実は、先日ご紹介したドライキウイやカルピスバター以外にもいろんなものを一緒に購入していました。
製菓製パン材料を扱うTOMIZ(富澤商店)オンラインショップでは5,000円以上で送料半額、8,000円以上で送料無料となるので、毎回注文するときは、カルピスバターのまとめ買いプラス送料無料になるよう計算しながら買い物をしています(現在はまとめ買いできません)。
家庭用のカルピスバターはこちらのような箱(特選カルピスバター)に入ってスーパーに並んでいて、価格も1,500円以上はしています。でもTOMIZだと、1,090円(業務用・税込)で買えるのです。安いですよね!(2018年現在・1,112円)
さて、話は戻ってドライキウイと一緒に今回マロングラッセ(割れ)も購入していました。
きれいな粒のマロングラッセは結構お高いのですが、割れたものばかりが入った袋入りマロングラッセは比較的安く、200g入り626円(税込)です。
今日は、そのまま食べてもすごくおいしい(食べだすと止まらなくなる・・)このマロングラッセをたっぷり入れたパウンドケーキのレシピをご紹介したいと思います。
パウドケーキの基本
まずパウンドケーキはどういうケーキかと言うと、小麦粉・砂糖・卵・バターの全ての材料が同じ1パウンド(重さの単位で1パウンドは約453g)ずつ使って焼かれたケーキのことです。
覚えやすいですね、基本材料がすべて同じ量でできあがるケーキなんて!
スポンジケーキのようにふんわり膨らませる技術が要らない分、比較的初心者の人でも作りやすいケーキだと思いますが、いくつか注意点があります。
その注意点をきちんと守れば、失敗せずに作ることができますよ。
レシピ
材料(15cm×8cmのパウンド型1個分)
- 小麦粉・・・50g
- 粉砂糖・・・50g(グラニュー糖でもOK)
- 卵・・・1個(約50g)
- 無塩バター・・・50g
- マロングラッセ・・・割れたもの(もしくは砕いたもの)40g
作り方
- パウンド型にバター(分量外)を塗って小麦粉をはたいておきます。(オーブンペーパーを敷いてもOK)
- オーブンを180℃に温め始めます。
- ボールに室温に戻したバターと粉砂糖を入れ、白っぽくなるまでよく混ぜます。(寒い季節はバターを室温においてもなかなか柔らかくなりません。その場合は、200wのレンジで少しずつ加熱して柔らかくしてください。でも決して溶かしバターにはしないこと!)
- 混ざったバターに、室温に戻した溶き卵を少しずつ加えて混ぜます。1度にたくさんの卵を加えると分離してしまってきれいに混ざらないので注意!もし分離してしまったら、ボールを直火(弱火)に数秒だけあててから再び混ぜます。ほんの少し温めてあげると混ざりやすくなります。
- きれいに混ざったらふるった小麦粉を加え、ゴムベラでさっくり混ぜます。少し粉が残っている状態でマロングラッセを加えます。
- 粉っぽさが完全になくなるまで混ぜたら(練らないでくださいね)、型に移しトントンと落として空気を抜き、予熱したオーブンに入れて約30分焼きます。串などを刺して何もつかなければ中までしっかり焼けています。これで完成です。
今回は、失敗しにくい分量で作ってみました。大きなサイズで作るときは、焼いている途中で出して切れ目を入れたりしますが、この分量なら何もする必要はありません。30分焼けば、きちんと中まで火が通っています。
パウンドケーキなどバターをたくさん使った焼き菓子は、焼いた当日よりも1〜3日くらい経って生地が落ち着いた頃がおいしいです。
焼きたてのアツアツを食べたくなると思いますが、焼けたらすぐにラップに包んでくださいね。熱いままラップをすることで水分が逃げず、しっとりおいしいパウンドケーキに仕上がりますよ。
基本のパウンドケーキということで同じ分量で作っていますが、マロングラッセなど甘いものを追加する場合、お砂糖を10〜20%減らして作ってもOKです。
また、パウンドケーキは丸ごと冷凍したり、カットして1枚ずつ冷凍することもできます。食べる前に室温で自然解凍するだけなので、上手に保存したいですね。
甘いものが食べたいときなど冷凍庫にあるとうれしくなりますよ。ぜひ作ってみてください。