先日、コストコの冷凍コーナーで見たことがない『ミニキッシュ』を発見! ホームパーティの予定は全くないけれど(笑)、とってもおいしそうだったので買ってみました。
Temptation Bakeries(テンプテーションベーカリーズ)ミニキッシュ 60パック(1kg・2種×15パック) 1,638円(税込・2020年8月)
以前コストコで販売されていた『ミニキッシュ』は、土台がパートフィロ(薄い生地を何層にも重ねたもの)だったのに対し、こちらの生地はタルト。つまり、キッシュらしいキッシュなんですね。
実際に食べてみると、2種類のフィリングが全く違った味わいでおいしかった!
過去に何度もキッシュを手作りしていますが、自分でミニサイズを作るのは大変なんですよ!!
その点この商品は、オーブンやレンジ加熱で食べられる便利品!!「少しだけ食べたい」という欲求を満たしてくれますよ〜(笑)。
テンプテーションベーカリーズって?
このキッシュを製造している『テンプテーションベーカリーズ』は、オーストラリアのヴィクトリア州にある Mornington Peninsula(モーニントン半島)で誕生しました。今から27年前の1993年のことです。
出典:https://www.temptation.com.au/
元々パン屋としてスタートしていますが、高品質の焼き菓子の製造を得意とし、25年以上前からカンタス航空と提携。現在も機内食として商品が提供されています。また、2016年にはグルテンフリー専用の工場も開設、今ではオーストラリア最大のグルテンフリーメーカーとなっています。
今回購入した『ミニキッシュ 』は、グルテンフリー商品ではありませんが、コストコオンリー商品です!! コストコユーザーしか食べることができないレアキッシュなんですよ(笑)。
今のところ、倉庫店では1種類の販売しかないようですが、実はもう1種類『プチパイ』もあるので、いつか店頭に並ぶことを期待しています。
商品について
プチと言うだけあって、ご覧のようにキッシュのサイズは本当にミニサイズ。直径およそ4.5cmほどです。男性なら、間違いなく1口で食べられるサイズですよ。
2種類のキッシュはこんな風に2段になって入っていますが、トレイは1段ずつ別になっているので、全部で4トレイ入っていることになります。
こんな感じ。ひとつひとつ割れないように工夫されています。
調理方法は、オーブン加熱とレンジ加熱の2種類です。
タルト系はレンジで加熱すると、間違いなくしっとりしてしまうので、個人的にはオーブン加熱がおすすめです。
*注意点:必ずキッシュの中心温度が75℃以上になるまで加熱すること。
調理方法
- オーブン加熱・・・180℃に余熱して冷凍の場合は10〜12分・解凍している場合は7〜12分
- レンジ加熱・・・5個の場合、600Wで1分30秒〜2分
どんな味?
では、実際にオーブン加熱してみますよ。
スモーキーベーコン・テイスティチーズ
原材料
小麦粉・卵・クリーム・ベーコン(豚肉・食塩・砂糖・メープルシュガー)・ナチュラルチーズ(生乳・食塩)』・玉ねぎ・ショートニング・無塩バター・ホエイパウダー・食塩・小麦たん白・香辛料/増粘剤(加工でん粉)・膨張剤・酸化防止剤(エリソルビン酸Na・V.E)・発色剤(亜硝酸Na)・リン酸塩(Na・K)・保存料(ソルビン酸)・でん粉・(一部に小麦・卵・乳成分・豚肉・大豆を含む)
食べるとフワッとベーコンのスモーキーさが口に広がる、食べやすいキッシュです。土台のタルト生地は思っていたほど硬くはなく、オーブン調理をしても比較的ソフト食感。テイスティチーズはと言うと、さほど主張がなくまろやかです。
全体的にあっさりとした味わいですよ。
リコッタ・ほうれん草・サンドライトマト
原材料
小麦粉・卵・クリーム・リコッタ(ホエイ・生乳・食塩)・ナチュラルチーズ・玉ねぎ・ショートニング・無塩バター・ほうれん草・サンドライトマト・ホエイパウダー・食塩・にんにく・香辛料・小麦たん白/増粘剤(加工でん粉)・膨張剤・酸味料・保存料(ソルビン酸(K))・酸化防止剤(V.E)・でん粉・(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)
実は、こちらがとても気になっていました! だって、大好きなサンドライトマトが入っているから(笑)。
実際に食べてみると、こちらも思いの外あっさり〜。チーズが効いているわけでもなく、決して濃い味ではありません。良い意味で食べやすいけれど、個人的にはどこか物足りなさを感じてしまいました。
とは言え、サンドライトマトの味はしっかりとあるので、おいしいんですけどね(笑)。
断面を見ると、偏ることなくしっかりとフィリングが詰められているのがわかります。
まとめ
カンタス航空の機内食で使用されるようになって、国際的にメジャーになったテンプテーションベーカリーズの『ミニキッシュ』は、フィリングと土台のタルトのバランスが良く食べやすいものでした。
2種類のフィリングは比較的あっさりめなので、パクパクと食べることができ、朝食にひとつ、休日のブランチにサラダと一緒に。またワインのお供になどおすすめ。冷凍庫にストックしておくと重宝すると思います。
今年の夏は、いつもと違う夏を過ごしている人も多いはず。出かける機会は少なくても、ちょっといつもと違うメニューを食卓に並べるだけで楽しい気分が味わえるかも。冷凍庫のスペースに余裕があれば、ぜひ食べてみてください。
好き嫌いは別として、小さいお子さんも食べられる味ですよ(笑)。
追記
後日、解凍なしの状態で、温度140℃のオーブントースターで焼いてみたら、タルト生地が少し濃い色目になりサクサクに。すると、フィリングも格段においしくなりましたー!
なので、調理はオーブントースター加熱がおすすめです! お試しを。
おすすめ度: