2019年、初めてコストコに登場したカップデザートの『ティラミス』は、ガラスの小さな容器に入った本格派。
コストコ定番の『ティラミス・ドルチェ』とはサイズだけでなく味も違い、入荷当時話題になりました。
しかも、単発入荷だと思っていたら今ではすっかり定番デザートに。コストコ店内では、マスカルポーネチーズを使ったデザートということで、チーズコーナーに並んでいます。
どんなもの?
実はこの商品、パッケージには原産国以外どこにも製造元が書いておらず、初購入の時に色々と調べたんですよね。
すると、1992年創業のイタリアのデザート製造会社『 Italian Fresh Foods 社(以下IFF)』のものだということがわかりました。
当時、 IFFの HP には様々な商品が紹介されていて、4種類のデザートシリーズの一つがコストコに入荷した『ティラミスカップ』でした。
- Dolce Italia
- Dessert ITALIANO
- PREMIUM
- PREMIUM SALUTE
ところが、今回久しぶりに購入したこともあり改めて調べてみたら、なんと! IFF 社は、日本のコストコに入荷した時には既にスイスの EMMI という乳製品メーカーに買収されていて、 2018年からは『Emmi Dessert Italia』ブランドの商品として販売されていました!
当然ながら、現在 HP も消え去っています〜(苦笑)。
原材料については、初購入時と全く変化なし! 変わらず同じものが使用されています。
原材料
脱脂乳・ぶどう糖シロップ・植物油・マスカルポーネチーズ・スポンジ(小麦粉・砂糖・卵・その他)・砂糖・乳たんぱく粉・卵黄・ワイン・ココアパウダー・コーヒーパウダー・シトラスファイバー・寒天/ゼラチン・酒精・乳化剤・増粘多糖類・膨張剤・pH調整剤・(一部に乳成分・小麦・卵・ゼラチンを含む)
賞味期限
2021年11月11日(2021年10月13日購入)
栄養成分表示
1食(85g)あたり 255kcal・たんぱく質 3.7g・脂質 12g・炭水化物 30.6g・食塩相当量 0.1g
当時の HP によると、コーヒーリキュールを浸したスポンジの上にマスカルポーネクリームを乗せたティラミスだとありました。かなりこだわりを持って製造しているようです。
原材料のこだわり
- ベルギー産チョコレートの使用
- イタリア産マスカルポーネ&ピスタチオの使用
- シチリア産レモンの使用
- UTZ認証ココアの使用
ちなみにこの『ティラミスカップ』は、アメリカ・カナダ・ヨーロッパのコストコでも販売されているんですよ。
横から見るとこんな感じ。きれいな層になっています。
カップのサイズは直径 7cm(下部は 5cm)のガラス製、上部にはプラスチック製の蓋がついています。
食べる時は、こんな風にめくってプラスチックの押さえを外して蓋を開ける仕様です。
トッピングのココア量は商品によってマチマチなので、購入時はよく吟味すると良いと思います。
層は上から順に、以下のようになっています。
- ココアパウダー
- マスカルポーネクリーム
- コーヒーリキュールを浸したスポンジケーキ
- コーヒーシロップ(ソース)
マスカルポーネクリームは柔らかく、少しねっとりとしています。普通のホイップクリームとは全く違う質感です。
どんな味?
初めて食べた時はそれほど甘くないと思っていたけれど、意外と甘かった(笑)。
でも、文句なく
おいしいです!
マスカルポーネクリームが濃厚で、ふわっとした食感なのに、口の中でまとわりつく感じでクリーミー。コーヒー風味とココアの苦味が合わさり、なんとも本格的! イタリアンレストランのドルチェとして出てくるような感じです。
但し、独特のクリームの質感がイマイチと思ったのか、夫はコストコ定番の『ティラミス・ドルチェ』の方がおいしいと言っていました(苦笑)。もしかしたら、好みがわかれる味なのかも知れませんね。
まとめ
コストコで購入できるカップデザートは、本場イタリア産の『ティラミス』。こだわりのある素材で作られた本格的な味が楽しめるものです。
適度な甘さと濃厚な味は、食べるとそれなりに満足ができるし、カップのサイズも大き過ぎず小さ過ぎず、それなりにボリューム感もあります。
カップ入りデザートとしては賞味期限も長く、購入時でおよそ 1ヶ月ほど日持ちがするのでストックもしやすい。
個人的には、食べ終わったガラス容器がリユースできる点がすごく魅力だと思っています〜(笑)。
まだ食べたことがない人や甘いものが好きな人は、是非食べてみてください。
今日のレシピは、以前『マスカルポーネチーズ』記事でご紹介しているものです。既にご覧になった方も多いと思いますが、『カテゴリーをわかりやすく分ける』『レシピをより活用できるように』と考え、現在過去記事を整理しています。そのため[…]
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