コストコの巨大いちご“Driscoll’s(ドリスコール)ストロベリー”でタルト作り

少し前から、コストコの巨大冷蔵庫にアメリカ産のいちごが入荷していました。

Driscoll’s(ドリスコール) ストロベリー 850g 1,498円(税込・2019年10月)

これ、食べたことありますか? 一般的な国産いちごと比べるとかなり大きないちごなんですよね。

どど〜んと全部で30粒!! 迫力あり過ぎっ(笑)。

実は今までアメリカ産いちごを購入したことはなく、今回が初購入なんですよ。大きさはともかく、何となくいちご表面の種を見ていると「堅そうないちごだなー」と思ってしまって(苦笑)。わざわざ購入しなくてもいいかと思っていました。

ところが少し前に『ストロベリートライフル』を食べてみたら、酸味が程よく適度に甘く、なかなかおいしいことに気付いたわけです(勝手に同じいちごが使用されていると思っている前提でのお話・笑)。

それプラス、久しぶりにストロベリータルトも食べたいなぁと思い、今回購入することにしました。

どんないちご?

改めて手で持ってみると、ずっしり。やっぱりひと粒が大きいです。しかも形も揃っていない、ザ・アメリカンな印象のいちごですよ(笑)。

ところで、このいちごを生産しているのは、アメリカカリフォルニア州の Driscoll’s(ドリスコール=発音はドリスコー的)というベリー類(ストロベリー・ラズベリー・ブルーベリー・ブラックベリー)を100年以上も専門に生産・販売をしている会社。

独自に品種開発したベリーもあり、その販売数は過去にアメリカ全土の1/3量になったこともあるんだとか。現在世界20ヵ国以上で1年を通して、様々なベリー類を販売しています。

そんなベリー専門会社が生産したいちごの味は・・・

甘くないけど、おいしいです(笑)。

 

見た目通り、スッと噛めるような柔らかさではなく、でも堅過ぎない食感のいちごです。味は甘さよりもすっきりとした酸味が勝っている感じ。なので、日本のいちごとは別物。そのまま食べるよりも練乳をかけたりシロップ漬けにした方が、よりおいしく食べられると思います。

個人的には味よりも食感が気に入っているので、そのまま食べる時は必ずグラニュー糖をまぶしつけてしばらく置き、甘いシロップをまとったいちごにしています。こうすると息子達も「おいしい!」と食べます(笑)。

さて、今まで何度かタルトレシピをご紹介していますが、今日はミニタルトも作りたかったので、しっかりとした硬めの生地ではなく、サクッとしていてほろっと崩れる食感の食べやすい生地で作ります。

レシピ

材料(21cmタルト型1台・ミニタルト型12個分)

  • 有塩バター・・・160g
  • グラニュー糖・・・60g
  • 薄力粉・・・250g
  • 卵黄・・・2個
  • いちご・・・11〜12粒

<カスタードクリーム>

  • グラニュー糖・・・100g
  • 薄力粉・・・20g
  • 卵・・・2個
  • 牛乳・・・240ml
  • 生クリーム・・・60ml

<トッピング用ゼリー>

  • ベリー系のジュース・・・100ml(なければ水でもOK)
  • グラニュー糖・・・10g
  • 粉ゼラチン・・・2g

作り方

  1. フードプロセッサーにバターとグラニュー糖を入れ、よく混ぜます。
  2. 混ざったら卵黄を加え、さらに混ぜます。混ざりにくい場合は、ゴムベラなどでまわりに引っ付いた生地を落としながら混ぜましょう。
  3. 次に薄力粉を100gだけ加えて混ぜます。
  4. ボールに残った薄力粉を入れ、そこに混ぜた生地を取り出し、ゴムベラで混ぜていきます。
  5. ある程度粉っぽさがなくなってきたらゴムベラを置き、今度は手で生地を混ぜていきます。生地がまとまり、粉っぽさが完全になくなればOK。ラップに包んで冷蔵庫で1〜2時間冷やします。
  6. 冷えた生地を2等分にし、1つをタルト用に薄く伸ばして型に敷き、もう一方は、伸ばしてから好みのサイズに型抜きするかカットしてミニタルト型に敷き込みます。どちらも一旦冷蔵庫で30分ほど冷やします。
  7. 冷えたタルトを取り出し底にフォークで穴を開け、今度は200℃に予熱したオーブンに入れ、すぐに180℃に下げ15〜18分焼きます。
  8. カスタードクリームを作ります。鍋に薄力粉とグラニュー糖を入れて混ぜ、ダマをなくします。
  9. そこに卵と牛乳も加え、さらによく混ぜます。
  10. 完全に混ざったら鍋を火にかけ、泡立て器で混ぜながらとろみが出るまで混ぜます。フツフツと沸騰してきたら火から降ろし、バットなどに移してラップをし、冷やします。
  11. 完全に冷えたら、生クリームを加えてよく混ぜます。
  12. ゼリーを作ります。ゼリーはトッピング用なので、なくてもOK。今回は冷凍する予定だったのでいちごを覆いたくて作りました。
  13. 耐熱容器にジュースとグラニュー糖を入れ、80℃程度まで温めます。
  14. ゼラチンを加えてよく溶かし、底に氷水をあてながらとろみが出るまで冷まします。
  15. いちごは洗って水分を拭き取り、縦半分にカットします。
  16. 焼いて冷ましておいたタルトに、カスタードクリームを敷き込みいちごを並べます。
  17. 最後にゼリーを流し入れ(ミニタルトの方はスプーンでかける程度)、冷蔵庫で冷やし固めれば完成。

これがホールのストロベリータルト。間が白っぽく見えるのは、冷凍して凍ったゼリーです(笑)。

夕食の準備と並行して作ったので、写真は後日冷凍庫から出して撮りました。食べる時は、前日に冷蔵庫に出してしっかり解凍する予定です。

クッキー好きの息子は、タルト生地の割合が多いミニタルトを気に入り、今後は「ホールじゃなくてこれがいい」と言ってましたが、「いやいやミニサイズの方が手間がかかるのよ」と却下したのは言うまでもありません(笑)。

ということで、今回は生地を多めに作りましたが、ホールだけもしくはミニサイズだけで良ければ半量で作ってみてください。このタルト生地は、型抜きクッキーとしてもおいしく食べられますよ!

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