おやつにバター・クグロフはいかが?

ケーキの型はいくつか持っているのですが、最近は滅多に使うことがありません。使うとしても小さめパウンドケーキの型と、あと最近使ったシフォンケーキの型くらい。

ケーキを習っていた頃は、やたらと家でも焼いて頻繁に使っていたのに・・・。

パタッと作らなくなると、見事に放置状態になるものです・・・(笑)。さて、今日はそんな放置したままになっていたクグロフ型を引っ張りだして、バターケーキを焼きました。

今日のレシピバター・クグロフは、ちょっぴり卵多めのケーキで和菓子の『かるかん』を思い出させる生地に仕上がります。

パウンドケーキと同じで、焼いた翌日以降がおいしくなるので、食べたい日の前日もしくはそれよりも前の日に焼くようにしてくださいね。

ところで、クグロフ型は元々ヨーロッパアルザス地方の伝統菓子“クグロフ”を焼く専用の型で、独特のうねりがありとてもかわいくて好きなのです。みなさんは、お気に入りの型ってありますか?

ケーキの型と言えば、すごく高級なものから手頃なものまでその種類はさまざま。

でもそこそこ良いものを買うと長い間使うことができ、もしかすると一生使えるかも知れません。もちろん使い終わってからきれいに洗って乾燥させて片付ける・・・は必要ですが。我が家のクフロフ型もすでに10年以上使っていますよ。

これからお菓子作りをしてみたいと思う人は、ちょっと奮発して買っても良いのでは?って思います。

レシピ

材料(内径18cmクグロフ型1台分)

  • バター・・・140g
  • 薄力粉・・・140g
  • 卵・・・4個(Mサイズ)
  • ベーキングパウダー・・・5g
  • 砂糖・・・140g(三温糖使用)

作り方

  1. クグロフ型にバターを塗っておきます。(分量外)
  2. 薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるい、砂糖も1度ふるってダマを取っておきます。
  3. バターはレンジを使って溶かしておきます。(はねるのでラップをしてください)もちろん湯煎で溶かしてもOKです。
  4. 大きめのボールに砂糖を入れます。卵を1つずつ加え、その都度泡立て器で白っぽくなるまでよく混ぜます。卵を加えるごとに生地がだんだん空気を含んでふんわりしてきます。
  5. ふるった薄力粉とベーキングパウダーを一度に入れて、木べら(ゴムベラ)で底からすくうようにして混ぜます。粉っぽさがなくなればOK、混ぜすぎないように。
  6. 最後に溶かしバターを5〜6回にわけて加えます。このとき注意することは、必ず木べらの上にバターを当ててから加える(木べらで受ける感じ)こと!直接生地にバターを加えてしまうと、一瞬でバターが底に沈みきれいに混ざりません。(きれいに混ぜようとするとせっかく泡立てが生地がダメになります。)
  7. バターの筋がなくなりきれいに混ざったら、型に流し入れて数回トントンと型ごと落として空気を抜きます。
  8. 予熱したオーブンに入れ、約40分焼けば完成です。すぐに型から出して冷まします。お好みで表面にシロップを塗ったり、冷めてからアイシングをかけても良いですね。

底(焼きあがりの底の部分)は少し焦げっぽくなりますが気にしなーい(笑)。

でも、気になる!という人は、焼き始めて30分くらいに焦げ目具合をチェックして、焦げそうならアルミホイルなどで対策してくださいね。

ケーキは冷凍できます。好きなサイズにカットし、一つずつラップしてジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫へ。食べるときは室温で自然解凍すればOKです!

クグロフ型は焼き上がりが本当にかわいいので、きれいに焼き上がるとテンション上がりますよー(笑)! ぜひ作ってみてください。