やっぱり大豆ミートはお肉じゃない!?コストコのデリカ“伊藤ハム ハンバーガーステーキ デミグラスソース”

続々と新しい商品が登場するコストコの『レトルト商品』。今日はベジタリアンやヴィーガンの人でも食べられる、大豆ミートを使った『ハンバーガーステーキ』をご紹介したいと思います。

コストコも少し前から、この方面に力を入れているので、『ヴィーガンボロネーゼ』『ヴィーガンキヌアサラダ』『ファラフェルサラダ』『カリフラワーパウダーのクレープ』など、ヴィーガン仕様の商品が盛り沢山!!

個人的には、健康的でおいしければウェルカム(笑)!! 自分で探さずとも、手軽に食べられるのは嬉しい限りです。

soy meat

伊藤ハム ハンバーガーステーキ(大豆ミートのハンバーグ)デミグラスソース 600g(150g×4個入り) 978円(税込・2020年9月)

何だか、爽やかで健康的な印象のパッケージですよ。そして、おいしそうなハンバーグ画像!! 一体どんなものなのか、気になっちゃいますよねー(笑)。

ということで、早速食べてみました!

すると・・・

想像以上にソースの味が濃くて玉ねぎ感も強く、食べ終わってからも口の中は、まさかの玉ねぎ味(苦笑)。大豆ミートはおいしかったんですけどね。ちょっと残念。

それに、おいしくてもやっぱりお肉で作るハンバーグと食感は違い、よく練って焼かれたレトルトハンバーグのような硬さなんですよね。個人的には少し苦手な食感でした(苦笑)。

商品について

まずは、大豆ミート(ソイミート)について。

 

大豆ミート

大豆の油分を搾油し、加熱・加圧後に乾燥させたもの。お湯で戻すだけで、お肉のように食べられる。高タンパクで低カロリー。ベジタリアンやヴィーガンだけでなく、健康志向の高い人にも人気。

 

随分前のことですが、一時期マクロビオティックにハマっていたことがあって、それはそれは色々なものを食べていました(笑)。その中に『テンペ』という大豆食品があったのですが、どう調理しても好きになれず食べることを断念した苦い記憶があります。

なので、それが若干トラウマに(苦笑)。

大豆は好きだし、きっと『大豆ミート』もおいしだろうと思うのに、コストコで販売されている『大豆のお肉』に手が出ない・・・。

大豆のお肉出典:https://www.amazon.co.jp/

でも、考えてみればどちらも大豆が元だけれど、『テンペ』の方は発酵させているという違いがあるわけで、大豆ミートはもっと食べやすいはずですよね!!

箱の中

さて、中のハンバーガーステーキは、1個ずつの個包装となっています。食べる時に食べたい分だけ温めれば良いだけ。調理方法は、ボイル加熱(湯煎)とレンジ加熱の2種類です。

 

調理方法

  • ボイル加熱・・・袋のまま沸騰しない程度のお湯に入れ、約7分間加熱する。
  • レンジ加熱・・・中身を深めの耐熱容器に移し、ラップをかけて500Wで1分50秒加熱する。

 

普段なら手間なくできる『レンジ加熱』を選びますが、こういうレトルト系は『湯煎』の方がおいしくできることが多いので、今回は『ボイル加熱』を選択。しっかり7分間温めました。

温めたハンバーグ

 

じゃじゃん。

 

できましたよー。パックが熱い(笑)。

お皿に入れたハンバーグ

色濃いソースは、デミグラスソースならでは。ソースの中に玉ねぎが沢山使用されているのが見えます。

 

原材料

たまねぎ(国産)・固形トマト・植物油脂・繊維状植物性たん白・粉状植物性たん白・卵白・トマトペースト・パン粉・ねぎ・ワイン・砂糖・雑穀粉・にんじんペースト・オニオンエキス・粉末状植物性たん白・食塩・プルーンピューレー・しょうがペースト・プロセスチーズ・しょうゆ・香辛料・小麦粉・マッシュルームエキス・にんにくペースト・酵母エキス/加工でん粉・増粘剤(加工でん粉)・カラメル色素・調味料(核酸等)・乳化剤・酸味料・pH調整剤・グリシン・(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)

 

断面

断面は、こんな感じ〜。見た目は、本当にお肉みたいですよね。大豆ミートってすごい(笑)。でも、ジューシーさはあまりなく詰まった感じなのがわかりますか?

どんな味?

カットのアップ

 

おいしいです。

 

すごーーくおいしーーい! とは言えませんが、普通においしいです(笑)。

ソースの味が濃いので、口に入れた瞬間はデミグラスソース味なのですが、噛んでいるうちに大豆の味がしてきます。でも特にクセがあるわけではなく、かなり食べやすい味になっていると思います。

大豆の味が苦手! という人でなければ、黙っていれば気が付かないレベルかも。残念ながら、我が家の味にうるさい息子は、すぐに「大豆だ!」と気付きましたけどね(苦笑)。どんな味覚なんだ?

ただ、しばらく「おいしい」と思いながら食べていたのですが、だんだんソースの濃さが気になってきて、というか玉ねぎの味が気になってきて・・・。何だろう、オニオンスープに使う炒めオニオンの味とでも言うか、香ばしいようなそうでないような玉ねぎの味なんですよね。ちょっと苦味もある。

柔らかくて固形なんだけど、デミグラスソースと合わさることでそういう味になっているんだろうか・・・。

とにかく途中からすごく気になり出し、最後まで食べ切ることができませんでした。そもそも、ハンバーガーステーキ自体が結構なボリュームだし(笑)。

結局、食べた後の口の中は、

 

玉ねぎたっぷり食べたよ。

 

みたいな状態に。コーヒーを飲んでも、しばらくしたら口の中は玉ねぎ味復活(苦笑)。これが1時間くらいは続いた気がします。

まとめ

お肉が食べられない、また食べない人には便利な大豆ミートを使ったレトルト『ハンバーガーステーキ』は、ボイルやレンジ加熱するだけで、手軽に食べられるのでとても便利な商品です。

たまには大豆たん白を摂りたいと思ったり、自分で大豆ミートをお湯で戻して作るのが面倒な人には特におすすめ。

ただ、大豆の味を前面に出さない工夫なのか、デミグラスソースの味は濃いめ。そしてアクセントのはずの玉ねぎの味はかなりのもの。その辺りが気にならなければ、ボリュームもあるしメインとして食べることができるので、忙しい日用にストックしておいても良いかも知れません。

個人的には、大豆ミートのハンバーグそのものは食感が苦手でもまた食べても良いかと思いましたが、ソースが無理だったのでリピ買いはしないつもり(苦笑)。低カロリーで高タンパクなメイン料理は魅力的なんですけどね〜。

まぁこんな感想ですが、気になる人はぜひ1度食べてみてください。もしかしたら、私と違って「めっちゃおいしい!」と思うかも(笑)。

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