何度もリピ買いしているひかり味噌の『産地のみそ汁めぐり』。おいしいけれど、たまには違うものも良いかなとこちらを買ってみました。
神州一味噌 コクが自慢のとん汁 20食入り 998円(税込・2020年2月)
このとん汁はコストコで人気があるようですが、我が家は今回が初購入。
ひかり味噌商品との違いは、具材がフリーズドライではなく生タイプということ。より本格的なみそ汁が楽しめるようです。
では、どんなものかチェックしたいと思います。
神州一味噌って?
長野県諏訪市に本店のある神州一味噌、1662年の創業時は酒造業『宮坂醸造』としてスタートしていますが、後の1916年より味噌製造もスタート。1933年には、宮坂醸造株式会社となりました。
1938年、信州一番の味噌を作っていることから神州一味噌を商標登録。2007年、酒類事業会社と食品事業会社を分社しています。
食品事業会社の方は、2016年サッポロホールディングスの傘下となり、翌年宮坂醸造から現在の社名に変更。つまり、酒造業は宮坂醸造のまま、味噌製造は神州一味噌となっているのです。
また、神州一味噌は業界初の試みを色々と実行している会社でもあります。例えば以下のようなこと。
- ビタミン強化味噌の発売
- フリーズドライ味噌汁の発売
- 無塩味噌の発売
- コンピューター制御による味噌製造の開始
もちろん、ISO22000もメイン工場で取得。製品の品質管理も万全です。
商品について
これが1食分です。
原材料
調味みそ・・・米みそ・食塩・砂糖・ラード・ポークエキス・野菜エキス・たんぱく加水分解物・酵母エキス/酒精・調味料(アミノ酸等)・香料・(一部に小麦・大豆・豚肉を含む)
具・・・じゃがいも・大根・豚肉・人参・ごぼう・玉ねぎ・大豆油・食塩・ばれいしょでんぷん(一部に小麦・大豆・豚肉を含む)
調味みそがこちら。この中に、ポークや野菜のエキスが配合されているようです。ごくごく普通の溶けやすそうな味噌ですね。
次は、気になるレトルトの生具材!
豚肉と5種類の野菜がミックスされているのですが・・・
じゃ〜〜ん。
あれ? 思っていたよりも少ないー(苦笑)。豚肉・人参・ごぼうはすぐに確認できるくらいの大きさですが、じゃがいも・大根・玉ねぎは煮崩れている感じでとろっとしています。
勝手に具沢山だと思い込んでいたので、ちょっと肩透かし。
どんな味?
では実食。
う〜〜ん。確かに豚肉の風味はあるし『とん汁』なんだけれど、さほど出汁の旨味がないというか、すごくおいしいとは思えなかった。なので、味は
普通です。
もちろん、何これ! という酷い味ではないし、おいしく頂く事はできるんですけどねぇ。
もう少し豚汁らしい旨味が欲しかったかな。
というのが正直な気持ち。人気商品なので「きっと本格的な豚汁に違いない」と期待していたから、余計にそういう印象を持ったのかも知れませんけど。
ただ、実際に食べた息子も「毎日は要らないかなぁ」と言っていたので、恐らく同じ印象だったのではないかと思います。
まとめ
長野県の老舗(本社は東京)、神州一味噌の生タイプ『コクが自慢のみそ汁』は、即席みそ汁らしく、お湯を注ぐだけであっという間に作ることができる便利なものでした。
味噌の味については完全に好みの問題、残念ながら我が家にはあまり合いませんでしたが、ファンが多いのもわかります。
具材は少なめではあるもののやはり生タイプ、フリーズドライに比べると存在感はありますからね。
1度に全ての具材を準備して1食分を作ることを考えれば、手軽に豚肉と5種類の具材が食べられるのはやはり便利。きっと一人暮らしの人には重宝するものだろうし、お弁当として持ち歩くにもちょうど良いはずです。
ということで、即席みそ汁の便利さや手軽さを重視するなら全く問題なし! おすすめなので、気になる人はぜひ。
おすすめ度: