インドネシア発祥の刺激的ビーフシチュー!コストコ新商品“ビーフルンダン”

beef child

伊藤ハム
ビーフルンダン
ITEM#50624
500g(250g×2袋)
1,188円(税込・2023年1月)

コストコの新しいチルド商品、『ビーフルンダン』を購入しました!

鮮やかなパッケージが一際目を引くこの商品、主にマレーシアで食べられている『ビーフシチュー(ビーフルンダン)』が、手軽に自宅で食べられる商品となっています。

東南アジアのビーフシチュー! 人生初、食べたことないよ〜(笑)。

一体どんな味なんだろうかと興味津々食べてみたら、かなりスパイシーだけどおいしかった!

タイ系のスパイシーな料理が大丈夫な人には、特におすすめ。

食べる時は、白ごはんかココナッツミルクで炊いたライス(ナレシマ)を添えれば完璧! きっと旅行気分が味わえるはず〜(笑)。

ビーフルンダンって?
元はインドネシア・スマトラ島のミナンカバウ族が作った料理
マラッカ王国の時代(15〜16世紀頃)、マレー半島南部に移住したミナンカバウ族によって伝えられた
現在は、本場パダンよりもマレーシア・シンガポールで多く食べられている
おもてなし料理や式典時にもよく登場するご馳走シチュー
煮詰めたドライタイプは、保存食としても利用される

商品について

beef

箱の中には、250g入りのレトルトパウチが 2つ入っています。

一般的なレトルトカレーは 150〜180g程度なので、1パックを 2人で分けても良さそうなほどボリュームがあります(我が家は大人 3人で 2パック使用)。

ビーフルンダン

rendang daging(ルンダン ダギング=牛肉)。バリエーションとして、ラム肉や鶏肉で作ることもある。

商品概要

名称:そうざい(牛肉煮込み)
原材料名:牛肉(輸入又は国産(5%未満))・野菜ペースト・たまねぎ・ココナッツミルク粉末・ビーフエキス調味料・レモングラス末・ガーリック末・植物性たん白・デーツピューレー・食塩・砂糖・オニオンエキス・パプリカ末・ジンジャー末・スターアニス末・シナモン末・唐辛子末・カルダモン末・カレー粉・植物油脂・カファライム末・粉末卵白・胡椒/調味料(アミノ酸等)・加工でん粉・増粘剤(加工でん粉)・リン酸塩(Na)・着色料(カラメル・パプリカ色素)・香辛料抽出物・香料・(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・豚肉を含む)
内容量:500g(250g×2袋)
賞味期限:2023年2月21日
保存方法:10℃以下で保存してください
栄養成分表示(1袋 250g当たり):熱量 654kcal・たんぱく質 20.8g・脂質 54.3g・炭水化物 20.4g・食塩相当量 3.0g

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食べる時は温めるだけ!

レトルト商品ってマジで便利! 但し、この『ビーフルンダン』は湯煎一択! 電子レンジは不可なので注意してくださいね!

・鍋にたっぷりの水を張り、パックを入れる
・沸騰しない程度のお湯で、パックのまま約 8分温める

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パックから出すと、一気に異国感溢れる香りが広がりました。

これはインドカレーとはまた違った、まさに東南アジア系の香り(笑)。レモングラスがすごく香っています。スパイシーで爽やか!

beef up

元々ビーフが主役のシチューということもあり、大きめの牛肉がゴロゴロと入っています。

コストコ定番の新宿中村屋『ビーフカリー』と比べると、言い方悪いけれど(苦笑)、牛肉量は雲泥の差。1パック 600円近くするのも納得です。

ルーはドロドロとしていて、とろみをつけたと言うより野菜類がペースト状になっている感じです。

味について

スパイシーで奥深い味で、

 

おいしいです。

 

ココナッツミルクのまろやかさとスパイスが複雑に混ざっている感じで、カレーに似た見た目だけれど、これは間違いなくハーブの効いたシチューです。

beef up2

煮込まれた牛肉は、ホロホロと舌で崩せるほど柔らか。

辛さについては、唐辛子や花椒とは違ってヒーヒーとした痛さはなく、ヒリっとして飲み込んだ後にじんわりと汗をかく程度です。

現地ではもっぱらナレシマ(ココナッツミルクで炊いたライス)を合わせることが多いらしいけれど、お米との相性は抜群なので、普通に白ごはんでも違和感なくおいしく食べられました。

辛さレベルを敢えて言うなら、5段階の 3.5くらいかな(笑)。食べている時は感じないけれど、後で辛さがやって来ます。

個人的には、食べいる途中でフワッと感じるレモングラスがクセになるな〜と気に入りました(笑)。

但し、食べ慣れないスパイシーな味で、若干後味に苦味も感じるので、好みが分かれる味だと思います。

家族は、「普通においしいけど、独特の味だね」と言っていました。

まとめ

『ビーフルンダン』は、東南アジアの主にマレーシアやシンガポールで食べられているビーフシチューです。

香りや味的にはカレーっぽいけれど、カレーの必須アイテム『コリアンダー』や『クミン』は使わず、代わりにハーブ『レモングラス』『カファライム=こぶみかんの葉)』を使うのが大きな特徴(今回のルンダンにはカレー粉が使われていますけど〜・笑)。

また『カランガル』という『トムヤムクン』に欠かせない生姜を使うのも、カレーとは違うところです。

要は、牛肉たっぷりの煮込み料理ということですね。

決して万人受けする味ではないけれど、普通においしいシチューなので、気になる人は是非食べてみてください。

そうそう、味が濃厚なので、食べ終わってしばらくしたら喉が渇きました(笑)。

おすすめ度: