コストコの大型冷蔵庫(野菜売り場)では、海外産だけでなく日本産野菜もいろいろと販売されていますが、今のシーズンだとやはり買っておきたいのは『なす』。

岡山県産 長なす 1kg 438円(税込)
なすはそのほとんどが水分ですが、カリウムやナスニンなどの栄養が豊富。特にナスニンはポリフェノールの一種で眼精疲労にも良いと言われているので、パソコンやスマホを使う時間が長い人は、積極的に食べたい野菜です。もちろん、私もです(笑)。

今回購入したなすは、1kg入りで7本入っていました。採れたての新鮮なものではないものの、さほどくたびれ感はありません。
でも、このまま冷蔵庫で保存すると急いで食べるなくちゃ!となす料理ばかりが続いてしまうので(笑)、今日はなすのおいしい保存法をご紹介したいと思います。
なすの保存法
なすには大きく2種類の保存法があります。それは、みなさんもご存知『冷蔵保存と冷凍保存』です。
冷蔵保存
冷蔵で10日ほど持ちますが、水分がなくなるとシナシナになってくるので、面倒でも1本ずつラップで包むのがベターです。
冷凍保存
解凍せずにそのまま加熱調理できるよう、あらかじめカットしてからジップロックなどに入れて保存します。およそ1ヶ月ほど持ちます。
どちらも簡単な保存法なので、実行されている人も多いでしょう。でも、私はこの2種類の保存法だけではなく、もうひとつの方法で保存することが多いのです。
それは・・・
揚げなすです!
ちょっと面倒に思うかも知れませんが、一気に揚げてしまえばそれほど苦にはなりません(笑)。何よりその後の調理がぐっと楽になるので、まとめ揚げは本当におすすめなんですよ。
揚げなすの作り方
ところで、レシピ本などを見ると『なすを素揚げしてマリネに』などの場合、意外と揚げる方法を書いているものが少ないんですよね。で、自己流で揚げると油でギトギトのなすが出来上がった・・・なんてことも。
実は私も若いころに失敗しています。さっと素揚げしてと書いてあったので本当にさっと揚げると油っこいったらない!!というなすになってしまったのです(苦笑)。確かに油との相性は良いけど、これではおいしい料理にはなりません。
というわけで、まずは揚げなすのレシピをどうぞ。

- なすは好みの大きさにカットして、水にさらしてアクを抜きます。
- 揚げる前に水分をよく拭き取ります。
- 揚げ油が170℃になったら、なすを入れて揚げます。揚げ時間は3分ほど。少なくても2分は揚げること。しっかり揚げると水分が飛びおいしいなすになります。
- なすの大きさにもよりますが、1分過ぎると少し焦げてくるので菜箸やカス揚げなどで混ぜながら揚げます。なすのフチが茶色く焦げればOKです。(大きいなすの場合は、切れ目を入れて5分ほど揚げます)
- 揚げ終わったなすは、よく油を切って冷まします。

こうして作った揚げなすは、揚げた日に一品料理として食卓へ。残りはしっかりと冷まして冷凍します。

揚げるというひと手間を加えるだけで、調理するときの時間がマジで!!大幅にカットされるんですよね。たとえば汁物の具材に凍ったまま入れるだけでおいしいスープができるし、パスタソースに加えるだけでなす入りパスタが簡単に作れる・・・ね?便利でしょう(笑)?
ぜひ、みなさんもお試しください。

さて、次は揚げなすのひと皿をご紹介。
季節柄さっぱりと食べたいので、すだちを添えます(お好みでレモンなどでもOKです)。作り方は簡単!揚げなすをお皿に盛り付け、ほんの少しのしょうゆをかけて刻み大葉をトッピング。食べるときにすだちをかけていただきます。
これ、おいしいんですよ。

揚げなす作りをした日にぜひ!ビールのつまみにもおすすめです。
いかがでしたか?
揚げなすを食べたくなりましたか(笑)?冷蔵庫のなすが危ない!というときにも、ぜひ作ってみてください。
>>洋風なすレシピもどうぞ
おすすめ度:★★★☆☆