歴史を感じる国民食！？コストコ新商品！“チキンエンチラーダ”

6月の新作デリカ『チキンエンチラーダ』を購入しました。

随分前にも販売された商品のようだけれど、私は今回初めて出会いました（笑）。

錦糸卵が全面に広げられた、一見ちらし寿司のように見える外見だけれど違いますよ〜。シュレッドチーズがたっぷりと載せられた料理で、中には分厚めのトルティーヤが入っています。

早速食べてみると、スパイスが効いた辛さと独特の風味でおいしかった！

暑い季節にピッタリな料理だと思います。

商品について

今回初めて知った料理『エンチラーダ（enchiladas）』を調べてみたら、歴史が古くてビックリしました。

• 原型となる、とうもろこし製トルティーヤ＆具材＆トマトソースは、紀元前 2000年〜250年頃の前古典期に既に食べられていた
• その後、アステカ帝国（1350年〜1600年頃）が栄えた時代に、アステカ人が今の『エンチラーダ』を作り出した
• 通常『エンチラーダ』は、とうもろこし製トルティーヤで巻いた具材をお皿に並べ、上からトマトやチリソース（＝エンチラーダソース）をかけてオーブンで焼き上げたものを指す

コストコの『チキンエンチラーダ』は、残念ながら本場ものとは違い小麦トルティーヤが使用されているけれど、ソースはしっかり『エンチラーダソース』、それほど大きく味に違いはないかな〜なんて思っています。

焼くと画像のようにソースがしっかりと広がり、何ともスパイシーな良い香りが広がります。

この香りは、タコミートとほぼ同じ。「ああ、メキシカンだな」と思える香りです（笑）。

味について

ソースがしっかり絡みついてトロトロと柔らかくなったトルティーヤは、何とも言えない

おいしさです！

口に入れると、すぐにヒリヒリとした辛さとトマト風味が広がります。メキシコ料理が好きなら、間違いなく気に入る味だと思いますよ〜。

この味や辛さ具合は『TACO スパイスミックス』に似ていて、豆が沢山入っているから『チリコンカン』っぽくもあるかな。

本来巻いたトルティーヤにソースをかけて焼く『エンチラーダ』だけれど、コストコバージョンはラザニアのように重ねられているので、食べる時は先にカットしておく方がベター。

もちろん、柔らかくなっているのでフォークだけでカットすることも可能です。
＊ちなみに昔販売されていたものは巻かれていたようです。

焼く前と違って、本当にソースがたっぷりです！

原材料に『スラリーソース』とあったので、豆やピーマン入りトマトソースをしっかり固めてベタベタにならないように工夫し、焼いて加熱することでそれが溶け出し、いい具合に仕上がるように考えられているんでしょうね。

コストコすごい！！

まとめ

十数年ぶりに再販された『チキンエンチラーダ』は、細かくほぐされた蒸し鶏と豆やピーマンが『エンチラーダソース』で和えられ、トルティーヤでサンドされたオーブン料理です。

ゆっくり時間をかけて温めることで、ソースがしっかりとトルティーヤに浸透し、独特のトロトロ食感に仕上がります。

メキシカンな味に加え、『チキンケサディーヤ』のようなサクサク食感とは全く違う仕上がりになるので、もしかしたら好みが分かれるかも知れません。

我が家では息子は元々メキシカンが得意ではないので「普通」評価だったけれど、夫と私はすごく気に入りました！

ビールとも好相性！ 辛いものが大丈夫な人は是非食べてみてください。ものすごく辛いわけではないけれど、お子さんが食べる場合は先にチェックしてくださいね。

おすすめ度：

商品概要

名称：惣菜
原材料名：スラリーソース（カナダ製造）（トマトソース・豆加工品・ピーマン・その他）・蒸し鶏・エンチラーダソース（トマトソース・植物油・玉ねぎ・その他）・小麦トルティア・ナチュラルチーズ・パセリ／増粘剤（加工デンプン・増粘多糖類・OMC）・pH調整剤・保存料（発酵小麦粉）・セルロース・膨張剤・乳化剤・酸味料・アナトー色素・香料・調味料（核酸）・（一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉を含む）
消費期限：加工日含め3日
保存方法：要冷蔵4℃以下
栄養成分表示（100g当たり）：熱量 125kcal・蛋白質 10g・脂質 4.4g・炭水化物 11.3g・食塩相当量 1.29g

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