コストコのどら焼きってどんなもの?“丸京製菓 どら焼きバラエティーパック”

今日は、ドラえもんの大好きなものをご紹介(笑)。

そうです、『どら焼き』です。

我が家の息子達に「どら焼きを買った」と言ったら、予想通りドラえもんが頭に浮かんだよう。ドラえもんのアニメ好きだったからね〜(笑)。

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丸京製菓 どら焼きバラエティパック 24個(4個×6パック) 1,298円(税込・2021年5月)
コストコオンライン価格:1,498円(税込・2021年5月)

粒あんがちょっと苦手なので、なかなか購入できなかった『どら焼き』ですが、実際に食べてみたら普通においしかった!

粒あんなのに、それほど粒特有の食感がなかったんですよー!!

小さい頃からこしあんは好きだけれど、どうもあずきの皮の食感が好きではなくて避けがち(苦笑)。でも、あんみつとかパフェに入っている粒あんは大好きなんですよ、矛盾していますけど(笑)。

商品について

和菓子を頻繁に購入するわけではないので、製造メーカーである丸京製菓という社名を聞いてもピンときませんでした。調べてみたら、鳥取県米子市で誕生した会社でした。

1958年に創業した丸京製菓は、『どら焼き』の生産量日本一。商品の製造だけでなく、どら焼き専門店『丸京庵』や、工場直送の通販ショップも運営しています。

創業から今日まで様々な苦労もあったようですが、時代の波にしっかりと乗り、時代に合った商品『どら焼き』で海外進出も果たした会社です。

『どら焼き』の製造会社が少ないから日本一なのでは? というのは間違い。丸京製菓の『どら焼き』には、いくつもおいしくなる工夫がされているのです。

どら焼き

カステラ風の生地に小豆あんを挟んだ日本の伝統的和菓子。16世紀にポルトガルから伝えられたカステラが由来とされ、江戸時代には存在したよう。ドラ(銅鑼)=ゴングに形が似ていることからその名がついたというのが有力説。また、現在のような形になったのは大正時代からと言われている。

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『どら焼き』の特徴

  • ロングライフ
  • 合成保存料無添加
  • 氷温熟成製法

この3つが、丸京成果の『どら焼き』の特徴。

元々洋菓子や生菓子と違って『どら焼き』はロングライフ商品でしたが、それに加え鳥取県米子市で開発された『氷温技術』を使って作られているので、更に賞味期限が長くなり、生地も柔らかく優しい味に仕上がっているんだとか。

ちょくちょく耳にする『氷温技術』ですが、簡単にまとめると、要は 0℃から、それぞれの食品が凍り始める『氷結点』までの領域=『氷温域』で食品の貯蔵や加工などを行う技術のことです。素材の旨味を増すことができ、長期の貯蔵を実現でできる『温域』なのです。

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今回購入した『バラエティパック』には、『栗入りのどらやき』『ふんわりとら焼』が入っています。どちらも定番商品ですが、特に『ふんわりとら焼』の方は、2003年の発売からずっと高い人気を誇っているようです。

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見た目も全然違いますよねー。左は定番の『どら焼き』だけど、右はマダラ模様(笑)!

栗入りどらやき

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コロンと丸い『どら焼き』は、定番の焼き色をしています。封を開けた瞬間、ふわっと甘い香りが! 「これぞ、どら焼き」といった感じ。

 

原材料

栗入りつぶあん(あずき・砂糖・還元水飴・栗甘露煮(栗・砂糖)・水飴・寒天)・鶏卵・小麦粉・砂糖・食用加工油脂(植物性油脂・コーンシロップ・その他)・還元水飴/ソルビトール・乳化剤(大豆由来)・膨張剤・トレハロース・カゼインNa(乳由来)・香料・カロチン色素

賞味期限

2021年7月10日

 

ふんわりとら焼

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『どら焼き』を焼く鉄板に油を引いているのかな? 見事にムラができた状態で焼き上げられています。

最初に商品名を見た時『ふんわりどら焼』だと思ったんですけど、よく見たら『とら焼』でした(苦笑)。『ど』じゃなかったのね〜。

ちなみに、以前は『ふんわり焼』という商品名でしたが、リニューアルして現在の商品名に変わっています。

 

原材料

つぶあん(あずき・砂糖・還元水飴・水飴・寒天)(国内製造)・鶏卵・小麦粉・砂糖・食用加工油脂(植物性油脂・コーンシロップ・その他)・還元水飴/ソルビトール・膨張剤・乳化剤(大豆由来)・トレハロース・カゼインNa(乳由来)・香料・カロチン色素

賞味期限

2021年7月8日

 

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こうして断面を見ると、『ふんわりとら焼』の方が白っぽくてキメが細かく、『栗入りどらやき』の方はごく定番の生地と同じく所々に気泡が入っているのがわかります。

手で触った時の印象は、特に違いはなくどちらも柔らか。手がベタつくこともありません。

どんな味?

これは『氷温技術』のせい? 本当に優しい味で

 

おいしいです。

 

甘過ぎず、生地とあんのバランスがいい!

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『栗入りどらやき』の方は、柔らかだけれど適度な弾力があり、中のあんには細かくカットされた栗がまんべんなく入っています。よくゴロンと 1個丸ごと入っているものもありますが、食べやすさで言えばこちらの勝ち。

但し、あんの味にインパクトがあり、栗の味は食感はあるもののあまりしませんでした(苦笑)。それでも、食べ出すと食べ切るまで止まらないほどクセになる味なんですけど〜。

一方『ふんわりとら焼』の方は、商品名通りのふんわりとした柔らかさで、中の粒あんも小豆の皮が硬くなく口の中に殆ど残らない感じ。粒あん苦手な私でも、全然大丈夫でした!

ただ 2種類の生地の食感の違いはあまりわからず、強いて言えば、若干舌触りが『ふんわりとら焼』の方が滑らかかなーという程度だと思います。

まとめ

コストコで購入できる和菓子『どら焼きバラエティパック』は、2種類の生地と粒あんが楽しめるものです。

もちろん甘い和菓子だけれど、その甘さが全然クドくなくスッキリ系なので、粒あんも甘過ぎるのも苦手な私でも 1個丸ごと食べることができるほどでした。

とにかく、初めて食べた『氷温技術』使用の『どら焼き』は、想像以上に優しい味なので、大人から子供までおいしく食べられることは間違いなし!

4個入りの包装を開けると、早々に食べなければいけませんが、未開封であれば75日間常温保存が可能(外箱に短い方の期限記載あり)。急な来客時のお茶請けにもピッタリなので、ストックしておくと重宝しそうです。

そんなにパクパクと食べるものではないと思っていましたが、我が家では結構消費が早い(笑)。なくなってすぐにリピ買いすることはないと思いますが、また食べたくなったら買おうと思います。

気になる人は是非食べてみてください。おすすめです!

おすすめ度: