ずーっと前から気になっていた『パイ』と『ターンオーバー』の違い。ネットで検索してもはっきりしないのですよ。
ある辞書では、小さなパイ生地の片側に果物やジャムをのせてふたつに折りたたんで焼いたものとありました。でもパイではなくパン生地でもフィリングを挟んで焼いたものをターンオーバーと呼ぶこともあるのだとか・・・。
う〜〜ん。結局材料がどうかと言うより仕上げる段階で、いわゆる型にパイ生地を敷いてフィリングをのせ焼いたものをパイ、型を使わず生地にフィリングをはさんで焼いたものをターンオーバーと呼んで区別しているのかな?と思ったりしています。
さて、なぜこんな話をしたかと言うと、コストコのベーカーリー売り場で見かける見た目はパイだけど・・・と思う商品が『ターンオーバー』という名前で販売されているからです。
つい最近、新商品で登場したミニシェルターンオーバーもそう。
ミニシェルターンオーバー 25個入り 1280円(税込2017年3月)
ね? これも見た目パイですよねー。でも商品名はターンオーバー!!
なので、これはパイ生地にフィリングをはさんで焼いているはずです(笑)。
コロンと丸いターンオーバーは、よく見るとシェル型になっていますね。かわいいーという声が聞こえてきそうですが・・・。
表面の色の違いは、中のフィリングがわかるようになっていて、左から順に焦げ茶色がチョコレートフィリング、赤がザクロフィリング、紫がグレープフィリングとなっています。
ただ、この表面の色がよくわからなくて・・・原材料にはシュガートッピングとあるので色のついたお砂糖がまぶされているのかも知れませんが、焦げ茶色だけはクッキー生地のような気がするんですよね。さて、実際は何なんでしょう?(もしかしたらクランブルのようなものかな?)
ちなみに、色つきシュガー以外に3種類とも表面にたっぷり固形のシュガーがふられています。なので、パイ生地のサクサク感とダブルシュガー(?)のカリジャリ感が同時に楽しめます(笑)。強いて言えば不◯家のホームパイの端っこのような感じかな。
断面はこんな感じです。フィリングが底にしっかりと入っていて、少なそうに見えますがこの量でも十分甘いです。
では、肝心のお味の方ですが・・・
チョコレートフィリングはいわゆるミニチョコパイのような感じでした。ザクロフィリングとグレープフィリングは、正直味の違いがイマイチよくわからず(苦笑)どちらも甘酸っぱいジャムのような感じでした。
でも生地の方は、間違いなくおいしいです!バターの風味もほど良く感じられ、外側のサクサク感も十分だし中のしっとり感もいい感じ。甘過ぎないお菓子パイという感じです。
まあ、グレープとザクロの味の区別はできなかった(私は!)けれど、どれもおいしかったのは事実(笑)。
大勢集まる日にカゴなんかに盛りつけたらかわいいですねー。そんなに食べる予定がなくても、パンと同じように冷凍すればOKなので量が多いからと躊躇しなくても買えますね。
冷凍した場合は、自然解凍→トースターで温めで完璧です!女性がひと口で食べるには若干大きいかと思いますが、男性なら全く問題ないと思いますよ。
というわけで、おやつのストックにどうぞー。
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