以前から気にはなりつつも、購入したことがなかったプリンの素を買ってみました。
ポッカサッポロ 完熟マンゴープリンの素 200g×4袋 798円(税込・2018年3月)
同じポッカサッポロから出ているいちごプリンの素と迷ったのですが、やっぱりマンゴー好きなのでこちらをチョイス(いちごも好きですけど・笑)。
これは、おいしいよ!
なんていう噂だけは聞いていたので、ずいぶん前から1度食べてみなくちゃと思っていたのです。何でも牛乳と混ぜるだけで完成するプリンらしいので、小さいころによく食べたハウスの『フルーチェ』と同じ作り方のようですね。
果物のペクチン
ジャムを作ったことがある人は知っていると思いますが、果物にはペクチンという多糖類の一種が含まれています。
これは、砂糖と酸を加えることで凝固するもので、適正な濃度(糖度・酸度)を保つとしっかりと固まります。なので、ジャム作りにはたくさんの砂糖とレモン汁を加えるんですね。
あまり手作りマンゴージャムを作る人はいないかと思いますが、実はマンゴーはペクチン含有量が高め、りんごと同じくらいあるんですよ。つまり、今回購入した完熟マンゴープリンは、マンゴー果汁に含まれるペクチンと牛乳のカルシウムが結合することで固まる仕組みというわけです。
ただ固まらせるだけでなく、とろける食感を出すところはやはりプロ(笑)。フルーチェもこのプリンも、どちらも絶妙なバランスで配合されているのだと思います。
そんなわけで、ゼラチンを使うときのように、やわらかめが好みだからと水分量を増やすなどの調整はせず、パッケージ背面の作り方通りの量を守った方がおいしくできるはずです。では、早速作ってみたいと思います。
実際に作ってみたら
そうそう、このプリンの素は、すべて
業務用です!
市販されていないものなんですよね。なので、どこかのカフェで食べたマンゴープリンが、元はこれだったりするわけです(笑)。考えてみれば、お店で出せるくらいなのだから、おいしいに決まってますよね!!
早く食べたいよー!
と、心の中で叫びつつ(笑)作りましたよ。
でき上がり量を見ると、モロゾフなどの小さめプリンカップで5〜6個ほどとれるかなというくらい。基本は5人分のようですけど。
牛乳と混ぜて、とろみが出てきたら好きな容器に移して冷やすだけ!冷やす時間も決まっていますよ。必ず3時間以上は冷やすこと。とろとろ食感をちゃんと出すには、3時間は冷やさないといけないってことですね。
うう、早く食べたいのに・・・(苦笑)。
そう思いつつも、しっかり3時間待ちましたよ!そして、食べました!
おいしーーーーーい。
甘過ぎなくて、マンゴーの味もしっかりと感じられて、これはおいしいです!もっと早く買って食べれば良かった(笑)。
写真では、スプレーホイップをのっけていますが、その前にちゃんとひと口先に食べて味をみていますよ。
いや〜、これはホントおいしいですよ。とろとろ加減も結構好きな感じだし(笑)。
原材料に使用されているマンゴーが完熟な上、品種がアルフォンソマンゴーですからね! マンゴー特有の酸味はほぼなく、甘いプリンとなっています。
ここで、マンゴーの品種について少し。
マンゴーの代表品種
- アップルマンゴー(アーウィン種)
- アルフォンソマンゴー(アルフォンソ種)
- ペリカンマンゴー(ガラパオ種)
- グリーンマンゴー(キーツ種)
- タイマンゴー(ナンドクマイ種)
日本のスーパーでよく見かけるのは、タイマンゴーやアップルマンゴーかと思います。どちらも甘いけれどほどよい酸味がありますよね。
でも、マンゴーの王様と呼ばれるインド産アルフォンソマンゴーは、酸味が少なく甘く濃厚なのです。日本に輸入解禁になったのも、2006年と比較的最近のことだそう。
個人的には、この完熟の甘さは結構好きですが、酸味が好きな人にはちょっと物足りない味かも知れません。
でも、おそらく誰が食べても『おいしい』と思えるプリンだと思います!
これから暖かくなると、冷たいデザートも良いものです。日持ちもするし、何より安い(5人分で約200円プラス牛乳200ml=50〜70円ですから)(笑)!!
我が家はストック決定ですよ。まだ食べたことない人は、ぜひ食べてみてください。
このプリンにリアルマンゴーを入れてもおいしかった!
便利な冷凍マンゴーもどうぞ。
そして〜
生クリームを加えた2層マンゴープリンレシピもどうぞ。
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