PILLBOX ふわとろ茶碗蒸し 107g 20食分( 2食×10パック) 998円(税込・2021年8月)
毎年秋になると入荷する『ふわとろ茶碗蒸し』を買って、早速食べてみました。
長年存在は知っていたけれど、実は初購入。『オニオングラタンスープ』同様、まぁ頻繁に食べるわけでもないし要らないかなとスルーしていた商品です(苦笑)。
でも、楽できるなら!!
ということで購入。『オニオングラタンスープ』もおいしかったので、この『茶碗蒸し』にも期待です(笑)!
商品について
フリーズドライ商品ということで、箱の中には手のひらサイズの小さなパックが 20個入っていました。
こういう商品は、お味噌汁など単品でも販売されていますよね。お弁当と一緒に汁物も欲しいという人には、もってこいの商品です。と言っても、これは汁物じゃないですけど(笑)。
基本的に家族全員が好きな茶碗蒸しだけれど、何せ細々とした具材を準備する必要があるし、最近は海老アレルギーになった息子もいるので、ほとんど作ることがなくなりました。
でも、寒い季節の茶碗蒸しって半端なくおいしいんですよね〜(笑)。
そんな欲求を見事に叶えてくれそうな『ふわとろ茶碗蒸し』!!
特徴を調べてみたら、基本の 6種類の具材『鶏肉・ぎんなん・ゆず・椎茸・三つ葉・カニカマ』が入っているらしく、手順通りに作れば本格的な茶碗蒸しができるよう。
しかも、電子レンジで加熱するだけでできてしまうという手軽さ!!
どうして今まで買わなかったんだろう? とちょっと後悔しています(笑)。
これ 1個で 2食分となります。
いつもの如く、店頭ではパッケージに書かれた商品説明を詳しく読んでいないので、開けた時に初めて 2食分ということに気が付きました〜(苦笑)。
原材料
鶏肉加工品(国内製造)・でん粉分解物・ぎんなん・かつお節エキス・みつば・しょうゆ・食塩・こんぶエキス・ゆず皮・砂糖・干し椎茸・かまぼこ・チキンエキス・酵母エキス・しいたけエキスパウダー/加工デンプン・調味料(アミノ酸等)・酸化防止剤(ビタミンE)・ベニコウジ色素・(一部に卵・小麦・かに・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
賞味期限
2022年11月
作り方は、お湯を注げば完成! というわけではなく、卵を加えるなど、少しだけ手を加える必要があります。
・卵 1個を溶き、戻した茶碗蒸し液と合わせて卵液を作り、耐熱容器 2個に分けて入れる
・ラップをして数カ所穴を開け、 500Wで 3分10秒ほどレンジで加熱する
*蒸し器でも加熱できます・パッケージ背面参照
レンジの加熱時間は W数で変わり、300Wなら 6分と長め、600Wなら 2分30秒と短めになります。
手早く作りたいなら 600Wでと思うかも知れないけれど、これが失敗する落とし穴なんですよー!!
上手に仕上げる方法
恐らく蒸し器で加熱すると、大きく失敗することはないと思いますが、『レンジで簡単!』とあるように、ほとんどの人はレンジ加熱を選択するはず。
以前、この『ふわとろ茶碗蒸し』は作るのに失敗することが多いと耳にしたことがありました。当時は、へ〜そうなんだと思っていたけれど、今回普通に 500Wで作ってみたら、見事に失敗!!
出来上がりを見て、失敗が多い理由がわかりました(苦笑)。
耐熱容器に入れた卵液を高い W数で加熱すると、火は早く通るけれど、途中でぶくぶくと沸騰してしまうんですよね。
それが、失敗の 1番の原因だと思います。
500W 3分10秒加熱
これが、 1回目の失敗茶碗蒸し(苦笑)。明らかにブクブクと沸騰して固まったのがわかります。
中もこの状態!! まるで茶碗蒸しには見えませんよねー。
500W 2分プラス200W 3分30秒
懲りずに 500Wで再チャレンジ(笑)。今度は 200W(我が家のレンジには 300W設定はありません)と組み合わせてみました。
でも、これも失敗!
微妙に表面はきれいに仕上がっているけれど、縁は盛り上がり沸騰した跡が見られます。
200W で8分〜9分
ならば仕方がない!
最後の手段(笑)、200Wで長めに加熱することにしました。
加熱時間に 8〜9分の差があるのは、途中で開け閉めして確認しながら加熱したため、連続加熱のベストな時間がハッキリしないから。
使っているレンジでも多少変わってくると思うので、何度か確認しながら加熱するのがおすすめです。
でも、表面がきれいに仕上がりましたよー!!
上手に仕上げるコツ
時間はかかるけれど、低めの W数で加熱すること!!
どうやら、きれいに仕上げるコツはこれに限るようです。
どんな味?
出汁が効いていて
おいしい!!
具材はもちろん小さ過ぎる〜と思うけれど、簡単に作れるインスタント食品としては文句なしです!!
ただ、若干塩気は強めなんですけどね〜。
2回目に作る時に湯量を少し増やしてみましたが、それほど味に変化は見られなかったので、薄めの味付けにする場合はかなりの湯量が必要かも知れません(苦笑)。
6種類の具材の中で、ぎんなんが特においしかったー。ほとんどが小さく粉砕されちゃっているけれど、味はしっかりぎんなんでした(笑)。
家族も「おいしい」と言っていたので、恐らく誰が食べても味は間違いないと思います。
まとめ
コストコの定番商品でもある『ふわとろ茶碗蒸し』は、出汁の効いたおいしい茶碗蒸しをレンジで簡単に作ることができる商品です。
作る時の注意点さえ守れば、見た目もきれいに仕上がるので、少し時間はかかるけれど低 W数で加熱するのがおすすめ。
中の具材は少な過ぎることもなく、量的にはちょうど良いので、特に追加食材は必要ないかなぁ。もちろん、倍量で 1人分とするなら好みで海老などを加えてボリュームアップしてもおいしく食べられると思いますよ。
お湯を注いだ後に冷ます時間とそれなりに加熱時間も必要だけれど、味はしっかりおいしいので、もう一品足りない時などに是非食べてみてください。
おすすめ度: