NOEL
ミニ ハモンセラーノ
900g 4,598円(税込・2021年12月)
今年のクリスマスに食べてみようと『ミニ ハモンセラーノ』を買っていました。
昨年までは、サイズの大きな『原木』しかなく、流石に家族 4人で食べるには量が多いし置き場所もないしとスルーしていました。
でも、今年はミニサイズが出た!!
これは食べてみないと〜、生ハム大好きですからね〜(笑)。
そして、昨日のイブに家族で食べてみたら、やっぱりおいしかった!!
パーティー向きな商品だと思いますが、家族で少しずつカットして食べるのも悪くないと思います。
商品について
まずは、NOEL(ノエル)について。
ノエルはスペインの食肉部門の大手メーカー『Noel Alimentaria 社』のブランドで、1944年に誕生しました。
Noel Alimentaria 社は、現在イベリコハムやセラーノハム、チョリソなどをはじめ、様々な加工肉(硬化肉)を製造しています。
生ハム原木
骨あり骨なしがある。木の形に似ていることから原木と呼ばれている
今回購入したミニサイズは、『骨なしの生ハム原木』となります。
HPを確認したら、本国スペインで販売されている『ミニ ハモンセラーノ』は 1種類で、熟成期間 9ヶ月とありました。
コストコで以前から販売されている 2kgの『骨なしハモンセラーノ』は、12ヶ月熟成されたものなので、それに比べると少し水分が多いタイプなんだと思います。
余談ですが、本国スペインでは 2kg は 9ヶ月熟成のみの販売で、12ヶ月熟成はありません。最初は、コストコ限定の商品として製造しているの? と思いましたが、後でアメリカでのみ販売されている商品だとわかりました(笑)。
コストコはアメリカ企業ですからね、そちらの商品が日本に入荷しているということですね。
設置方法
中には、ハモンセラーノ 900g と原木台(ハモネロ)とナイフが入っています。
原材料
豚もも肉・食塩
賞味期限
2022年1月18日
栄養成分表示
100g当たり 248kcal・たんぱく質 35g・脂質 12g・炭水化物 0.5g・食塩相当量 5.3g
原木台を組み立てる
原木台は切り立てそのままという感じで、あちこちささくれている(苦笑)!!
一応食材を直に設置するので、軽く拭いてカスを落としておくと良いと思います。その後、2枚の部品を掘られた溝にはめ込めば完成します。
出来上がりの設置イメージはこんな感じ。
生ハム原木を拭く
見てわかるように、本格的な骨つきハモンセラーノとは違い、表面が脂で覆われていないのでそのまま置くとカビたり乾燥する心配があります。
- 冷蔵庫から出したら、結露がつかないようパックのまま半日〜 1日室温に置いておく
- パックから取り出したら、表面の水分やカビをキッチンペーパーで取り除く
- 乾燥を防ぐため、オリーブオイルを全体に軽く塗る
ここまで出来たら、後は台に乗せてねじ止めするだけです。
原木台に乗せて固定
設置向きは、『生ハム原木』の上下どちらでもOK。カットする部位によって柔らかさや味が違うようですが、今回のものは小さいサイズということもあり、また途中で上下を返すので問題なし。*ある程度減ってきたら、上下を返して反対側からカットします。
設置の向きが決まったら、下になる部分を『プレスンシール』やラップなどで覆って台に乗せると乾燥が防げてベター。
賞味期限はそれほど長くはないけれど、早々に食べ切れるものではないので最低限ラップはしておきましょう(笑)。
今回は初めて自分でカットするので、置いてみて安定する方を上に設置しました。固定するためのネジは意外と硬かったけれど、しっかり固定できました。
これで、設置は完了です。
食べる前準備
さあ! いよいよカットです!
が、『生ハム原木』を食べる前に、まずは表面の脂などを取り除く必要があります。
色々カット方法はあると思いますが、私はこんなふうに切り込みを入れてから、表面の硬い部分を取り除きました。*後で蓋として使うので、捨てないように。
ナイフを入れた感じ、まだまだ表面は硬いです。
生ハムの乾燥した感じがわかりますか?
このカットした部分を試しに食べてみたら、ガシガシでした〜(苦笑)。結構ガッツリと削いでおく必要がありそうです。
上部とサイドの食べる分くらいの表面を落としたら、準備完了!
あとは、ひたすらカットしていくだけです!!
最初から市販品のような美しいカットは絶対に無理だとわかっていたけれど、想像以上にブツンブツンと切れてしまいました(苦笑)。
でも、アメリカのHPにあったカット方法動画を見ると、長くカットせず意外と細かくカットしていたので、これはこれでありなんだとわかりました(笑)。
保管方法
特に冷やす必要はないので、冷蔵庫に入れず20℃以下の場所で、また温度変化があまりないところに置いておくと良いと思います。
我が家は玄関ホールに置いています。
カット面は乾燥しないように、最初に切った脂部分を蓋代わりに乗せてから、プレスンシールやラップで密封すれば大丈夫です。
今の季節だと早々カビが生えることはないけれど、なるべく早めに食べる方が良いと思います。
どんな味?
文句なく
おいしいです〜。
『パルマハム』や『クラテッロ・ディ・ジベッロ』と比較すると、格段に肉を食べている感が半端ない(笑)。
イタリアの生ハムがしっとりとしているのに対し、こちらは少し繊維質で噛み応えがある感じ。濃厚なコクがあって塩も効いていて、噛むほどに肉の旨味が口の中に広がります。
これは、ワインと合う〜(笑)。
もちろん、家族もおいしいと食べていました! これでしばらくは、生ハムを好きな時に楽しめそうです。
まとめ
コストコで購入できる豪華な『ミニ ハモンセラーノ』は、クリスマスや年末年始、ホームパーティーなどで特に楽しめる骨なしタイプの生ハム原木です。
原木を設置する台やナイフも付いていて、箱から出すだけで本格的な『生ハムカット』が楽しめます。
新鮮なパック詰めもおいしいけれど、やはりカットしたては格別な味。生ハム好きの人には特におすすめです。
ただ、開封後に保管する場所が必要なことや、それほど保存期間が長くないことを考えると、あまり食べる機会がない場合の購入は避けた方が良さそう。
カットするのは楽しい作業だけれど、毎日食べる覚悟がないなら普通の家庭での消費は難しいと思います。まぁ、最終冷凍保存すれば解決するんですけど。
我が家はこれからサラダに入れたり、料理にジャンジャン使う予定ですが、それでも消費できない場合は、すぐにパスタソースなどに使えるブロックカットにして冷凍するつもりです。
おすすめ度: