持っていますか?今の時代の必需品!“モバイルバッテリー”

すっかり生活の必需品となっているスマホ。PCがなくても困らないほど便利に使えるようになりました。

災害が起きた場合も、災害用伝言ダイヤルを使えば安否確認ができるので、万が一の時は使おうと家族と話しています。

さて、今月は防災の日もあり、年に一度の非常用品のチェックをしました。ローリングストック法を取り入れているので、特に買い足すものはなかったのですが、ひとつだけ気になっているものがあったので、購入することにしました。

それがこちら、モバイルバッテリーです。

CYGNETT(シグネット)  チャージアップ ブースト 5K 2個セット 2,980円(税込・2019年9月)

実は今まで、モバイルバッテリーは1台しか用意していなかったんですよ(苦笑)。

息子は自分用、外出用に持っているのですが、やはりこれだけ家族全員が持って当たり前の時代になると、モバイルバッテリーも充電するスマホ台数分はいるのかなと思い、買い足すことにしました。

もちろん、買うのは『PSEマーク』が付いたもので。

PSEマーク

みなさんご存知ですか? PSEマーク。

PSEマーク(=特定電気用品の表示・特定電気用品以外の電気用品の表示)は、電気用品による危険及び障害の発生防止(=事故防止)を目的とする法律『電気用品安全法』のもと、表示が義務付けられているマークのことです。

このマークの表示がないと、製造も輸入も販売もできません。

PSEマークの種類

  • 事故に繋がりやすい製品には、政府認定の検査機関が行う厳しい検査にパスしなければ表示できない『ひし型のPSEマーク』
  • 事故に繋がる場合もある製品には、自主検査や外部の検査機関が行う検査にパスしなければ表示できない『丸型PSEマーク』

 

ちなみに、今年の1月まではモバイルバッテリーにPSEマークは不要だったんですよ。でも今は『丸型PSEマーク』の表示が義務付けられています。

つまり、現在販売されている世のモバイルバッテリーには、全て丸型PSEマークが入っているわけです。

CYGNETTって?

コストコで以前から販売中のモバイルバッテリーは『CYGNETT(シグネット)』のもの。

日本ではあまり馴染みのない名前ですが、世界40ヵ国以上で販売されている、オーストラリア発祥の人気モバイルアクセサリーブランドです。

CYGNETT製品にはスマホケースをはじめ、iPadケースなどアクセサリーの種類は豊富。自撮り棒などもあります。どれも恐らくネットで購入できますが、日本の総販売代理店がソフトバンクなので、街のソフトバンクショップでも買えると思います。

商品について

いざ、コストコでCYGNETTのモバイルバッテリーを手に取って『PSEマーク』を確認しようと思ったら・・・

 

ない!

どこにもない!

パッケージにマークがない!

 

ということに気が付きました。これ、大丈夫なんだろうか? と一瞬不安になりましたが、そもそも販売されている時点で問題ないだろうし、コストコなので万が一の場合は返品もできるしと、そこは気にせず買いました(笑)。

では、早速中身のチェックをしましょう。

今回、パープル系の色とブラックの組み合わせを選んでいますが、レッド&ブラックとブルー系の色&ブラックもありました。選べる選択肢があるのはいいですね。

でもこれ、実はパッケージから出すのにひと苦労(苦笑)。開け口もなくピチーっと貼り付けてあるので、なかなかバッテリーに辿りつかなかった。もう少し開けやすいと助かるのになと思いましたよ。

まぁそれはともかく、中に入っていたのはバッテリー本体2個と充電用USBケーブル2本で、購入時点ですでに70%ほど充電が完了していました。

それから! パッケージになかった『丸型PSEマーク』ですが・・・


 

本体背面にありました! (赤い矢印の先)

 

マークの横に社名が入っているので、恐らく自主検査なのだと思います。とにかく、安心して使えることがハッキリしました(笑)。でも、どうして外パッケージにないんだろう? 製品に表示すればOKってことなんでしょうか?

このバッテリーの容量は5000mAh(ミリアンペアアワー)、薄型で重さ145gと軽量です。また1度に2台充電できるUSBポートが2つ、バッテリーの残量を一目で確認できるデジタル表示付き。女性の小さなバッグに入れても特に邪魔にはならないサイズかと思います。

参考として、iPhone8の場合(使用条件などで変動あり)1.8回分充電が可能とパッケージに書かれていますが、iPhone8のバッテリー容量が『1,821mAh』ということを考えると、もっとできるのでは? と思ってしまいますよね。

でも実は、モバイルバッテリーが実際に充電できるのは、記載容量の60〜70%程度と言われているのです。例えば、現在私が使っているiPhone7 Plusだと、バッテリー容量が『2,900mAh』なので、60%容量と考えると1回フル充電できる程度になるわけです。

1回できるくらいじゃ不安だな。

と思う人は、2台持ち、もしくは容量の大きいものを選ぶ方が良いと思います。

まとめ

非常用として購入した『モバイルバッテリー』は、大容量ではないものの、いざという時には十分役立ってくれるものだと思いました。使い方も簡単で、バッテリー残量もひと目でわかる点は、誰が使っても問題なし。

あった方が良いと思っていても、つい準備するのを忘れていた! なんてことはよくあることですよね。でも災害はいつ起こるかわかりません。やはり準備しておいて損をすることはないと思います。

もちろん、非常時だけでなく普段の外出や旅行時にも活躍してくれると思うので、まだ持っていない人はぜひ購入を検討してみてください。私は準備していても停電になるだけで焦るので、これからは持ち歩こうかと考えています。

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