日本の伝統行事のひとつ、節分。
息子達が小さい頃は、夫が鬼のお面をつけて鬼役になるのが定番で、「痛い!」と言おうがまったくお構いなしに豆を投げつけて楽しんでいました(笑)。部屋にちらばった豆を広いながら数をかぞえて食べる、懐かしい思い出です。
今はもう「鬼は外!」と豆を投げることはなくなりましたが、恵方巻きは毎年恵方を向いて無言で食べています。豆は小分け包装されたものを準備して。
今年は南南東が恵方のようですね。スマホが普及して方角もアプリできちんと確認できる(学校で使うような方位磁石ってすぐ違う方向を指すようになりませんか?)便利な世の中です。
恵方巻きの具材
さて、節分と言えば恵方巻きやイワシを食べるのが一般的。というわけで、今日は我が家の恵方巻きをご紹介します。(と言っても細巻きに近い太巻きですが・・)
各家庭によって恵方巻きの具材もいろいろですが、我が家は彩りは全く気にせず、家族が好きなものだけを巻いています。しかも毎年ちょっとずつ具材が変わる・・・。要はあるもので作る!です(笑)。
今じゃコンビニでも豪華な恵方巻きが売られているので、わざわざ作らないという人も増えたのかな?でも海苔とすし飯と具材さえあればすぐに作れるので、面倒がらずに作ってもらいたいです。
息子達もそれくらいは、パパッと作れるようになってほしいなー。
レシピ
材料(4人分)
- 牛肉・・・薄切り150g(今年は肩ロース使用)
- 卵・・・3個(だし汁少々を加えます)
- きゅうり・・・大1本
- 人参・・・1/2本
- えび・・・8尾
- 焼き海苔・・・全形4枚
- すし飯・・・2合分
- 醤油/みりん/さけ/豆板醤・・・適量(牛肉の味付けに使用)
- マヨネーズ・・・適宜(えびの横にのせます)
- 甘酢/ごま油/炒りごま・・・適量(人参の味付けに使用)
作り方
- すし飯を準備。ご飯を炊いて、熱いうちにすし酢を混ぜて冷ましておきます。
- 卵焼きを作ります。卵焼き器などで厚焼き卵を焼いて冷まし、縦4等分に切ります。
- きゅうりも縦4等分に切り、えびは背わたを取って茹でておきます。
- 牛肉をフライパンで焼き、醤油/酒/みりん/豆板醤で濃いめの味付けをしておきます。
- 人参は細切りにしてさっと茹で、甘酢とごま油、炒りごまと合わせておきます。
- 巻きす(なければラップでOK)の上に海苔をのせ、ご飯を薄めに広げます。このとき奥3cmほどはあけてください。
- 具材を手前にのせ(今回牛肉とえびは重ならないように入れました。食べ始めは牛肉でも途中からえびに変わるという感じ)、端からくるっと巻きぐっと力を入れつつ形を整えれば完成です。
しゃり少なめ、かぶりやすいサイズの恵方巻きができました。
家で手作りするのだから、きれいに巻けなくても気にしません。おいしければ良いのです。ちなみに夫や息子達のものは牛肉たっぷりバージョンで作りました!
さあ!これで夕食の準備は半分完了です。先に作っておけるって楽チンですね!毎日太巻きでも良いかも(笑)。
今夜は今年の無病息災をお願いしつつ、だまって静かにいただきたいと思います。