クスクスの次はリゾット!“TREVIJANO(トレビハーノ)トスカンリゾット”の作り方

少し前にご紹介した『モロッカンクスクス』のトレビハーノから、今度はリゾットが登場しました!

リゾット

TREVIJANO(トレビハーノ) トスカンリゾット 900g 1,158円(税込・2020年10月)

初めはクスクス系の小さなパスタかと思ったのですが、よく見ると米粒で(老眼だからよく見ないとわからない〜・笑)。

 

へぇ〜、リゾットなんだ。

 

と、自分では恐らく作らないだろう『トスカーナ風』が気になり買ってみることに。

 

ところが、

 

この商品、材料を揃える必要はありませんが、普通のリゾットと同じく時間をかけて作らなければいけないものだったのです!!

 

え、マジでー?

 

米粒がそのまま入っているのだから、考えれば当然なのですが、ついクスクスのようにあっという間にできるものだと勘違い(苦笑)。手抜き大好き主婦としては少々戸惑ったのは言うまでもありません。

でも、調理方法通りに頑張って作りましたよ〜。

できたリゾットを食べてみたら、何とも複雑な味だけれどおいしかった。やっぱり自分では作れない味でしたよ(笑)。

商品について

TREVIJANO(トレビハーノ)は、以前も書きましたがスペインの会社です。添加物や塩を全く使わない乾燥野菜やシリアル、スパイスなどを取り扱っています。

2種類のトレビハーノ

なので、今回購入した『トスカンリゾット』にも塩は入っていません。調理途中で加えて作る仕様です。

中蓋

そうそう、今回は蓋が開けやすかったんですよ。もちろん、中蓋が付いている事が前回の経験上わかっていたので、安心してグッと力を入れて開けたからかも知れませんけど(笑)。

中身

それにしても、色々なものが入っていますねー。

『モロッカンクスクス』同様、動物性のものは一切入っていないので、『ヴィーガン認証マーク=V-Label』もパッケージにあります。

v-label出典:https://www.v-label.eu/

 

原材料

米(スペイン)・ヘーゼルナッツ・赤玉ねぎ・チェリートマト・にんにく・トマト・バジル・チャイブ・黒胡椒

 

輸送の影響もあり、軽い材料が上部に集まっていますが、食べる時は軽く混ぜて欲しいとHPにありました。その方が全てがミックスされて、本来の味になるということなんでしょうね。

取り出したリゾット

で、混ぜたものがこちら。

toscana出典:https://www.trevijano.com/

これだけのものが入っているようですが、ガッツリ乾燥しているので米・赤玉ねぎ・ヘーゼルナッツ以外はほぼわからなかった(苦笑)。

ところで、この『トスカンリゾット』のどんなところがトスカーナ地方のリゾットなのかが気になり調べてみたら、基本は『グリーン』ということがわかりました。

つまり、冬に食べる伝統的な肉入りリゾットも、春に食べる春たんぽぽやスイスチャードを入れて作るリゾットも、どちらも仕上りは淡いグリーン色をしているのです。

そんなことから、トスカーナ地方のリゾットは、肉を入れなければベジタリアン向けのリゾットとしてもにも人気があるようですよ。

ちなみに、ヘーゼルナッツは味だけでなく、食感が楽しめるようにと加えられているようです。

調理方法

調理方法は、先にも書いたように『本格的』、25分間鍋から離れることはできません(苦笑)。

ということで、今日は実際にどんな風に仕上がっていくのか、どうして鍋から離れられないのかがわかるように、画像でご紹介したいと思います。

 

調理方法

  1. 鍋に大さじ1杯のオリーブオイルを入れて熱し、90gの『トスカンリゾット』を加えて1分間かき混ぜる。
  2. 2gの塩を加える。お好みで白ワインを加えて蒸発させる。
  3. 300mlのお湯を少しずつ加え、とろみが付いて米に少し歯ごたえが残る状態になるまでかき混ぜる。(中火で約25分間)
  4. 鍋を火からおろし、お好みでパルメザンチーズを入れてかき混ぜる。

 

炒める

まずは、鍋にオリーブオイルを入れて熱し、計量した『トスカンリゾット』(画像は4人分)を全て入れます。入れたら、オイルが馴染むように全体を1分間かき混ぜます。

1分経ったら、塩を投入。もちろん計量したリゾットに合わせた量ですが、多く作る場合は塩も心持ち多めの方がおいしくできると思います。

ここで、入れたい人は白ワインを加えます。量の目安は、280g(およそ3食分)で50mlくらい。なので、1食分(90〜95g)なら20mlくらいかな? 加えたら、しっかりとアルコール分を飛ばしましょう。

お湯を入れる

次に準備したお湯を加えます。気を付けることは、

 

少しずつ加えること!

 

煮込み途中

こんな風に、水分がなくなてきたら継ぎ足す感じで。そして加えるお湯は、冷めないように横で保温しつつがベター。冷めたお湯を加えるとお米の温度が下がるので注意しましょう。

ちなみに、お湯は一気に加えて作ってもリゾットはできますが、水分量の調整が難しいので『少しずつ』加える方が作りやすいです。

煮込み

きれいな色ではないけれど、『グリーン』になってきましたよ(笑)。

こんな感じで25分間ひたすら混ぜながら作ると・・・

リゾット

 

完成〜〜!

 

よく、混ぜ続けるとお米の粘りが出過ぎておいしくないリゾットになる、と耳にしますが、本場イタリアでは『重めのクリーミーなリゾット』を少しだけ前菜として食べるのが普通らしいので、この『トスカンリゾット』の作り方は、より本場に近いリゾットの作り方と言えます。

これで、鍋から離れられない理由がわかっていただけたでしょうか(笑)? お湯を加えては混ぜる、が必要なんですよ〜。

どんな味?

リゾットアップ

なんだかお茶を混ぜたいような色合いで、全然おいしそうに見えませんが、

 

普通においしいです。

 

また、お好みでパルメザンチーズをとありましたが、個人的にはなしの方がおいしいと思いました。

この出来上がったリゾットの味を言葉で表すのは難しく、炒めている時はにんにくの香りが立っていい香りだと思ったのですが、煮込んでいる間にその香りもなくなって・・・。

かと言って、青臭い香りでもなく味でもない。本当に形容し難い味なんですよ。一緒に食べた家族にも聞いてみましたが、「普通に食べられるよ」とか「おいしいよ」とか「日本では珍しい味」とかしか出てこず、やっぱり『こんな味』とは言えないようでした。

素材の味がうまく合わさりおいしいんですけどね。どの材料も主張が強くないので、良い意味でバランスが取れている感じかなぁ。

ただ、おいしいけれど頻繁に食べたくなる味ではないのは確か。

どんな味? とタイトルを付けながら説明できなくて申し訳ないのですが、強いて言うなら

 

珍しい味

 

です(苦笑)。

まとめ

スペインから届いたリゾットミックス『トスカンリゾット』は、手軽に(いや、普通に)トスカーナ風リゾットが楽しめるものでした。

ミックスされた材料は、特に珍しく知らないものではありませんが、出来上がったリゾットはうまく言葉で表現できない味で、すごく面白いです。

でも決しておすすめできない味ではないので、興味がある人は食べて自分の舌で確認してみて欲しいなと思います。

我が家では、息子ひとりだけが「当分僕はいらない」と言いましたが、私を含めて他の3人は「また食べよう」と話していたので、今度はHPで紹介されていた作り方、仕上げに

バターとおろしたてのチーズを入れる方法

で作ってみたいと思います。

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