コストコの野菜には、フレッシュな野菜や冷凍野菜だけでなく、『レトルトスイートコーン』のような火が通ったものもあります。
今日はその中から初めて買ったこちらをご紹介。随分前から販売されていますが、何せじゃがいもは常にストックしているのでなかなか買う機会がなかったんですよ(笑)。
丸和油脂 北海じゃがバター 4個入×3パック 798円(税込・2019年9月)
丸和油脂と言えば、コストコで人気の『もちもちじゃがまん』のメーカー。調味料類だけでなく北海道物産品も製造している会社です。
この北海じゃがバターは、北海道産の男爵いもとバターを使い、温めるだけで手軽に北海道の味覚が楽しめる商品のよう。たったそれだけでじゃがバターが完成するなんて! うれしいですよね。
商品について
では、早速中身のチェックから。
1パックには小ぶりの男爵いもが4個、真空パックされて入っています。もちろん火が通っているのでこのまま食べることもできるようですが、やはりじゃがバターは温めて食べたいですよね。
温める方法は2種類あり、パックに穴を開けてレンジで2分加熱するか、湯煎にかけて10分温めるかのどちらかです。
手軽さを優先するなら、レンジかな(笑)。
で、これがレンジ加熱したもの。表面がテカッとしているのは、バターのせい。全体にしっかりとバターが馴染んでいる感じですよ。
そして、断面がこちら。
!!
バターが中に浸透してる!?
じゃがいもの半分が茶色く変色してる!!
ちょっとビックリしましたが、気にせず食べてみることにしました。とにかく、香りはすごくバターです(笑)。
原材料
男爵いも(北海道産・遺伝子組換えでない)・バター(北海道産)・食塩
どんな味?
食べてみると、私のイメージしている『じゃがバター』とは程遠く、しっとりねっとりとした食感のじゃがいもでした。何だろう、ちょっとバターが染みているのかな、じゃがいもの内側部分もバター風味なんですよ。
う〜〜ん。
確かにじゃがいもとバターで『じゃがバター』ではあるけれど、これはバターで味付けした煮物っぽい気がする。でも味はおいしいんですけどね(笑)。
ちなみに家族もほぼ同意見で、ホクホクとしたじゃがいもにバターをたっぷりと乗せて食べる『じゃがバター』とは別物だと言っていました。
アレンジしよう!
あまり好評ではなかったので、2度3度とそのまま食卓に出すわけにはいかず(苦笑)。そこで、何とかおいしく食べようとアレンジレシピを考えてみました。
まずは、ミートソース&チーズを乗せてオーブン調理。でもやっぱりバターがすごく効いているので、おいしいけれどイマイチかなーという評価。
ならば、これはどうだ!!
とコロッケにしてみたら、こちらは成功! これはいいねと合格をもらいました(笑)。
なので、今日はコロッケレシピをご紹介!!
コロッケの作り方
まずは、北海じゃがバターのパックに穴を開けレンジで30秒ほど加熱。ボールに取り出します。
皮を取り除いたじゃがいもをマッシャーなどで粗く潰します。
フライパンにビーフパティを入れ、崩しながら炒めます。
じゃがいものボールに炒めたビーフパティを入れて軽く混ぜたら、溶き卵を加えて混ぜます。塩・胡椒で味を整えます。
コロッケ種を8等分にし、好きな形に成型したら、表面に軽く薄力粉をまぶしつけてフライ衣をつけます。あとは、170℃の油で表面が黄金色になるまで揚げるだけ。
元々じゃがいもに味が付いているので、塩と胡椒は少なめでOKです。
ちなみに今回玉ねぎを入れなかったのは、じゃがいもの甘味を生かすため。比較的あっさりとしたコロッケに仕上がりました。
レシピ
材料
- 北海じゃがバター・・・1パック
- ビーフパティ・・・1枚(なければ牛ひき肉110〜120g)
- 卵・・・1個
- 塩・胡椒・・・適量
- 揚げ衣用材料・・・適量(パン粉・薄力粉・バッター液or卵液)
- 揚げ油・・・適量
作り方
- 北海じゃがバターは、パックに穴を開けレンジで30秒ほど加熱し、ボールに取り出します。
- じゃがいもの皮を取り除き、マッシャーなどで粗くつぶします。
- フライパンにビーフパティを入れ、崩しながら炒めます。
- じゃがいものボールに炒めたビーフパティを入れ、混ぜます。
- 別のボールで溶き卵を作り、じゃがいものボールに加えて混ぜます。塩・胡椒で味を整えます。
- コロッケ種を8等分し、好きな形に成型します。
- 表面に軽く薄力粉をまぶしつけ、フライ衣をつけます。
- 揚げ油を170℃にし、表面が黄金色になるまで揚げれば完成。
メモ:お好みでソースやレモンを絞ってもおいしいと思います。
まとめ
便利そうだと初購入した『北海じゃがバター』ですが、思いの外しっとりとした食感が、いわゆる『じゃがバター』のイメージとは程遠く、味はおいしいけれど、残念ながら『じゃがバター』として食べるには無理があるかなという印象を持ちました。
簡単にじゃがいもとバターの味を楽しめるという点では秀逸かと思いますが、個人的にはリピ買いしたい商品ではなかった(苦笑)。
ただそうは言っても、調理するとバターの効いたおいしいじゃがいも料理になるし、何より茹でる必要がない点は有り難い。なので、バター味の付いた、下ごしらえが必要ない便利なじゃがいもという位置づけではリピ買いもあるかなと考えています(笑)。
ということで、私と同じように粉吹き芋のようなホクホクとした食感のじゃがバターが好きな人にはあまりおすすめしませんが、とにかくじゃがいもとバターが好き! という人には激しくおすすめ(笑)。気になる人はぜひ。
おすすめ度: