我が家が最近おうちハンバーガーを作る時、もっぱら『冷凍ビーフパティ』を使っているので、なかなか食べる機会がなかったコストコの『ビーフパティ』。先日ストアクーポンでお安くなっていたので買ってみました。
カークランドシグネチャー 100%ビーフパティ赤身88% 99円/100g(通常価格108円・2019年11月)
店頭でも思っていたけれど、やっぱり家で改めて見るとひと塊が大きい! 迫力あるわ〜(笑)。
以前、コストコの季刊誌『Costco Connections』のレシピ紹介記事で取り上げられていたことがあり、その画像を見てすごくおいしそうだと思っていたんですよ。BBQだけでなく、自宅でも便利に使えそうだなと。
でも料理で牛ひき肉を使う時は牛ミンチ肉を購入するし、やっぱり量というよりサイズが大きいからちょっと敬遠(苦笑)。
でも! 今回思い切って買ってみたので、しっかりと味わって食べてみたいと思います。
どんなもの?
どど〜〜んと厚みのあるビーフパティは、1個でおよそ150g。サイズ的にはちょっと大きめのハンバーグくらいかと思います。また赤身88%なので、色も当然ながら赤い!
そして、このビーフパティの見た目の特徴が、中央に見える穴。恐らく火が通りやすいように開けられていると思うんですけど、それは実際に焼いてみないとわかりません(笑)。
ということで、早速焼いてみます!
ご覧のように3個でフライパンをほぼ占領! まぁ原因はフライパンサイズが24cmだからなんですけど(笑)。26cm以上のものだと4〜5個は並ぶと思います。
通常ハンバーガー用として焼く場合は、上からギュッと押したり、先に形を整えたりするようですが、今回は『ディナーロール』にサンドしたかったことと、中央の穴からの火の入り具合を確認したかったので、そのまま何もせずに焼きました。
焼き時間は、およそ13分。
焼き始めてしばらくすると、中央の穴からジュワジュワと湯気が出て、見る見る肉の色が変わっていきました。やはり火の通りを良くするために開けられているみたいですね。
じゃ〜〜ん。
どんだけ厚いんだ! というミニハンバーガーが完成しましたー(笑)!
断面を見ると、押さえていないのでミンサー(ひき肉器)から出てきたまんまのひき肉感満載ですがおいしそうです。では、実食!
ん?
んん?
想像と違うーー!
見た目からもう少しジューシーだと思っていたのに、全然です(苦笑)。肉の味はもちろん牛肉ですが、イマイチ旨味がない! 88%の赤身だとこういう味になるんだ。
ものすごく淡白です。
肉を食べているぞー! という満足感は得られますが、おいしいかと聞かれたら「おいしいけど・・・」と答えてしまう味です(苦笑)。
もっと肉汁たっぷり旨味たっぷりが好みなので、個人的にはこれはハンバーガー向きではない気がする・・・。一緒に食べた息子達も同意見で、断然『冷凍ビーフパティ』の方がおいしいと言っていました。
ただ、BBQなどで熱々の鉄板で豪快に焼いたら、もっと香ばしくなりおいしくなるのかも知れませんけど。
アレンジはできる
そうは言っても牛肉100%なので、あっさり仕上げたいミートソースやミートボールなど、色々アレンジはできると思います。
じゃあ、何を作ってみようか? と考え、ちょうどコストコで購入していた巨大赤ピーマンを思い出し、肉詰めに使ってみることにしました。
ニュージーランド産 パルレモ(甘とうがらし) 598円(税込・2019年11月)
長いとうがらしと言えばせいぜい万願寺とうがらしくらいで、こんなに長くて赤い甘とうがらしを食べるのは初めて。長さは20cmほどあります。
ちょっと調べてみたら、別名イタリアンパプリカと呼ばれる品種のようで、種が少なく、甘くてサラダやグリル料理など様々な料理に使えるとありました。
普段よく見る赤パプリカの進化版!? っぽい感じなのかも知れません。
半分にカットすると、こんな感じで本当に種は少ないです(取り除いていません!)。
レシピ
材料(4人分)
- パルレモ・・・2本
- ビーフパティ・・・3個(450g)
- グリーンオリーブ・・・10個
- にんにく・・・1片
- 粉チーズ・・・15g
- パン粉・・・12g
- 卵・・・1個
- 塩・胡椒・ナツメグ・・・適量
<ソース>
- トマトソース・ケーパー・オリーブオイル・塩・胡椒・・・適量
作り方
- さっと洗ったパルレモは縦半分にカットし種を取り除いたら、内側に薄力粉(分量外)を振りかけておきます。
- ボールにビーフパティ、みじん切りにしたグリーンオリーブとにんにく、粉チーズ・パン粉・卵・塩・胡椒・ナツメグを入れよく混ぜます。
- パルレモに混ぜた種を詰め、グリルパンに並べます。
- 温度強でおよそ30分焼き、火が通っているか確認します。通っていればお皿に取り出します。
- 耐熱容器にソースの材料を入れ、40秒〜1分加熱します。よく混ぜたら、焼けた肉詰めにかけます。これで完成。
ナイフでカットすると、肉汁が流れてきました! 食べるとパルレモの甘さがすごくてまずびっくり(笑)。肉厚で食べ応えがありおいしいです。そしてビーフパティで作った種もGOOD。オリーブがアクセントになっていておいしい!
アレンジ的には成功だなと思いましたが、食べ出してすぐ、家族は「あのお肉で作った?」と気付きました(苦笑)。それだけこのビーフパティは、特徴ある味ということですね。
まとめ
コストコの定番商品でもある『ビーフパティ赤身88%』は、実際に食べてみると予想よりも赤身感強めで淡白な味だとわかりました。基本的にパティなので、そのまま焼いて食べるものですが、個人的には他の料理に使った方が食べやすいと感じました。
とは言え、すごく肉肉しいというか牛肉の味は濃厚なので、牛肉好きの人には申し分ないパティだし、脂分をあまり摂りたくない人にとっては最適なパティだと思います。
反対に、霜降り系の牛肉が好きでジューシーさを好む人にとっては、若干物足りない味かも知れません。
やっぱり、BBQなど屋外で豪快に焼いて食べるとおいしいのかなぁ〜。
ということで、我が家では恐らくリピ買いはないです(苦笑)。ちょっと味が淡白過ぎて合いませんでした。これも食べたからわかったことなので、今後も色々なものを食べて自分で(家族で)確認してお気に入りを見つけたいと思います。
おすすめ度: