みなさん、コストコに新しいホールトマト缶が登場しましたよー!
カークランドシグネチャー サンマルツァーノDOP ホールトマト缶 2.4kg(800g×3缶・固形量520g×3缶) 1,198円(税込・2020年6月)
実は、少し前からトマト缶が欲しいと行く度にチェックしていたのですが出会わず、コストコオンラインショップで『オーガニック ダイストマト』に出会うも、すぐに完売してしまい買えなかった(苦笑)。
次こそはと思っていた時、やっと見つけたんですよトマト缶。嬉しくって、1缶サイズが大きいとは思ったけれど、迷わずカートに入れましたよ(笑)。
実際に使ってみたら、もうおいしいのなんの! サンマルツァーノ特有の濃い味、甘い味でそのまま食べられるくらい。トマトソースだけに使うには勿体なくて、そのままスープに使ってみたらおいしかった! これはかなりおすすめのトマト缶ですよ。
商品について
今回購入した『サンマルツァーノDOP』は、原産地呼称保護制度マークがついたもの。
つまり、『伝統的で地域に根ざした特有の野菜』だと認められたトマト、『サンマルツァーノ』だけが使用されたトマト缶なのです。
このマークです。コストコでよく見かけますよね?
要は、偽物じゃないよという証。
ちなみに、サンマルツァーノという品種はイタリアで最も有名なプラムトマトで、かの有名なポンペイの大噴火『ヴェスヴィオ山』のふもとで栽培されているものなんですよ。
火山灰を多く含んだ土壌で育てられているため、
- 果肉が赤い
- 皮が取り除きやすい
- 種子が少ない=果肉が厚い
- 味が濃い
- 甘い香りが強め
- 酸味が少ない
という特徴があります。一般的によくトマト缶に利用される『ローマトマト』とは、また違った味わいになります。
出典:https://www.consorziopomodorosanmarzanodop.it/
でもって、このマーク。
これは、『サンマルツァーノ デルアグロ サルネーゼ ノセリーノトマト』(舌噛みそう〜・笑)のマークで、3つの県(サレルノ県・アベリーノ県・ナポリ県)の特定地域で生産されたサンマルツァーノであるという証になります。
とにかく、そういった基準をクリアしたものだけが使用されている、ある意味『限定トマト缶』なわけです。何だか貴重ですよね〜(笑)。
原材料
トマト・トマトジュース
貴重と言えば、日本でもそうですが、比較的ブランド的地位のある商品は割高に販売されるため、偽物が出回ることもありますよね?
イタリアでは、このサンマルツァーノのトマト缶にも偽物があるらしいのです。そういった理由もあって、本物である証として『DOP』などの認定マークが利用されているようです。
どんな味?
先にも書きましたが、とっても濃い味でおいしいです。
ごく一般的なトマト缶は、そのまま食べると酸味が強めでうすい味のものが多いのですが、これは全然違います。潰してそのままソースでOKなんじゃない? と思うほど、ドロっとしていて濃厚です。
画像を見てもわかるように、色が本当に真っ赤なんですよー。太陽の恵みをたっぷり受けた色という感じです(いや、本当は品種のせいなんですけど・笑)。
折角なので、煮込んでトマトソース・・・ではなく、そのまま夏野菜と一緒に煮込んでトマトスープにしてみたら、適度な酸味と濃厚なトマトの味が楽しめるものとなりました。
まとめ
イタリアの人気トマト、サンマルツァーノだけで加工されたトマト缶『サンマルツァーノDOP』は、濃厚なトマトの味が生きた使いやすいものでした。
ゴロゴロと入った果肉は、ほとんど崩れず成型のまま。色々アレンジしやすいと思います。
またこのサンマルツァーノ品種は、火を通すとさらにおいしさがUPするので、本場イタリアではトマトソースだけでなく、本格ナポリピザにも使用されるようです。と言うか、缶詰サンマルツァーノを使用しないと真のナポリピザとは言えないんだとか。
ということで、濃いだけでなくトマトの味わいも深いトマト缶、これを使ってトマトソースやボロネーゼソース、ラタトュイユなどを作ったら、いつもと違うおいしい味に仕上がるに違いない・・・と思います。
1缶サイズは大きいのですが、使わない分はジップロックなどに移して冷凍も可能。使い切れずに困るということはないはずなので、トマト好きの人はぜひ食べてみてください。おすすめです。
おすすめ度: