コストコでよく購入する粉コーヒー“山本珈琲館 ヨーロピアンブレンド”

最近、冷たい飲み物のご紹介をしていますが、1年を通して飲んでいるのは『ホットルイボスティー』『ホットコーヒー』です。

一時期アレルギーがひどい時は、完全にコーヒー断ちをしていましたが、最近またよく飲むようになりました。だっておいしいのよ、コーヒーって(笑)。

ただ、1日の水分摂取量を多く摂るよう意識しているので、どちらも以前に比べると格段に飲む量は増えています。まぁ、これはアレルギー対策のひとつなんですけど。

さて、今日はコストコに通い出して早々からずっと購入し続けているコーヒー、『山本珈琲館 ヨーロピアンブレンド』をご紹介したいと思います。

山本珈琲

山本珈琲 山本珈琲館 ヨーロピアンブレンド 1kg(中細挽き) 968円(2020年5月)

このコーヒーは、とても飲みやすくておいしく、コストコの粉コーヒーの中ではダントツのお安さ。デイリーに飲むには最適なコーヒーなのです。

安過ぎて品質を心配する人もいるかも知れませんが、大丈夫!

通常このサイズ(1kg)であれば、2,400円くらいで販売されているコーヒーらしく、この価格はコストコのみの特別価格とのこと(スタッフ談)。まぁ、2,400円でも 100g 240円と破格なんですけどね(笑)。

商品について

まずは、山本珈琲について。

関西人なら誰もが知っている山本珈琲、と言いたいところですが、元々卸専門で業務用コーヒーを販売してきた会社のため、あまり一般的に名前が知れ渡っているメーカーというわけではありません。現在も業務用がメインです。

ただ、大阪で初めて自然公園に認定された明治の森・箕面国定公園内に『箕面公園 山本珈琲館』という実店舗を開業(1995年)したことから、その名を知る人が増えました。公園の自然を満喫しつつ、同時に店内に展示されたコーヒーカップや、器具などのコレクションも楽しみながらゆっくりできるカフェは人気があるようです。

さて、コストコで販売されている『ヨーロピアンブレンド』ですが、調べてみたら同じ名前のもの、WEB限定で一般販売されている『珈琲館ヨーロピアンブレンド』と、業務用として販売されている『シーマスター・ヨーロピアンブレンド』の2種類がありました。

コストコで販売されている『ヨーロピアンブレンド』が、どちらと同じなのか、もしくはどちらとも違うのかはわかりませんが、商品としては、コーヒーの余韻を楽しめる昔懐かしいコーヒー専門店の味を再現したブレンドで、こうばしい香りと深いコクが特徴となっているようです。

個人的には、コストコのものは価格的に業務用のヨーロピアンブレンドなのかなぁという気がしていますが、定かではありません。

そうそう、パッケージには山本珈琲の製法・素材・味へのこだわりも書かれているので、補足と共に簡単にまとめておきます。

 

  • 熱風焙煎法・・・気温や湿度に左右されることなく、熱風のやわらかな熱源で焙煎することにより、コーヒー豆本来の持ち味を生かし、ムラなく芯まで煎り上げるため、コーヒーの風味を最大限に出すことが出来る焙煎法。
  • 珈琲鑑定士厳選生豆使用・・・ブラジルで資格を取得した珈琲鑑定士が原料コーヒーの受入検査を行い、合格したアラビカ種のコロンビア豆とブラジル豆を使用。苦みを活かすためにロブスタ種も加え、高品質なコーヒーに仕上げている。
  • 深煎仕上職人の味・・・厳選されたコーヒー豆それぞれの特徴や味わいを生かすことが出来るのは、熟練した焙煎職人が丹精をこめて煎り上げるから。深煎に仕上げることで、苦味とコクそして、こうばしい香りがバランス良く、珈琲専門店ならではのこだわりの美味しさとなっている。

 

コーヒー粉

 

いい香り〜。

 

とにかく! 完成した『ヨーロピアンブレンド』は、味覚のバランスの良い『まったり』としたコーヒーになっているということです。

 

味覚バランス

  • 香り・・・4.5
  • コク・・・5
  • 苦味・・・3.5

 

おいしいコーヒーの入れ方

では、中細挽きの『ヨーロピアンブレンド』をおいしく入れる、山本珈琲がおすすめする方法『ペーパー・ドリップ式』をご紹介します。と言っても、コーヒーメーカーやサイフォンでもおいしく入れることができるので安心してください(笑)。

1. フィルターをセット

まず、器具とコーヒーカップを予め温めておく。次にペーパーフィルターの底と横のとめ部分を互い違いに折り、中を開いてドリッパーにぴったりと密着させるようにセットする。

2. コーヒー粉を用意

コーヒー粉をフィルターをセットしたドリッパーに入れ、軽く振って表面を平らにならす。コーヒー粉の分量は、1杯分(120~140ml)に対し12~13g。但し、1杯分を入れるならやや多めに、3杯分以上ならやや少なめにして調整する。

3. お湯を注いで蒸らす

ドリッパーに入れたコーヒー粉全体に、お湯をまんべんなく、らせん状にそっと注ぎ粉を膨らませる。抽出液がサーバーに数滴落ちてくると注ぐのをやめて、20~30秒蒸らす。

4. コーヒーを抽出

コーヒー粉が蒸れたら、中心から「の」の字を書くようにゆっくり、細く、2~3回に分けてお湯を注ぐ。お湯の量はコーヒー1杯(120~140ml)に対し、約170ml

そのうち20%(34g)程はコーヒー粉に吸収される。最後に残る白っぽい泡のようなものが沈んでしまわないようにサーバーからドリッパーを離すのがポイント
*最後の1滴までサーバーに落としてしまうと、渋みやいや味が出てしまうため注意。

残念ながら、毎日こんなに丁寧に入れているか? と聞かれたら、我が家は間違いなくNOです(苦笑)。でも、コーヒーメーカーやサイフォンでもOKとあるように、愛用『フィリップスコーヒーメーカー』にお任せしても、おいしく飲めています!

どんな味?

入れている珈琲

挿れたては、やっぱり香りが良いです。そして・・・

 

素直に、おいしい。

 

酸味が強くないので、本当に飲みやすいコーヒーだと思います。濃いめに入れれば、まさに喫茶店の味が堪能できます(笑)!

なみなみコーヒー

ミルクをプラスして、カフェオレにしてもおいしいです。

まとめ

コストコのハイコスパコーヒー『山本珈琲館 ヨーロピアンブレンド』は、誰が飲んでも間違いなくおいしいと思えるコーヒーです。

KALDIなどの街のコーヒーショップやコストコで違う種類を買ったり、豆で購入して家で挽いて飲むこともありますが、我が家はこのコーヒーを知ってから、1年を通して飲むコーヒーの定番の位置は変わりません。

やはりコスパ的にも抜群だし、味もおいしいですからね(笑)。不動です。

同じ『ヨーロピアンブレンド』に、保存しやすいドリップバッグも販売されているようなので、いつかコストコに入荷したら買ってみたいと思います。

ということで、1度開封したら保存が大変と思うかも知れませんが、小分けして冷凍保存するか、フードシーラーできっちりシールすれば大丈夫。コーヒー好きならぜひ飲んでみてください。おすすめです。

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