京華(ASフーズ)
フランスパンラスク
バター&シュガー味
品番:42985
1,278円(税込・2022年3月)
コストコ新商品のお菓子『フランスパンラスク』、早速食べてみました!
この『ラスク』は、ラスク専用に焼かれたフランスパンを使っているようで、手で割ると、しっかりと空気を含んでいるのがわかるほど軽い音が鳴ります。
濃厚なバターのコクが楽しめる、という感じではないけれど、おいしいラクスなのでお茶請けにもピッタリ。お子さんのおやつにもおすすめです。
商品について
まずはラスクについて。
『ラスク=フランスパン』というイメージが強いけれど、実はラスクは 16世紀から食べられていたパンの一種で、語源はスペイン語やポルトガル語の『 rosca 』だと言われています。
当時は船員用に焼かれたパンを指し、長い航海に耐えられるように小さく焼き直したパンだったよう。それが薄くスライスしたものに変化し、現代のラスクに近づいたのが 18世紀のこと。
この頃には様々なフレーバーが存在し、世界のあちこちで作られ食べられていたようです。例えば、イタリアのビスコッティやフランスのビスコットなどもラスクになります。
そんな歴史あるラスクに共通するのは、水分がほとんどないということ。近年では軍隊用の保存食としても活用されていたほど賞味期限は長いのです。
今回購入した『フランスパンラスク』は、販売者が京都に本社を置く『京華』となっていますが、ラスクそのものを製造しているのは『ASフーズ』です。
ASフーズは山梨県の会社で、2019年10月より 2種類のラスク、『おいしいラスク バター&シュガー味』と『おいしいラスク バター&ガーリック味』の販売を行なっています。
コストコに入荷したのは、『おいしいラスク バター&シュガー味』の方です。
こだわりのフランスパンと北海道産のバターを使用したラスクで、サクサクとした食感が特徴。専門店のような味が、手軽に楽しめるものとなっているんだとか。
商品名からして、おいしそうですよねー(笑)。
中のラスクは、2枚ずつの個包装となっています。
サイズはおよそ 7cm×5cm×0.8cmで、画像のようにフランスパンの片側にだけ、バターとシュガーが塗られています。
原材料
小麦粉(国内製造)・砂糖・バター・マーガリン(食用精製加工油脂・食用植物油脂・バター・その他)・ショートニング・食塩・イースト・モルトエキス/乳化剤・酸化防止剤(V.E・V.C)・着色料(カロテン)・(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)
賞味期限
2022年7月7日
栄養成分表示
1枚当たり 25kcal・たんぱく質 0.4g・脂質 1.2g・炭水化物 3.1g・食塩相当量 0.06g
ラスクの水分はすっかり飛んで、中まで乾燥しています。香りは香ばしいバターの香り。
関東には有名な『東京ラスク』や『ガトーフェスタハラダ』のラスクがありますが、それらに比べると気泡が多くキメが粗い印象です。いい意味でフランスパンらしいかな(笑)。
どんな味?
ふんわりバター風味で適度に甘く
おいしいです。
カリッと詰まった食感ではなく、本当にサクッと軽い食感。良く言えば『サックサク』で、悪く言えば『スカスカ』な感じ(笑)。
1袋に 2枚入っているけれど、軽いので次から次へと手が出てしまう〜。この食感と甘さはハッキリ言って罪です(笑)。食べ過ぎてしまいます!
コストコの『ソフトバゲット』でラスクを作ると、まるで市販の人気ラスクだと思っていたけれど、それよりももっと軽い!!
味は文句なくおいしいので、好みが分かれるとすれば、この軽い食感が好きかどうかということと、バター風味がそれほど濃厚ではないことくらいだと思います。
我が家では全員が「おいしい」と言っていましたが、軽いのであまり食べた気がしないという意見もありました(苦笑)。
まとめ
コストコ新商品のお菓子『フランスパンラスク バター&シュガー味』は、サクサクとした食感が楽しめるラスクです。
バター風味と甘いグラニュー糖は、どこか懐かしさを感じる誰もが好きな味。2枚ずつの個包装となっているので、ちょっと食べたい時にもピッタリだしお茶請けにも便利に使えそうです。
ただ、有名店のラスクに比べるとバター感は弱め。濃厚なバター風味が好きな人にとっては、ちょっと物足りないラスクになると思います。
また 1枚単価が 35.5円(税込)と、特別安いわけではないところもちょっと気になるところ。
でも、たっぷり入っているのでパクパク食べてもすぐにはなくならないという安心感は、やはりコストコ商品の魅力でやめられないんですけどね〜(笑)。
おすすめ度: