4月5回目のコストコショッピングで買った『サーモン塩辛』を食べてみました!
合食(Goshoku) いくらが入ったサーモン塩辛(塩麹漬け) 280g 968円(税込・2021年4月)
この商品、ずーっと気になっていたんですよねー。だって、嫌いなものが入っていない!!
でもそれなりに瓶サイズが大きめなので、もし家族が食べなかったら、ひとりで食べ切れないかも? とスルーしていました。ところが、少し前に夫が「食べてみたい」と言ったので買ってみることに。
やっと食べられる〜(笑)。
実際に食べてみると、いわゆる塩っぱい『塩辛』のイメージではなく、『塩麹』の味がする『サーモン塩辛』でおいしかった。
ただ、塩麹特有の発酵臭や風味はあるので、好みがわかれそうな味ではあります。
現に甘酒の苦手な息子達はどちらもイマイチの反応だったし、夫も「まぁ、おいしいかな』というだけの感想でした(苦笑)。
仕方がないので、ほぼ独占して食べますよ! 個人的には結構好きな味だったので、全然問題なく食べ切れるはず〜!
商品について
まずは原材料から。
原材料
アトランティックサーモン・米こうじ・しょう油いくら(鮭卵・しょう油・その他)・食塩・発酵調味料・みりん・清酒・唐辛子/調味料(アミノ酸等)・pH調整剤・酒精・酸味料・酸化防止剤(V.C)増粘剤(キサンタン)・(一部に小麦・いくら・さけ・大豆を含む)
賞味期限
2021年5月17日
中のサーモンは、トラウトサーモンではなくアトランティックサーモンが使用されているようです。脂が乗っておいしいやつだ(笑)。
何年か前、ものすごく塩麹が流行った時があってかなり話題になりましたよね。何でも塩麹で味付けしたり漬け込んだり(笑)、私も当時色々使いましたよ。お肉も『麹』を使うとビックリするほど柔らかくなる、便利な調味料です。
米こうじ・塩・水を混ぜて発酵させたもの。
でんぷんを糖に分解するアミラーゼ・たんぱく質をアミノ酸に分解するプロテアーゼ・脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解するリパーゼなどの消化酵素を出して、食材をおいしくしてくれる調味料。
ただ、発酵調味料なので万人受けする味ではなく、素材のアトランティックサーモンやいくらが好きだからと言って、この『サーモン塩辛』の味もOK、とはならないと思います。
香りは、特に強くもなく鼻を近づけると『発酵臭』が少しするくらい(笑)。
アトランティックサーモンは、お刺身くらいにカットされていてそこそこ厚みがあります。いくらは塩麹に使っているせいか、少し濁っているように見えます。
ここで、ふといつ頃誕生した商品なんだろうかと気になり調べてみたら、そのルートは恐らく福島県の伝統食『紅葉漬』だろうということがわかりました。江戸時代から食べられている伝統食ですよ!
秋鮭の切り身に米麹と塩を混ぜ、いくらをプラスして漬け込み発酵させたもので、まさに『サーモン塩辛』と同じ!! 要は、保存食として活用されていた麹のレシピが、現代でも親しまれ続けているということですね。
どんな味?
おいしいよー。
麹の味が好きな人は、間違いなく好きな味だと思います(笑)。昆布締めじゃないけれど、塩麹に漬かったアトランティックサーモンは、しまった感じの硬さになっていて、旨味がぎゅっと濃縮された感じ。中心まで麹が浸透しています。
おいしーーい。
これはお酒が飲みたくなる(笑)。アクセント程度に入っている『いくら』は、噛むとプチッと弾けますが、表面の膜は舌に残る感じ。さほど気にはなりませんけど。とにかく、ごはんとの相性は抜群です!
個人的にはハマる味だけれど、受け付けない人も多そう。好き嫌いがハッキリわかれそうな味だと思います。
食べ方としては、そのまま食べるだけでなく、軽く火を通してもおいしいはず。洋風でも良さげだなと思ったので、試しに冷奴にたっぷり乗せて、上からエクストラバージンオリーブオイル『アルカラオリーバ』をかけたら、まろやかさがプラスされてめちゃうまでした!!
まとめ
アトランティックサーモンといくらをたっぷりの塩麹で漬けた『サーモン塩辛』は、サーモンの旨味がぎゅっと濃縮され、塩麹特有の甘みが同時に楽しめるものです。
ごはんのお供やおつまみとして食べるとすごくおいしく、ハマる人はハマる味。ただやはり『塩麹』が好き嫌いのわかれ道、発酵臭と麹の味がたっぷりと染み込んだサーモンをおいしいと感じるかどうかは個人差があると思います。
誰もがおいしいと思う味、ではないことは確か。また塩気もそれなりに強いので、お子さんにはあまりおすすめしないかな。あくまでも大人のお楽しみ的な商品だと思います。
体に良いとされる発酵食品をおつまみで食べたい人やどんな味なのか気になるという人は、是非食べてみてください。病みつきになるかも〜(笑)。
おすすめ度: