みなさん、魚を食べていますか?
食べている時に骨を取り除くのが面倒で、つい魚ではなく肉を買ってしまう人もいるでしょう。よーくわかります(笑)。
でも、世の中には骨も取ってくれていて、自分で下処理をする必要がない便利な魚があるんですよ〜! コストコの『アトランティックサーモン』もそんな魚のひとつですよね。
それにもうひとつ、『パンガシウス』という魚も便利なんですよ! 食べたことありますか?
パンガシウスって?
カークランドシグネチャー ベトナム産 生パンガシウスフィレ 138円/100g(税込・2020年2月)
パンガシウスが日本に輸入されたのは、1990年代のはじめ。当時は『キャットフィッシュ』と呼ばれていたことから、あまり販売は伸びなかったようです。
その後、2014年頃から『イオン』で販売がスタートした調理加工済みの『パンガシウス』がきっかけとなり、日本での需要も高まりました。
というのも、イオンは『キャットフィッシュ』という呼称ではなく、学名の『パンガシウス』に変更して販売したのです。そりゃあ、キャットより断然違和感を感じませんよね〜。商品名って大事なんですね(笑)。
現在はイオン以外のスーパーでもよく見かけるようになっていて、もちろんコストコでも販売されています!
ただ、スーパーで見かけるものは、ほぼ100%が冷凍で輸入されたものに対し、コストコのものは冷蔵パンガシウス。加熱して食べる必要はありますが、1度も冷凍されていないのでやはり新鮮なのです。
味の方はとても淡白で、ちょっとタラに似た感じ。特に臭みもなくおいしい魚です。
ちなみに、パンガシウスはパンガシウス属のナマズなんですよ! 淡白な理由がわかりますよね(笑)。
フライがおすすめ
どんな味付けにも合う淡白なパンガシウスは、フィレということで『ムニエル』や『蒲焼』にして食べる人も多いかと思いますが、個人的にはフライが 1番おいしいと思っています。
実は初めてムニエルにした時、本当に少しですが魚臭を感じてしまって(苦笑)。以来ずっと我が家ではフライが定番です(笑)。
さて、今日はフライのお供『タルタルソース』ではなく、プッタネスカ風『トマトソース』レシピのご紹介。魚のフライは少し酸味のあるトマトとも好相性なので、いつもの味に飽きたらぜひ作ってみてください。
レシピ
材料(3〜4人分)
- 生パンガシウスフィレ・・・2枚
- フライ衣用材料・・・塩・胡椒・薄力粉・卵・パン粉など適量
<トマトソース>
- 市販のトマトソース・・・50〜70g(今回はちょっと甘めのデイブズ グルメ レッド エアルームを使いました)
- グリーンオリーブ・・・5個
- ケイパー・・・大さじ1/2
- オリーブオイル・・・小さじ1
- 塩・・・適宜
作り方
- グリーンオリーブはみじん切りにしておきます。
- 生パンガシウスは3cm幅くらいに切って、塩・胡椒を振ります。塩は少し多めがおすすめ。
- 表面に薄力粉をまぶし、卵液もしくはバッター液をつけてパン粉をまぶします。
- 170℃に熱した油で、狐色になるまで揚げます。
- 耐熱容器に塩以外のトマトソースの材料を全て入れ、ラップをかけて電子レンジで1分ほど加熱して温めます。味をみて塩で調整してください。
- お皿に盛り付け、温めたトマトソースをかければ完成。
アツアツのフライって、本当においしいですよね〜!
パンガシウスは、とにかくどんな味付けでもOK。色々味のバリエーションを楽しんでみてくださいね。