コストコには『定塩銀鮭切身』や『アトランティックサーモン』が定番商品としてありますが、先日たまたまロシア産の時鮭(トキシラズ)に遭遇したので買ってみました。
ロシア産 定塩時鮭切身 148円/100g(税込・2019年7月)
コストコの鮭にはロシア産だけでなくチリ産や国産がありますが、ほとんどが紅鮭や銀鮭だった気がするので、時鮭に出会ったのははじめてかも知れません。
時鮭って?
若い頃は、品種の違いかと思っていたのですが(笑)、時鮭というのは『夏に水揚げされる白鮭』のことなんですよね。そして、一般的にはちょっと特別で割高なイメージ。
特に北海道で漁獲された時鮭は、なかなかの高値で販売されています。というのも、時鮭は卵や白子を持たないので脂ののりが良く、秋鮭とはまた違った味わいがあるからです。
もしかしたら、日本まで回遊しない分『脂ののり』に違いがあるのかも知れませんね。
どんな鮭?
相変わらずの分厚さ半端ないコストコの鮭、迫力があります(笑)。ご覧のように、身の色が淡いピンク色をしていて、時鮭らしい色をしています。明らかに紅鮭や銀鮭とは色が違いますよね。
これが1番の特徴で、あとは味が少し淡白なところと言われています。さて、この時鮭は特徴通りの味なんでしょうか?
どんな味?
実際に焼いて食べてみると、
- 身は程よく柔らかで塩分控えめな味
- 脂ののりは、1部を除いてさほど強くない
うん・・・
普通の味です(笑)。
すごくおいしい鮭だわーとは思いませんが、普通においしい鮭ですよ。
まとめ
夏の鮭『時鮭』は、漁獲数が少ないためあまり出回らない商品。いつもの秋鮭とは違った味わいを楽しめるもの、という位置づけでは満足できるものでした。
ただ、味はおいしいものの、身の脂のりが少ない部分と多い部分があり、全部食べきった時に「ああ、おいしかったー」とはならなかったのも事実。
とは言え、背の部分をカットしてフライにすれば最高においしいだろうし、トロトロと脂が多めの腹に近い部分を焼いてごはんにのせれば、それだけでいくらでも食べられそうな味なので、うまく調理分けすればさらにおいしく食べられる鮭だと思います。
家族の感想も同じようなものだったので、リピ買いはないかなーと思っていますが、100g単価が1番お安いのでその点は魅力です(笑)。
また、今回出会った『時鮭』はコストコに新登場したばかり。スタッフの方に伺うと、今後定番化するかどうかはわからず、期間限定の販売になるかも知れませんとのことでした。
ということで、ちょっと気になる人はお早めにどうぞ。味は間違いなくおいしいのでぜひ食べてみてください。
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