生まれて初めて食べた野菜!!“シーアスパラガス”ってどんなもの?

先日、コストコで珍しい野菜を見つけたので買ってみました。

イスラエル産  シーアスパラガス  300g 858円(税込・2019年8月)

名前を聞いたことはあるのですが、実際に食べるのは初めて。どんなものなのか、興味津々持ち帰りました。

シーアスパラガスって?

まずは外見から。何やら細くてヒョロヒョロしていますよね(笑)。触った感じは多肉植物みたいですよ。

シュッと細い見た目がアスパラガスに似ているからそんな名前がついたのかな?と思っているのですが、調べてみたら日本では厚岸湖のカキ島で発見されたことから厚岸草(アッケシソウ)と呼ばれているようです。

・・・日本でも自生しているんだ、知らなかった(苦笑)。

シーアスパラガスはシー(sea)と名が付くように、海辺で生息する野菜。海水を取り込んで育つため塩気があるのが特徴です。またケールの10倍とも言われるミネラルも豊富に含まれています。

日本では絶滅危惧類に指定されているため日本産が出回ることはありませんが、イギリスなどヨーロッパではごく一般的に食べられている野菜のよう。

つまり、見た目では想像できないほど栄養価の高い野菜ということですね。さて、そのお味はどんなものなんでしょう?

食べ方と味

こうしてじっくり見れば見るほど、どうやって食べていいやらさっぱりな感じですが(苦笑)、アスパラガスと同じで『生のまま』もしくは『さっと茹でて』食べるといいみたい。

 

じゃぁ、ちょっとだけそのまま食べてみよう。

 

ハッ!!

 

青臭ーーい(苦笑)!

 

なんとも例えようがない味ですよ。う〜〜ん、食べたことはないけれど、きっと多肉植物を食べたらこんな味なはず(笑)、もしくはアロエをもっと青臭くした感じ(笑)? そして、かなり塩っぱい!!

 

こんなに塩がキツイんだー。

 

予想とかけ離れた味に、ちょっとびっくりしました(そして凹む・苦笑)。

コストコでは以下のように紹介されていたんですよ! なので、色々な料理に使えそうだと思ったんですけどねぇ。

 

シーアスパラガスはアミノ酸・ミネラル・食物繊維豊富でヨーロッパやアメリカで人気の高い身近な食材です。サラダのトッピングやメインディッシュの付け合わせに。そのほかにも用途多彩です。
*炒め物
*和え物

 

用途多彩・・・。でもこれは、

 

好き嫌いがわかれる味

 

ですよ。個人的には苦手かも〜〜(泣)。ただ食感は、シャリシャクっとしていておもしろいんですけどね。

でも折角購入したし、珍しいし、スーパーフード的な野菜だし、おいしく食べたいので色々食べ方を調べてみました。

 

  1. 生のまま食べる・・・軽く水洗いしてサラダに混ぜる・ポキ(ポケ)に混ぜるなど。
  2. 茹でて食べる・・・1分間ほど茹で、レモン汁やオリーブオイルと和える。
  3. 炒めて食べる・・・バターソテーして付け合わせにする。
  4. 揚げて食べる・・・そのまま衣を付けて天ぷらにする。塩を付ける必要はない。

 

基本的に塩気がある野菜なので、それ以外の調味料で味付けすれば良い感じですね。

茹でて食べる

ということで、生で食べるのは無理だなと考え、火を通して食べてみることにしました(笑)。

見た目はなかなかいい感じー(笑)。

さっと茹でて、レモン汁とオリーブオイルと少量の胡椒を加えて和えたものです。どうか青臭さは消えていますように(笑)。

では、いただきます。

 

うはっ。

 

やっぱりちょっと青臭いよーー(苦笑)

しかもかなり塩っぱいよー。

 

でも、生より断然食べやすくなった!! うん、普通に食べられる!! ただ、本当に塩っぱいだけです(笑)。

まとめ

この歳になって、これほど衝撃を受ける野菜に出会うとは思っていなかったけれど、非常に珍しい野菜であることは間違いなく、その栄養価を考えると、普段の食事に加えたいと思えるものでした。

ただ、私だけでなく息子のうちひとりも受け付けなかったので、我が家ではリピ買いはないと思います(苦笑)。

とにかく、もう少し青臭さが抜ける方法が見つかれば、食感は独特でおもしろいと思うので、色々な料理のアクセントになってくれるはず。まだまだ残っているので、おいしい食べ方を模索したいと思います。

また、これはいける! と思えるレシピにたどり着いたらご紹介しますね〜。

日本では珍しい海の野菜『シーアスパラガス』、気になる人はぜひ食べてみてください。もしかしたら、普通においしいじゃん! と思うかも(笑)。

おすすめ度:

追記

なんとか普通に食べられる方法を見つけました!

それは・・・

お味噌汁の具として食べる

です(笑)。ただし、使用する前に1時間ほど水につける必要があります。塩気がなくなるわけではありませんが、少しマシにはなります(苦笑)。で、他の具材と同じように少し火を通すと、食感はそのままで塩っぱさと青臭さが軽減されました。

食べ方に困ったら、ぜひお試しを。

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