つい最近、家族の誕生日でした。たまに評判のケーキショップでバースデーケーキを買ったり、好みのケーキをいろいろ選んで買ったりもしますが、基本的には毎回手作りしています。
特に凝ったケーキは作らない(作れないとも言う・・苦笑)のですが、息子達が小さい頃はケーキにクリームを塗ったり、飾ったりを一緒に楽しんだりしていました。今では懐かしい思い出ですが、ケーキ作りだけは定番となっているのです。
さて、今日は今までご紹介したケーキの中で1番濃厚で大人なダブルチョコケーキをご紹介します。息子達もすっかり大人に成長したので、こういうのは喜びます(笑)。
実は、以前ご紹介した『オードリーの小麦粉を使わないチョコレートケーキ』をもう7〜8回ほど作っているんですよね(笑)。
・・・が、未だに納得できるケーキには仕上がらず、レシピをご紹介できないままでいるのです。
初めは「おいしいー!」と喜んで食べていた家族も、さすがに何度も作っていると「もうこのスフレっぽいケーキは当分要らない」と言いだして・・。
舌触りがとっても軽くて好きなのですが、頻繁に食べるものでもないですからね(苦笑)。いや〜、小麦粉を入れずに簡単に作れる配合や焼き加減を見つけたかったのですが。こちらはまたいつか挑戦したいと思います。
ダブルチョコケーキの作り方
まずは、ガトーショコラを焼きます。
きっちりと焼き上げるポイントは『メレンゲ』。しつこいくらいに泡立てて、粉類を混ぜても泡が潰れないようにします。
冷めると中央部分が凹みますが、これは中の生地がしっとりとしている証拠。おいしさの証です(笑)。
完全にガトーショコラが冷めたら、次はチョコレートクリームを絞り出していきます。今回は『切り株風』に仕上げますよ(もちろん、好みのデザインでもOKです)。
どこが切り株やねん!
というツッコミはなしで(笑)。一応作る時のイメージは切り株だったということで。毎度のことながらナッペは苦手だー。
ケーキはこのまま冷蔵庫で1時間以上冷やして休ませます。そうすることで、きれいにカットしやすくなります。
このチョコレートクリームは、クリスマスシーズンによくビュッシュ・ド・ノエルに使っていたお気に入り。色々なデザート作りに重宝していますよ。
レシピ
材料(直径18cmケーキ型1台分)
<ガトーショコラ>
- チョコチップ・・・150g
- 牛乳・・・大さじ1
- 無塩バター・・・50g
- 薄力粉・・・15g
- 卵・・・3個
- グラニュー糖・・・50g
<チョコレートクリーム>
- 生クリーム・・・200ml
- チョコチップ・・・80g
- グランマルニエ・・・小さじ1(なくてもOK)
作り方
- ケーキの型にバターを塗って小麦粉をはたいておきます。(分量外)
- オーブンを170℃に予熱します。
- 耐熱容器にチョコチップと牛乳を入れて、レンジで約1分30秒ほど加熱します。泡立て器で混ぜてチョコレートを溶かします。
- まだチョコレートが温かいうちに、小さめに切ったバターを入れよく混ぜます。
- バターが完全に溶けて混ざったら、卵黄を加えぐるぐると混ぜます。
- ボールを用意し、卵白とグラニュー糖大さじ1ほど入れて泡立てます。白っぽく泡立ってきたら残りのグラニュー糖を2回にわけて加え、しっかりとしたメレンゲを作ります。
- チョコレート生地にお玉1杯分くらいのメレンゲを加え、泡立て器でよく混ぜます。
- きれいに混ざったら残りのメレンゲも加え、ゴムベラで泡をつぶさないように混ぜていきます。途中まだ白いスジが残っているときに、ふるった薄力粉も加えて混ぜます。
- 準備した型に生地を流し入れ、予熱したオーブンで約35分焼けば完成です。オーブンにもよりますが、焦げる心配があるなら、ある程度膨らんでから(約10分〜15分程度焼いてから)アルミホイルなどをのせて焼いてください。焼けたらそのまま冷ましておきます。
- 次に、チョコレートクリームを作ります。小鍋で生クリームを沸騰直前まで温めます。
- ボールにチョコチップを入れ、温めた生クリームを少しずつ加えて、その都度よく混ぜます。きれいにチョコレートが溶ければOKです。そのまま粗熱を取ります。粗熱が取れたらお好みでグランマルニエを加えてください。
- ボールの底を氷水に当てながら泡立て器でよく混ぜホイップクリームを作ります。なかなか泡立たない場合は、チョコレートが少し固まりだすまでそのまま放置してください。
- できたホイップクリームは好みの口金をつけた絞りだし袋に入れます。冷めたガトーショコラを飾り付ければ完成です!
メモ:お子さん用に作る場合は、ミルクチョコレートで作ってもおいしいと思います。