままスープやサラダ、サンドイッチの具などに使うのもおすすめです。基本的にどんな食べ方をしてもおいしいです(笑)。
それにしても、たった699円でいろいろな料理が楽しめるなんて・・・人気があるのも納得です。
さて、今日は鶏がらから外したチキンと『キヌア&ブラウンライス』を使って簡単リゾットを作りました。チキンそのものにしっかりと味がついているので、味付けは塩のみです。
レシピ
材料(1人分)
- キヌア&ブラウンライス・・・1/2袋
- ロティサリーチキン・・・ほぐしたもの適量(ひとつかみ程度)
- しめじ・・・適量
- バター・・・10g
- 薄力粉・・・5g
- 水・・・120〜140ml
- 塩・・・適量(お好みでほんの少しのウェイパーを入れても)
作り方
- 鍋にバターを入れて火にかけ、溶けてきたらしめじを加えて炒めます。
- 全体にバターがなじんだら、キヌア&ブラウンライスを加えてさらに炒めます。
- 次に薄力粉を加えて炒め、水も加えます。
- よく混ぜながら沸騰させたら火を弱め、ロティサリーチキンを加えて数分煮込みます。味をみて塩で調整すれば完成です。
丸ごと焼かれたロティサリーチキンは、パーティー向けよねと思いがちですが、私は今日は作りたくない!という日に食卓に出したりもます(笑)。サラダなど副菜を添えれば、その日の夕食は完成ですからね。便利です。
みなさんも、おいしいロティサリーチキンを上手に活用してみてください。
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