コストコ“カークランドシグネチャーのピンクサーモン缶”で簡単リエット風

世の中には便利なものがたくさんありますが、その中でも身近な存在で非常食にもなる缶詰は、手抜き料理をしたい私のような主婦にはかなりありがたーーい存在でもあります(笑)。

今日はそんな便利な缶詰の中から、コストコで購入した『ピンクサーモン缶』を使ったレシピをご紹介したいと思います。

カークランドシグネチャー ピンクサーモン 170g×6缶 1,888円(税込・2018年6月)

これ、食べたことあります?

パッケージデザインは変わったものの、ずーっと以前から販売されているんですよね、このサーモン缶。でも見かけたのは久しぶり。しかも購入したのは今回がはじめてだったりする(笑)。

ふだんは同じ魚缶でも、もっぱらツナ缶が我が家の定番だし、サーモンを食べたいときはフレッシュやスモークサーモンを買ってしまうので、今まで見向きもしなかった・・・。だけど!今回はパッケージのピンク色につられ(笑)、買ってしまったのですよ。

でも、よく考えればボーンレス&スキンレスですからね!いろいろなレシピで活躍してくれそうじゃないですか!!

中身はどんなもの?

さて、中身をチェックする前に、ピンクサーモンについて少し。

なんともかわいい名前なのですが、日本語にすると『カラフトマス』。鮭缶には、このカラフトマスが使われるのが定番で、サケ科の中でも脂分が多いのが特徴なんですよね。日本では北海道オホーツク海沿岸でおもに漁獲され、国内消費量のほとんどが7〜8月の2か月で水揚げされるんだそう。

もちろん、カークランドシグネチャーのピンクサーモンは日本で漁獲されたものではありませんよ、アラスカです(笑)。

では、缶を開けてみましょう。あ、プルオープンではないため、要缶切りです!

 

うはっ!魚臭い!!

 

開けた瞬間のニオイは、決して「おいしそう」と思えるものではありませんよーー(苦笑)。ちょっとばかり臭いです。

缶を開けるとこんな感じ。カラフトマスと塩のみで作られた水煮なので、カロリーはひと缶160kcalと低めです。

お皿に取り出しざっくりほぐしてみました。確かに骨や皮は見当たりませんね・・・と言っても、ほそーい骨はいくつかありましたけど(笑)。

そうそう、この気になるニオイを嗅いで、ふと思い出したものがあるのですが、

それがこの絵本。

>>くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話

息子が小さいころに読んであげたのものですが、結構シュールな内容だったので印象に残っているんですよね。「この内容子供向け?」と思うくらいの絵本です(笑)。でも当時はタイトルに惹かれて購入、息子もなぜか気に入っていましたよ。なつかしい。

話がそれましたが、臭くてもおいしいチーズがあるように、このサーモン缶も・・・と期待しつつ味を見てみました。

 

ああ、普通においしい!

良かった(笑)。

 

それから、リエットってなに?という人のために、こちらも少しご説明。

リエットは、フランスの保存食のひとつで、豚肉や鶏肉を脂肪と一緒に煮込んでペースト状にして固めたもののこと。パンやトーストに塗って食べるのが一般的で、レストランでは前菜でよく登場します。

レシピ

材料

  • ピンクサーモン缶・・・1缶
  • レモン汁・・・1/4個分
  • にんにく・・・1/2片
  • 塩・胡椒・・・適量

作り方

  1. ピンクサーモンは、缶から取り出し水気を切っておきます。
  2. ボールに、ピンクサーモンを入れてよくほぐします(ペースト状にした場合は、フードプロセッサーを使ってください)。
  3. そこに、レモン汁・すりおろしたにんにくも加えてよく混ぜます。
  4. 最後に、塩と胡椒も加えて味を整えれば完成です!胡椒はたっぷりがおすすめです。

 

でき上がったリエットはバゲットと合わせたいよね、ということで、少し前にコストコで購入したフレンチトラディショナルブレッドと一緒にいただきました。

フレンチトラディショナルブレッド 3種 998円(税込・2018年5月)

たまたま行った日に販売されていただけなのか、この後この商品は見かけないんですよね。おいしかったのにな。また見かけたら買いたいです。

手前から、ライ麦&レモンブレッド・スペルト小麦ブレッド・ツイストブレッド。特にレモン入りライム麦パンは好みの味でした。

もともと脂肪で煮こむリエットは、濃厚な味。なので、もっとコクが欲しいという場合はチーズを合わせたり、もしくははじめからチーズを混ぜて作ってもOKですよ。お好みで調整してみてください。

食べる直前に、ほんの少しだけオリーブオイルをかけてもGOODです!

見ての通り(笑)、ワインなどのアルコールと相性抜群!食べだしたら止まらなーーい!!おつまみや前菜としておすすめです。ちなみに、息子は朝食で卵と合わせて食べていました。こちらもおいしいと言ってましたよ。

というわけで、開けた瞬間のニオイだけは我慢するとして(笑)、このピンクサーモン缶は我が家のローリングストック品の仲間入りとなりました。みなさんも、とても手軽に作れるので、ぜひ。

おすすめ度:(ピンクサーモン缶・ブレッドとも)