コストコ新商品!“PAPAS ARGENTE(パパスアルヘンテ)デリカテッセン ポテトチップス”

今日は、12月4回目の『コストコ購入品』で登場した『デリカテッセン ポテトチップス』を食べてみたのでご紹介します。

チップス

PAPAS ARGENTE(パパス アルヘンテ) デリカテッセン ポテトチップス 500g 468円(税込・2020年12月)

先に言うと、このポテトチップスはおいしいです! 海外産らしさもありますが、実はそうでもなくとてもナチュラルな味。

今までコストコで買ってきたポテトチップスは、概ね塩が強めなんですけどこれは控えめです。

若干オイリーさはありますが、ほのかに感じる程度の塩味とカリカリとした食感で、じゃがいもそのものの味が楽しめますよ。

パパスアルヘンテって?

チップス1

まずは、PAPAS ARGENTE(パパスアルヘンテ)について。

パパスアルヘンテは、1924年スペインのバレンシア(アルベリケ)で設立された会社です。創業当初は地元の人達中心に親しまれていましたが、その後職人技(手作業)で揚げられたチップスは世界14ヵ国に輸出されるまでになりました。

製品の大きな特徴は、厳選した素材を使用し丁寧に作られていること。実際のチップスを見ると、とてもきれいなことに気付くはずです。

今後も品質重視は変わらず、販路が拡大しても大きく製造方法を変える気はないようです。

黄金色の理由

今回購入した『デリカテッセン ポテトチップス』は、ほとんど焦げた部分がなく黄金色をしています。

初めて中身を確認した時、それはてっきり油のせいかと思ったのですが調べてみたら違いました。

チップス2

この鮮やかな黄金色の理由は、原料となるじゃがいもの品種や品質管理、またスライスしてからの水分調整などをきちんと行った職人の成せる技だったのです。

と言うのも、通常じゃがいもを低温で保存するとポテトチップスの焦げの原因であるグルコース(ぶどう糖)が増え、高温で保存するとグルコースが増えない代わりに芽が出てしまいます。

そんな理由から、今では品種改良されたポテトチップス専用のじゃがいもが使用されることが多いよう。コストコで販売されているカルビーのポテトもそんな品種なのかも!?

とにかく、黄金色に仕上げるには条件を揃える必要があるわけです。

この条件というのは、ポテトチップスに合うじゃがいもを選択することと、揚げる時にスライスしたじゃがいもをなるべく乾燥した状態にしておくこと。この2つの条件が揃って初めて黄金色に仕上がるようです。

だから『デリカテッセン ポテトチップス』は、職人技で作られたチップスなんですよ(笑)!

商品について

チップス3

チップスの厚みは比較的薄めですが、食感はカリカリです。ちょっと『堅揚げ』に似た感じでハード系。でも硬すぎて顎が疲れるということはなく、軽快に食べ続けられる感じです。

香りはあまりしないんですよ(笑)。香料などが入っていないせいもあってか、ごく微かにオイル臭があるくらいです。

それによく見るとチップスそのものが透けている部分があり、じゃがいもの中に油が浸透しているのがわかります。だからこそカリカリとした食感が実現できているのかなと思います。

 

原材料

じゃがいも(遺伝子組み換えでない)・植物油脂・食塩

 

日本語原材料表記にはじゃがいもとしか記載されていませんが、パッケージには厳選されたじゃがいもとありました。また植物油脂にはひまわり油が使用されているようです。

一般的に健康維持のために飽和脂肪酸を減らすことが推奨されていますが、ポテトチップスに使用される油も然り。近年ヨーロッパを中心に、飽和脂肪酸の削減を目的として、チップスの揚げ油を高オレイン酸のひまわり油使用へと徐々にシフトしているようです。

気になるマークの意味は?

パッケージ右上に記載されているこのマーク(画像は来年度用)は、ベルギーのブリュッセルに拠点を置くInternational Taste Institute(国際味覚審査機構)の認定マークでした。

味覚賞ロゴ

出典:https://www.taste-institute.com/

なんでも世界中の食品・飲料品の味の評価・認定を行っている組織らしく、毎年世界中のシェフやソムリエが味の審査を行い優秀味覚賞認定 (Superior Taste Award))を決定しているようです。

この審査は厳格で、商品パッケージはもちろんのこと原産国など全ての情報なしに審査され、客観的な官能分析により本当においしい製品にのみ授与される認定なんだとか。

日本からも参加する企業は多く、今年は江崎グリコの『ZEPPINカレー』やアサヒのアルコールなどをはじめ、いくつもの商品が受賞しています。

ちなみに、マークのリボン下にある星の数は 1つから3つまであり、順に『美味しい製品(総合評定70%〜80%未満)・特記に値する製品(80%〜90%未満)・極めて優秀な製品(90%以上)』を現します。

つまり『デリカテッセン ポテトチップス』は、その栄えある『美味しい商品』に今年選ばれているんですね。

どんな味?

普通に

 

おいしいですよー。

 

カリカリとした食感や本当に塩を振ってる? と思うような塩加減は、ハマる人はハマると思います。

味的にはおやつではなく、どちらかと言うと食事のお供的で、現に公式FBでは食事と一緒に提供されていたり、ディップして食べられるようソースが添えられていたりします。食事の間のお口直しにピッタリとも書かれていますよ(笑)。

PA1
PA2

出典:https://www.facebook.com/bakeryflavor/

個人的には薄い塩加減ならでは、その日の気分で塩や胡椒が追加できる点も魅力だなと思うし、サラダに加えてもいいなと思います。

ただ唯一、たくさん食べ続けるとオイリーさが際立って来るので(苦笑)、食べ過ぎには注意かも知れません。

まとめ

コストコに新登場したスナック菓子『デリカテッセン ポテトチップス』は、商品名のごとく手軽に食卓に出せるタイプのチップスで、カリカリとした食感と薄味が特徴です。

食感はともかく、付いているのかよくわからない塩気は好き嫌いがわかれ可能性はありますが、じゃがいも本来の味を味わうという点ではおすすめのチップスだと思います。

とにかく、食べてすぐにおいしい! と思ったチップスが世界でもおいしいと認められているのを知って、自分の舌も満更ではないなと思いちょっと嬉しくなりました(笑)。

マッシュポテトやフライドポテトのようにサイドディッシュとしてお皿に盛り付けたり、トルティーヤチップスのようにディップしたりと色々使えるチップスだと思うので、気になる人はぜひ1度食べてみてください。

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