コストコでコーヒーフィルター買ってみた!“メリタ アロマジック ナチュラルブラウン”

以前は毎日何杯も飲んでいたコーヒーですが、今はすっかりルイボスティーにシフト。1日に1杯飲むか飲まないかぐらいになりました。特に3月からは花粉症対策として、ガンガンルイボスティーを飲んでいます(笑)。

それでも、コーヒーは好き。

なので、毎朝コーヒーは年季の入ったコーヒーメーカー(=ステンレスポットのお手入れ法でご紹介したやつです)で淹れています。

我が家にはドルチェグストもあるんですけどね、機械音が大きいので朝は使いません。そうなると必ず必要になるのがコーヒーフィルター。コーヒーを淹れるためには必要不可欠なので、いつもご近所スーパーで何気なく UCC のものを購入していました。

でも、確かコストコにもあったはず。

と思い出し、先日初めてこちらを購入しました。

メリタ アロマジック ナチュラルブラウン 100枚×3箱 588円(税込・2019年3月)

今までどうして買わなかったんだろう? と自分でも不思議ですが、コーヒーフィルターに特にこだわりがなかったからかな(笑)。

まぁそれはさて置き、家に帰ってから改めてよくパッケージを見ると、なんだか普通のコーヒーフィルターとは違うことに気付きました。どうやら特許取得のアロマホールというものがあるらしい・・・。

さて、実際にコーヒーを淹れるとおいしくなるんでしょうか?

メリタって?

まずは、メリタについて。

メリタは1908年創業のドイツの会社。コーヒー関連の商品を開発・製造しています。実は、今でこそ当たり前のペーパードリップシステムを発明したのがメリタ・ベンツという女性で、その名前が社名となっているのです。

つまり、おいしいコーヒーを手軽に淹れられるようになったのは、彼女のおかげというわけ。

100年以上も前からコーヒーフィルターを作っているメリタは、常においしいコーヒーを淹れるための研究を続け、1937年に円錐型フィルター(現在の形)を、1960年代にはメリタ式1つ穴抽出(ドリッパーの穴)の開発をしました。

今回購入したコーヒーフィルターは、1997年に発表された『アロマジック』シリーズになります。

どんなフィルター?

では次に、アロマジックの特徴を一つずつ見ていきましょう。

 

特徴

  • 厳選したバージンパルプだけを使用
  • アロマホール・・・フレッシュな味と香りを通すアロマホール
  • 二重シール・・・濡れたあとも破れにくい二重シール
  • ヨコ開きパッケージ
  • FSC®認証取得のフィルターペーパ

 

バージンパルプ

バージンパルプは古紙などを再生したものではなく、木材を材料にして製造したパルプ(紙を作る繊維)のことで、強度や白色度で優れ、衛生的。牛乳パックにも利用されています。

アロマホール

メリタ独自開発の超微細な「アロマホール」が、お湯を注いですぐに立ちのぼる上質のアロマと、抽出初期に多く出るおいしさ成分をよりスムーズに通します。余分な雑味や脂肪分は通しません。特許取得(特許第3037436号)

これは、UCCとメリタのフィルターを並べたところ。上がUCCで下がメリタ。どちらも無漂白タイプですが、若干色が違いますね。

フィルター表面をよーく見ると、メリタの方には全体に細かなアロマホールが見えます。

二重シール

最も大切な接合部分が二重になっているので、一般のフィルターペーパーと比べても強さが違います。フィルターへのフィット感も高まり、より効率的においしいコーヒーを抽出できます。
もちろんシール接合部分に接着剤はいっさい使用しておりません。

二重シールを折ったところ。画像では厚みの違いがわかりにくいのですが、手で触ると全然違います。

ヨコ開きパッケージ

最後の一枚まで取り出しやすいパッケージ。

箱背面に、こんな取り出し口がついています。確かに、ビニール入りの一般的なコーヒーフィルターよりも取り出しやすく使いやすいです。

FSC®認証取得のフィルターペーパー

国際的な第三者機関である【FSC(R)(Forest Stewardship Council(R):森林管理協議会)】により認証された製品の証です。

この認証は、違法伐採や保護する価値の高い森林の伐採を防いで、森林管理を普及させるために作られた制度です。要は、認証された森林に由来する製品だという証です。

メリタは、しっかりと環境への配慮をして『地球にやさしい』取り組みをしているんですね。

実際に使ってみたら

さあ、いよいよコーヒーを淹れますよ! 実際にメリタのコーヒーフィルターをセットして、コーヒーを淹れて飲んでみたら・・・

 

おいしい!

何だかいつもよりもまろやか。

 

明らかに違う味になってる!

 

フィルターだけで、こんなに違うなんてちょっとびっくりです。これがメリタのこだわりなんですね。私の中で、一気にメリタブランドの株が上がりましたよ(笑)。

このフィルターを使ったら、ちょっと浮気する気にはならないかも。濡れても強度があるので、安心して使える点もすごくいい!

まとめ

コーヒーフィルターなんて、どれもほぼ一緒と思っていたのは間違いでした。今回初めて使ってみて、コーヒー豆にこだわるようにコーヒーフィルターにもこだわるべきなんだと痛感。試しに購入して良かったです。

やはりコーヒーフィルター(メリタではフィルターペーパーと呼ぶ)を発明しただけあって、メリタ製品はすごいです(笑)。

ということで、コーヒー好きの人はもちろん、私と同じようにコーヒーフィルターなんてどれも一緒だと思っている人は、騙されたと思って1度使ってみてください。きっとその違いに気付くはずです。それに! 100枚で196円(税込)とお買い得ですからね。これもおすすめポイントです(笑)。

ちなみに、コストコではサランラップなどがあるコーナーに一緒に並んでいますよ。

おすすめ度: