今すぐクッキーが食べられる!コストコ新商品“EatPastry(イートペイストリー)クッキードウ”

コストコのチルドコーナーで真っ赤なパッケージを見かけ「何だろう?」と手に取ってみたら、「EAT IT RAW OR BAKED」という文字が書かれていました。どうやら生でも焼いても食べられる『チョコレートチップクッキー生地』のよう。

へぇーー。

クッキードウ(=クッキー生地)のアイスクリームがあるのは知っていたけれど食べたことはなく、どんなものなのかすごく気になり買ってみることに。

cookie dough

EatPastry
クッキードウ
チョコレートチップ
1.37kg 1,098円(税込・2020年5月)

早速持ち帰ってそのまま食べてみたら、クッキー生地そのものでした(笑)! ジャリジャリとした砂糖の粒の食感が、まさに『生のクッキー生地』。甘くてねっとりとしているんですよ。

ちなみに、クッキー材料の小麦粉って生で食べられるの? と不安になった人、大丈夫です! 生地には、卵を使わず加熱処理された小麦粉が使用されているのです。

ただ生で食べた時の味は、ちょっと好みが別れるかなーという感じ。ところが、焼いてみるとおいしくて! 今日は簡単にサックリと焼き上げるコツと共にご紹介したいと思います。

EatPastryって?

まずは、EatPastryについて。

EatPastry は、アメリカのカリフォルニア州サンディエゴにある会社。100%ヴィーガン及び100%ヴィーガングルテンフリーの商品を製造販売しています。

2008年、ニューヨークのフランス料理協会(料理学校)で知り合った2人、アルフレードとジェシーは、人々に健康的な選択肢を提供することをコンセプトに、最高品質の食材を調達して『クッキードウ』の製造をスタートさせました。

事業をスタートした当時は、まだベジタリアンだった共同創業者の2人。今は完全なヴィーガンとなって、製品の味や質感などにこだわって商品開発をしているようです。

また、EatPastry は、コーシャ認証だけでなく、2011年4月には『NON GMO(非遺伝子組み換え商品)』の認証も取得しています。

余談ですが、2016年、初期のパッケージデザインから現在の新しいものに変更。より若い年齢層に受け入れやすいデザインとなっています。

old&new

eat pastry出典:https://www.trendhunter.com/

商品について

あけ口

今回購入した『クッキードウ』は冷蔵でしたが、本国の取扱店舗によっては冷凍でも販売されているようです。

開封後はおよそ3〜4週間は日持ちがするので、食べ切れないということはないと思いますが、心配な人は冷凍保存するのがおすすめです。冷凍すると、およそ1年保存することができます。また、凍ったままの生地をそのまま食べてもOKです。

まぁ、とにかくヴィーガン仕様なので、乳製品も卵も人工着色料も硬化油も不使用です。安心して食べることができますよ。

オープン

中はこんな感じ。

アメリカらしい生地の放り込み具合ですよねー(笑)。見た目はまるでアイスクリームのようです。

 

原材料

小麦粉・砂糖・植物油脂・チョコチップ(砂糖・カカオマス・ココアバター・バニラビーンズ)・アップルソース・コーンスターチ・食塩/膨張剤・香料・乳化剤(大豆由来)・乳酸・アナトー色素・V.C

 

普段自分でもクッキーを焼くことがあるので、我が家では冷凍保存を選択。冷凍庫から取り出したばかりだと、スプーンはこんな風に刺さります(笑)。

スプーン

これ、スプーンは持っていないんですよ。でも室温で5〜10分置けば、余裕ですくえるようになります。

現在コストコではチョコレートチップのみの販売ですが、実際には5種類のクッキードウがあります。

 

ドウの種類

  • チョコレートチップ
  • ピーナッツバターチョコレートチップ
  • グルテンフリーチョコレートチップ
  • ファッジブラウニー
  • バースデーケーキ

 

クッキー生地アップ

個人的には、『ピーナッツバターチョコレートチップ』と『ファッジブラウニー』が気になります。いつか入荷することを期待!

