カークランドシグネチャー TSO チキンヌードル 1,270g 1,480円(税込・2021年8月)
昨日購入した『TSO チキンヌードル』、早速食べましたよー!
家族で食べる時、焼きそば LOVE な夫に「これは、アメリカンチャイニーズヌードルです」と伝えると、「そんなの焼きそばじゃない!えーー!ソースじゃないの?」なんて文句を言っていましたが、実際に食べると「思っていたよりおいしい」と(笑)。
何かに似た味だと例えられない、独特の味がする焼きそばでしたが、野菜がたっぷりでおいしかった!
但し、コシのある麺が好きな人にはおすすめしないかなぁ。
商品について
まずは、商品名についている『TSO』について簡単に。
アメリカで発展したチャイニーズフードの『General TSO chicken=左宗棠鶏=さそうとうどり』というのは、19世紀に実在した湖南省出身の総督である左宗棠(さ そうとう=Tso Tsung-t’ang=Zuo Zongtang=ツォ・ツォンタン )の名前に由来した甘辛い味付けの鶏肉料理のこと。
元々は中国から台湾に渡ったシェフが 1955年に考案したものらしく、当時は味も『重くて、酸っぱくて、辛くて塩辛い典型的な湖南料理』だったようです。
それが 1970年のニューヨークで、中国の地方料理として注目を集めていた湖南料理を、有名チャイニーズレストランのシェフがアメリカ人の口に合うようにアレンジしたものが、現在『General TSO chicken=左宗棠鶏』として定着しているようでです。もはや、オリジナルは誰も知らない味となっているんだとか。
今回購入したものは、このアレンジされた方の甘辛チキンを使ったヌードルになります。と言っても、実際は蒸し鶏が使われているんですけどね〜(笑)。
今回のデリカは、『ジャークチキン』や『チキン南蛮』に使われているものと同じアルミトレイ入り。そのままオーブンで調理するタイプとなっています。
焼きそばをオーブンで?
と最初は不安になりましたが、実際に焼いてみると焦げることもほぼなく問題なしでした(笑)。
原材料
ゆで中華麺・カリフラワー・蒸し鶏・スナップエンドウ・赤ピーマン・ソイソース・青ねぎ・ごま油・砂糖・食酢・ハラペーニョ・濃縮トマト・にんにく・しょうが・植物油・食塩/増粘剤(加工デンプン・キサンタン)・pH調整剤・甘味料(ステビア)・(一部に小麦・卵・ごま・大豆・鶏肉を含む)
消費期限
加工日含め3日
それにしても、かなりのボリューム(笑)。
加えられている具材は、『カリフラワー・蒸し鶏・スナップエンドウ・赤ピーマン・青ねぎ・ハラペーニョ』ですが、本場アメリカではカリフラワーではなくブロッコリーを使うのが定番のようです。
全てをオーブン調理するのは家族が揃ってから、ということで先に取り分けて加熱してみました。
これは加熱する前の画像。もしや麺がかたまっているのでは? と思ったけれど、全然そんなことはなく、さほどほぐす必要もありませんでした。
トレイの底を見ると、ソースが少し溜まっていたので、水分量はそれなりにある感じです。
焼けたのがこちら!
ソースが絡みテカテカとしていた表面は乾燥し、所々うっすらと焦げています。
実際にトレイごとオーブンで焼いたものは、更に表面が乾燥して焦げている部分があったけれど、グラタンのように強く焦げているわけではなく、本当にうっすらでした。
いい香り〜。
表現しにくいけれど、醤油と野菜のいい香りがしています。麺は平たく角ばっていて、中華麺らしい黄色っぽい色。
食べる時の難点は、麺は箸で普通につかめるけれど、具材は結構細かくて掴みにくいこと!!
どんな味?
ほんのり甘さがあって、でもピリッと辛くて
おいしいです。
単純に醤油に砂糖を加えた味とは違い、お酢やにんにくや生姜が混ぜられているので、ちょっと表現しにくい複雑な味(苦笑)。でも普通においしくて、辛さもほんの少し。辛いものが苦手な人でも、全然大丈夫だと思います。
ただ、麺はものすごくソフトで、コシがほぼないんですよね。
よく言えばもっちり麺だけれど、悪く言えば伸びた麺のような感じです(笑)。
でも、これが意外とクセになるというか、食べやすいんですよ。味付けも麺の状態も、具材の量も全体的にバランスがいいなぁと思いました。
コストコなので 1パックで 3〜4人分くらいかと思いますが、思ったほど麺の量は多くはなく、具材のボリュームの方がすごかった!
まとめ
新商品として登場した『TSO チキンヌードル』は、本場アメリカのチャイニーズフードを再現したもの。定番のソース焼きそばとは違う、海外らしい味の焼きそばが楽しめるものです。
おいしいけれど、こんな味なのと表現はできず、ほんのり甘くて辛い味、でもよくある甘辛味とも違う味。これは食べてみないとわからない味ですよ(笑)。
『麻辣まぜそば』や『台湾まぜそばキット』のように、ちょっと辛くて子供向けではないなという味付けではないので、恐らく家族で楽しめるはず。気になる人は是非チェックしてみてください。
個人的には、『オイスターペイル=Oyster pail』に入れて、海外ドラマを観ながら箸で突いて食べたいなーと(笑)。既に完食してしまったのですぐには実現できないけれど、機会があればやってみたいと思います。
おすすめ度: