先日、コストコでハードチーズのグラナ・パダーノを購入しました。
カークランドシグネチャー グラナ・パダーノ 18ヶ月熟成 223円/100g(税抜き) 1,638円(税込・2018年3月)
グラナ・パダーノは、日本ではさほどメジャーではないイタリア産のチーズなのですが、本国では、必ずどの家庭の冷蔵庫にもストックされるほど定番のチーズなんですよね。
ザ・庶民派チーズ!という感じ。
とは言え、PDO(=AOP)マーク(原産地呼称保護)もついている伝統あるチーズなのです。
PDOについてはこちらの記事で。
同じハードチーズにはパルミジャーノ・レッジャーノもありますが、こちらは製法が違うことから、イタリアでも高級品(笑)!!
それに比べると熟成期間(15〜18ヶ月)も短く、味がまろやかで食べやすいグラナ・パダーノ。お手頃価格で手に入ることもあり、特別な日にはパルミジャーノ・レッジャーノ、普段使いにはグラナ・パダーノという風に使い分けている家庭も多いようです。
ちなみに、パルミジャーノ・レッジャーノの熟成期間は最低でも2年間!! 当然熟成期間が長ければ長いほど、旨味が増して高価にもなります。さすがはチーズの王様ですね〜。
どんな風に食べる?
ところで、『カルボナーラ』を作るとき、パルミジャーノ・レッジャーノの代わりにペコリーノ・ロマーノを使っても良いと聞いたことはありませんか?
実は、カルボナーラはローマ生まれのパスタで、本来ペコリーノ・ロマーノで作られるものなのです。なので、パルミジャーノ・レッジャーノがむしろ代用されている側なんですよね。
そもそも原材料の乳が別もの(牛と羊)なのに、どうしてパルミジャーノ・レッジャーノで作るの? と不思議に思いますが、風味がよく似ていることと、あまり日本ではペコリーノ・ロマーノが流通していなかったことが理由なのかなと思います。
同じように、グラナ・パダーノが日本でメジャーではない理由もしかり。今は通販で簡単に手に入りますが、ご近所スーパーでは見かけませんからね(苦笑)。
でも、すごく食べやすいチーズなんですよ!
1. そのまま食べる
これ、すごーーくおいしいんですよ! この食べ方はマジでおすすめ。ワインだけでなくビールにもよく合いますよ。胡椒はお好みで。
2. トッピングに使う
シンプルなグリーンサラダに小さく砕いたブロックを混ぜたり、ピューラーなどで削ったスライスをカルパッチョに使ったりすると、粉チーズとはまた違う味のアクセントになります。
3. 料理に使う
グラタンやハンバーグ、ソースなどにジャンジャン使う。
こんな風に使っていると、間違いなく風味が落ちる前に食べきれます(笑)。それにパルミジャーノ・レッジャーノほどクセがないので、どんな料理にも合わせやすいと思いますよ。
今日は簡単パスタ『ベーコンとサラダほうれん草のパスタ』をご紹介します。
レシピ
材料(2人分)
- パスタ・・・160g
- ベーコンスライス・・・5〜6枚(ロングサイズなら2〜3枚)
- サラダほうれん草・・・ひとつかみ
- グラナ・パダーノ・・・削ったもの適量
- にんにく・・・1片
- オリーブオイル・・・大さじ3
- 塩・胡椒・・・適量
作り方
- にんにくはみじん切り、ベーコンは1cm幅に切ります。サラダほうれん草はさっと洗って水気を切っておきます。
- パスタは、標準時間よりも1分短めにゆでます。
- パスタがゆで上がる時間に合わせ、フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りが立ったらベーコンを入れてよく炒めます。(焦げるくらいがおいしい)
- 次にサラダほうれん草も加えさっと炒めたら、パスタのゆで汁を30〜50ml加えて混ぜます。
- そこにゆで上がったパスタを加えて混ぜます。味をみて塩で調整してください。
- 器に盛りつけたら、グラナ・パダーノをトッピングし、上から胡椒をふれば完成です。
シンプルだけど、チーズと一緒に食べるとおいしいパスタです。今回はサラダほうれん草を使いましたが、お好みの野菜でもOKです。ぜひ作ってみてください。
グラナ・パダーノは市場価格だと100g単価 600〜750円ほどしています。いかにカークランドシグネチャーのグラナ・パダーノが
安いのか
ってことですね(笑)。
食べたことない人は、ぜひ!
コストコには、よく知らないチーズも並んでいますが、いろいろ試してみようと思える価格なのはありがたいです、ホント。
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