使ったことある?コストコの巨大ラップ“ストレッチタイト”

先日、2月2回目のコストコショッピングで購入した『ストレッチタイト=フードラップ』について、どんなラップなのか? 今日は詳しくご紹介したいと思います。

foods wrap

カークランドシグネチャー ストレッチタイト(フードラップ) 3000フィート(30.48cm×914.4m) 1,858円(税込・2021年2月)

これを初めて見た時、ラップだとは全く気付かなかった私。きっと同じように気付かなかった人も多いはず〜(笑)。でもよくパッケージを確認すれば、すぐに『プラスチックフードラップ』だと気付くんですけどね。

とにかく、デカい!!

そのせいでスルーする人もいると思いますが、使い出すとすごく便利なラップなので、もし置くスペースがあるなら1度使ってみて欲しいなと思います。

どんなもの?

1. 製造会社について

roll wrap

まずは、この『ストレッチタイト』を製造している『ポリヴァイナルフィルム社(Polyvinyl Films, Inc.)』について。*カークランドシグネチャー商品として販売されていますが、PB商品なので製造は別会社です。

アメリカの会社『ポリヴァイナルフィルム社』は、1953年に創業。それ以来ずっと食品加工および包装業界向けのカスタムフィルムの製造を手がけてきました。その後の1970年代からは、消費者向けの商品開発に着手。それにより誕生したのが『ストレッチタイト(Stretch-Tite®)』です。

様々な開発はその後も続き、1990年代になると、ストレッチタイトの大きな特徴でもある『スライドカッター(TiteCut® slide cutter)』や『ラップ&スナップ(Wrap’n Snap)』も誕生。現在の『ストレッチタイト』の形となりました。

製造商品は、企業向け商品の『ポリヴァイナルフィルム』と消費者向けの『ストレッチタイト』があり、また『ストレッチタイト』には、冷凍用ラップの『フリーズタイト(Freeze-Tite®)』や『ラップ&スナップ7500』という商品もあります。

2. 原料について

日本製の家庭用ラップと違う点は、使用されている原料。

日本の大手企業製ラップ(クレラップ・サランラップ)がポリ塩化ビニリデンなのに対し、『ストレッチタイト』はポリ塩化ビニルとなっています。似た名前ですが、この2つは別物です。

ひと言で違いを言うと、ポリ塩化ビニリデンの方がバリア性が高い

つまりそれは、酸素や水分を通しにいので、より食品保存には向いている素材ということになります。クレラップやサランラップなどが、1950年代からこのポリ塩化ビニリデンを使い始めた理由はそこにあると思います。

では、ポリ塩化ビニルは? と言うと、現在も業務用ラップに使用されているし、工業用・業務用としてビニールハウスだったり水道管、レインシューズや傘など色々なものに使用されています。恐らく製造コストは、ポリ塩化ビニルの方が低いと想像しています。

この2種類に加え、現在ポリエチレン製のラップなども販売されていますが、それは1990年代のダイオキシン問題がきっかけ。環境に悪いと塩ビ(塩化ビニル)が悪者となったため、塩ビを使用しない環境に優しい商品として販売されるようになりました。

ところが2000年以降、国内の焼却炉などの整備が整いダイオキシン問題は解決。燃えるゴミとして出してもほぼダイオキシンは発生しなくなったようです。それ故、私達消費者は使い勝手の良い好みのラップ、どんな素材のラップを使っても環境を特別悪くする心配はほぼないわけです。

ポリ塩化ビニル製の『ストレッチタイト』を使って価格を重視するか、国産のクレラップやサランラップなどの高い保存力を重視するか、その辺りは使用頻度や環境によって変わるので、よく考えて選ぶ、もしくは使い分けると良いかも知れません。

ちなみに、コストコのお肉などはポリ塩化ビニル製のラップが使用されていると思います。

3. 組み立て方法

早速『ストレッチタイト』を使ってみよう! とその前に、何はともあれ組み立て開始(笑)!

そうなんです! 『ストレッチタイト』は、使用前に組み立てる必要があるんですよー。これ、意外とわかりにくいのでざっと画像でご紹介しますね。

set

中には、巨大なラップ本体と、スライドカッター、スライドカッターを使わない場合の金属刃、

seal

それと、2枚の滑り止めシールが入っています。

まずは、スライドカッターもしくは金属刃を最初にセットします。どちらを使っても良いのですが、やはりおすすめはスライドカッターかな。

cutter

ボックスの手前に差し込む仕様となっていますが、これがね〜

 

すごく硬い!

 

うまくスポッと入ってくれるとすんなり行くこともありますが、ガッチリ抜けないようになっているので差し込むには力が結構必要です。無理に押し込むとボックスが破れそうで・・・。注意しながら作業してくださいね。

無事に差し込めたら、トップのミシン目の部分を開けて行きます。

センターのミシン目は、手前側だけ開けて蓋のようにして、左右の穴は完全に開けてしまいます。底に滑り止めを貼ったら、ラップ本体を戻します。

seal on the down

中のラップを少し引き出し、開けたセンターの中から出るようにセット。

top1

これで使えるようになりました!

hall

左右の穴は、こんな風に指を入れてラップを掴むのに使います。

cutting

 

シューーー

 

音が聞こえそうでしょう(笑)。本当にストレスなくスーっとキレてくれる優秀カッターですよ。強いて言えば、もう少し幅があれば、左右のラップが引っ掛かることなく更に使いやすいのになぁと思います。

使用感

肝心の使用感については、

 

なかなか良いです。

 

若干クレラップよりも薄いので、頼りない気がしてしまうんですけど(長くクレラップばっかり使っていたので余計に)、『粘着性・伸縮性・強度』とも問題なく、ストレスはありません。

特に気に入っているのは、粘着性!  お皿などは、本当にピタッとくっついてくれますよ。

使い方のコツは、自分で見つけるのが良いと思いますが、私個人は以下のように使っています。

  • ラップしたい容器を前に置いてから、ラップを引っ張り出して容器を覆いカットする。
1
  • 直接食品などを包みたい場合は、先にラップを引き出して下に貼り付け、包みたいものを乗せてからカットする。
3

恐らく、手で普通のラップをカットするよりも多く使うことになりますが、色々試してみてこちらに落ち着きました。

 

原材料

ポリ塩化ビニル

添加物名

アジピン酸イソノニル(可塑剤)・エポキシ化大豆油(安定剤)

 

まとめ

コストコで購入できる巨大ラップ『ストレッチタイト』は、使い勝手の良いラップです。一般的なラップよりも耐熱温度が低い点(耐熱温度82℃・耐冷温度-52℃)だけを理解して使えば、コスパ的にも最強じゃないかと思います。

我が家の場合、冷凍時の小分け食材に使ったり、準備した料理などを保護するのに主に使っています。

今回かなり久しぶりの購入だったんですけど、改めて使いやすいなぁと思いました。やっぱりラップをする時に両手が使えるのは便利ですよ。

残念ながら常時販売商品ではなく、入荷してもすぐに完売を繰り返す商品なので、もし使ってみたいと思っているなら、見かけ時は躊躇なく即買いしてください(笑)。

おすすめ度:★★★★☆

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