焼き方のコツ

では、実際に焼いてみたいと思います。

パッケージ記載の焼き方には、オーブンを177℃に予熱して、クッキングシートの上に生地を並べ 8〜10分間加熱するとあります。

これだけだと、どれくらいの生地量を焼けば良いのかわかりませんが、英語では小さめスクープスプーン1杯分とあったので、恐らく30gくらいかと思います。

30gって結構な量だなーと思いつつ実際に焼いてみたら、案の定巨大クッキーになりました(苦笑)! でもって、焼き上がりは外がサクっ、中はしっとり(いや、生の感じのねっとり)に!

 

お、重い(苦笑)。

 

そして、かなり甘い。

食感は軽いのに、しっとり加減と甘さで重く感じてしまう。でも、味はどことなくきな粉っぽいと言うか、素朴な感じで

 

おいしいです。

 

好みとしては、もっとさっくり仕上げたい! ということで、これはこれでおいしいけれど、今度は量を減らして焼いてみることに。

その量 12g !!

生のクッキー生地

この『クッキードウ』は、焼くと生地が薄く広がるので、並べる間隔は広めの方が良いと思います。

折角なので、冷凍生地をすくったままと手で丸めたものを同時に焼き、焼き上がりにほぼ違いが出ないことを証明します〜。

焼き温度は180℃、焼き時間 9分 で。

焼き上がり

 

焼けましたー!

 

ほぼ同じ向きからの画像です。手前がスプーンのみ、奥が手で丸めたものです。若干表面の凹凸は違うけれど、言われなければわからないくらいですよね。

本当に生地は広がり適当でもちゃんと焼けるので、スクープスプーンがなくても大丈夫(笑)。

ソフトクッキー

焼き上がり断面はこんな感じ。ほぼサックリと仕上がっていますが、中央部分のみしっとりとしています。

 

なかなかいい感じ。

 

そこそこサックリクッキーになったけれど、やっぱり完全にサックリと仕上げたい!

ということで、次はオーブン温度180℃、焼き時間 9分と同じ状態で焼いた後、15分ほど庫内に放置してみました。

サックリクッキー

 

じゃ〜〜ん。

 

いい色になった上、サックサクになりましたよー! もの凄く甘いけれど、

 

おいしーい。

 

完全な好みの問題ですが、中がしっとりとしていると甘さが倍増する気がするので、サクサクが良いなと思う人は庫内放置をお試しください。

まとめ

コストコに新登場した『クッキードウ』は、そのまま食べることも焼いて食べることもでき、しかも材料を混ぜる必要もなく、クッキーを今すぐ食べたいという欲求を満たしてくれる便利なものです。

過去にクッキー生地をそのまま食べられる製品に出会ったことはなく、ちょっと衝撃でした(笑)。でも、この便利さを知ったら常備したくなりますね。

個人的には生のままの味はあまり好みではないけれど、創業者の2人の話では、「生で食べるなら『ピーナッツバターチョコレートチップ』が断然おいしい」らしいので、もしコストコに入荷することがあればチャレンジしてみたいと思います。

また「焼くなら『チョコレートチップ』が1番、さらに追加でオートミールやレーズンを加えると最高」なんだとか(笑)。「アイスクリームなら、ミントココナッツアイスと好相性」なんですって。商品を作った2人の言うことだから、きっと本当なんでしょうね。

とにかく、『クッキードウ』はクッキー生地の元なので、ナッツやドライフルーツなど好きなものを加えて焼くと、色々アレンジが楽しめるはず。

今度はナッツを入れてみよう(笑)。

普段お菓子作りをしない人でも簡単に焼き立てクッキーが食べられるので、ぜひ作ってみてください。また生のクッキー生地を食べたことがない人も、ぜひ食べてみてくださいね。

〜追記〜(2020年9月)

ナッツを1〜2粒トッピングして焼いてみたら、香ばしさUPですごくおいしくなりました! ナッツプラスは、かなりおすすめです!

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