コストコでは年が明けると、バレンタインに向けて少しだけチョコレートが入荷します。それらのチョコレートは比較的新商品が多く、今年も初めて見るチョコレートがありました!
Bostani(ボスタニ) シン&フィルド チョコレート 500g 1,128円(税込・2020年1月)
全く知らないブランドチョコレートですが、ベルギー産ということで信用(笑)。後で調べてみたら、昨年も別商品がコストコで販売されていました!
さて、今回のチョコレートはどんなものなんでしょう?
Bostaniって?
Bostani は、正式には Bostani chocolatier(ボスタニ・ショコラティエ)という会社。2014年ベルギーで設立されました。
が、実は・・・
実際にチョコレート製造を行っていたのは、もっと昔から。
1879年シリアでお菓子&キャンディーの製造をスタートしたのが始まりで、その後の1962年から同じくシリアのアレッポという都市でチョコレート製造もスタート。
その下積み経験及び技術を生かして、2014年にベルギーでチョコレート会社を創業したのです。つまりシリア発のチョコレートなわけ。とは言え、使用しているチョコレートはもちろんベルギー産なんですけど(笑)。
そして、創業からまださほど年月は経っていないのに急成長中。フランチャイズショップをヨーロッパだけでなく中東にも展開しています。
特に結婚式や誕生祝いなど特別な行事にフル・セミカスタマイズできるチョコレートは、品質の良さと特別感も合わさりどんどん人気が高まり、知名度も上げることに。
出典:https://www.bostanichocolate.com/
また、チョコレートそのもののスタイリッシュさだけでなく、パッケージデザインにもこだわりを持っているので、おしゃれに敏感な人達にもウケが良いようです。
商品について
では、中身のチェックをしましょう。
中には、4種類の個包装チョコレートが入っていました。
今回購入した『シン&フィルド』シリーズの元となっているのは、恐らく以前に販売されていた『ボンボン ディスク コレクション』。現在は販売されていませんが、全く同じ形をしているので勝手にそうじゃないかと思っています(笑)。
フィリングが新しくなり、進化したんでしょうね。
で、こちらが取り出した中身。ディスクと言うより、私にはボタンにしか見えない〜(笑)。
上から順に以下のものが並んでいます。
- ダークチョコレート ソルトキャラメル
- ホワイトチョコレート スペキュロス
- ミルクチョコレート プチブール
- ミルクチョコレート ソルトキャラメル
サイズは直径3.5cmほど。ひと口で食べられるサイズです。
原材料
砂糖・ココアバター・カカオマス・全粉乳・キャラメル・クリーム・植物油脂・ビスケット・脱脂粉乳・バター・加糖練乳・食塩/乳化剤・香料・膨張剤(一部に小麦・乳成分・大豆を含む)
どんな味?
ダークチョコレート ソルトキャラメル
とろりとした塩の効いたキャラメルが入っています。上下のチョコレートは薄く、手で強く押すと割れます(笑)。
ひと口で食べずに噛んでみると、パリッとチョコレートが割れてキャラメルが出てきます。食感がすごくいい。
それに、チョコレートとキャラメルの相性はみなさんご存知の通り最高です(笑)。キャラメルは甘いのに、ダークチョコレートと合わさることで緩和され大人の味に。ゆっくりと口の中で溶かしながら食べたいチョコレートです。
ホワイトチョコレート スペキュロス
ベルギーの伝統菓子であるスペキュロスが入ったホワイトチョコレート。全部ではないけれど、画像のように中のスペキュロスが上部に出没しているものもありました。
スペキュロス
ベルギーの伝統菓子。シナモンやカルダモンなどのスパイスが効いたクッキー。元々はサン・ニコラの日に食べられていたが、現在は1年を通して食べられている。
食べるとシャリシャリとしたスペキュロスの食感を楽しみつつ、濃厚な甘味のホワイトチョコレートが味わえる、こちらもすごくおいしい組み合わせです。
ミルクチョコレート プチブール
こちらはフランスの伝統菓子であるプチブール入りのミルクチョコレート。
プチブール
フランスのブルターニュ地方(ナント)発祥のバタークッキー。その歴史は古く、1886年フランスの国民的ブランド『LU(ルー)』が、4つの耳と52本のギザイギザの歯がある長方形のクッキーを開発したのが始まり。
出典:https://www.lu.fr/
バターの効いたクッキーとミルクチョコレートの組み合わせが合わないわけがない! とてもおいしです。中のクッキーはスペキュロス同様シャリシャリとした食感はあるものの、どちらかと言うとしっとり系。
我が家で1番人気でした。
ミルクチョコレート ソルトキャラメル
もう、間違いない味(笑)。なめらかなミルクチョコレートと塩キャラメルは、文句なくおいしいです。
まとめ
聞き慣れないブランド『Bostaniのシン&フィルドチョコレート』は、予想通りチョコレートのきめが細かくなめらかで、中のフィリングとの組み合わせも面白いおいしいチョコレートでした。
こだわりを持って作られているだけあり、丸くて薄くデザインされたチョコレートはインパクト大。封を開けるまでもっとボール状に近い形だと思っていたこともあり、ちょっとビックリしました。
とにかく、4種類ともシンプルにおいしいチョコレート。素材の味が生かされたチョコレートだと思います。流石はベルギー(笑)!
現在HPではこちらの商品は紹介されておらず、また『ミルクチョコレート ソルトキャラメル』以外は日本未発売。流行に敏感な人へのギフトとしてもおすすめですよ。*昨年秋から日本に上陸。ピスタチオやヘーゼルナッツフィリング入りも販売されています。
これからバレンタインまでの1ヶ月、コストコのチョコレートはどんどん減ります(笑)。気になった商品は早めに購入してくださいね。
おすすめ度: