以前ご紹介した『超簡単半生チョコケーキ』のレシピのように、今日は負けず劣らず簡単に作れるブラウニーを焼いてみました。
半生ケーキと違う点は、小麦粉を使うところと卵を泡立てないところ。あっという間に焼けるケーキなのです。
一般的なブラウニーはくるみ入りのイメージがありますが、家族からくるみなしでとリクエストされたので今回は入れていません。
ブラウニーって?
ところで、ブラウニーがチョコレートケーキというのは有名ですよね。でも、同じチョコレートケーキの代表『ガトーショコラ』との違いは知らないという人も多いはず・・・というわけで、ちょっとご説明。
中でも、完全に違うところは卵の使い方です。
- ガトーショコラ・・・卵を卵黄と卵白にわけ、卵白をメレンゲに。そのため、生地はふんわりと仕上がります。
- ブラウニー・・・卵を全卵のまま混ぜて使用。しっとりしているけれど、どちらかと言うと生地は詰まっていて固めです。
そして、もうひとつ!
ガトーショコラはフォークを使って食べるのが一般的ですが、ブラウニーは手で持って食べるのが一般的(笑)。よりカジュアルなケーキと言えますね。
さて、そのカジュアルなブラウニーが生まれたのは、100年以上前(1890年代)のアメリカ。はじめは、トッピングにくるみとアプリコットのグレーズがかけられていたようですが、その後少しずつレシピが変化し、現在のような甘くて濃厚なチョコレートケーキとなったようです。
とにかく、ブラウニーの魅力は、ぐるぐる混ぜるだけで作ることができ、しかも平らに焼くため時間もかからないところです!!
まさにお手軽ケーキですよね(笑)。
アレンジとしては、ナッツのトッピング以外に、チョコレートチップを入れたりアイシングをしたり、食べるときにブラウニーを温めてアイスを添えたりといろいろです。要は、好きな食べ方でOKってことです。
レシピ
材料(30×30cmの天板1枚分)
- チョコレートチップ・・・200g
- 無塩バター・・・100g
- 薄力粉・・・80g
- グラニュー糖・・・80g
- 牛乳・・・20g
- 卵2個
作り方
- 耐熱容器にチョコレートチップ150gと牛乳を入れて、500wレンジで約1分半加熱します。スプーンなどを使って混ぜ、チョコレートを完全に溶かします。
- チョコレートが熱いうちにサイコロ状にカットしたバターも加えて混ぜ、バターをしっかりと溶かします。(溶けにくい場合は、10秒ずつさらにレンジ加熱してください)
- オーブンを180℃に予熱開始。
- ボールに卵とグラニュー糖を入れてよく混ぜます。
- そこに、溶かしたチョコレートも加えてぐるぐると混ぜます。ここで、ブランデーなどを小さじ1くらい加えてもOK。お好みでどうぞ。
- 次に薄力粉を振るいながら加え、ゴムベラを使って切るように混ぜます。
- オーブンペーパーを敷いた天板に流し入れ、表面を平らに広げます。
- 残りのチョコレートチップ50gを全体にトッピングしてからオーブンに入れ、15分焼けば完成です。
生地は、天板に流し入れてもあまり広がらないくらい固めですが、ゴムベラなどを使って均一に伸ばしてください。
完全に冷めたら好みのサイズにカット、厚みが約1cmほどのブラウニーが25枚ほどできます。
ブラウニーもパウンドケーキと同様、1日置いた方が味が馴染みしっとりとしたケーキになりますよ。
ぜひ作ってみてください。
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