たまにですが、やたらとスコーンが食べたい! と思う時があります。
そんな時は好きな音楽を聴いたり、好きな映画を見ながら作ることにしています。なぜかと言うと、ちょっとばかり面倒な作業(=冷たいバターと小麦粉を手で合わせてポロポロ状態にすること)も難なくこなせるからです(笑)。パイやパン作りも同じ。
でも、バタバタしていると「そんなことやっていられない」となりますよね。というわけで、今日は見た目はイマイチだけど、普通においしい簡単スコーンレシピをご紹介します。
最後までフードプロセッサーで一気に作るので、スコーン特有の割れ(腹割れ)はできにくいのですが、ホロサクっとしたしっとりスコーンができるので、特に面倒なことはしたくない! という人にはおすすめですよ。
レシピ
材料(6個分)
- 薄力粉・・・200g
- ベーキングパウダー・・・5g
- バター(有塩)・・・50g
- グラニュー糖・・・50g
- 牛乳・・・80ml
作り方
- オーブンを210℃に予熱します。天板も一緒にあたためておきます。
- フードプロセッサーに薄力粉・ベーキングパウダー・グラニュー糖を入れて軽く混ぜます。
- ざっくり4〜5個くらいに切ったバターを加え、よく混ぜます。混ざったかどうかわかりにくいのですが、バターの塊がなくなってサラサラになっていたらOKです。
- そこに牛乳も加えて混ぜて行きます。途中で2回ほどフードプロセッサーのケースについた粉を落としながら混ぜます。あまり混ぜすぎないこと。生地がある程度混ざったらOK、クッキングペーペーか打ち粉をした台に取り出します。
- 厚さ1.5cmくらいにめん棒か手を使ってのばします。
- スコーン型もしくはセルクル型などを使って丸く型抜きします。側面がくっつかないように一気に抜くのがポイントです。生地の上下がくっつくと腹割れどころか膨らみにくくなってしまうので注意。
- 表面に牛乳(分量外)を少し塗って、予熱完了した天板にのせてオーブンへ。約15分焼けば完成です。
半分に割ってクロテッドクリームをたっぷり合わせたいところですが、日持ちがしないので当然我が家にストックはなく・・・。作るのも何時間もかかってしまう(半日以上!)ので、ホイップクリームで代用。
ビスケットほど甘くはないので、ジャムやはちみつやメープルシロップと合わせるとおいしいですよ。
そもそもスコーンってアフタヌーンティーやイギリスのイメージが強いのですが、その発祥はスコットランド(ノンバックというパン菓子が元)なんですよね。
どんなものにも歴史があって面白いですね。そう言えば、私がスコーンを初めて食べたのはいつだっけ? と記憶をさかのぼってみると・・・
もう30年以上も前でした(爆)!
おそらく大学に入ってすぐ、友人と『Afternoon Tea Room』でお茶した時かなーと思います。当時はまだ、スコーンはどこにでも(パン屋さんとか)売っているものではなく珍しかったんですよ。確かカフェオレボウルもここで初体験したはず(笑)!
クロックムッシュや名前は忘れちゃったけれど、大きなボウルに色々入ったサラダサンドも好きで、ちょくちょく行っていました。なんだか懐かしい・・・。
実家の母はアップルパイなどは焼いてくれたけれど、スコーンは焼いてくれなかったなー。なので自分で作るようになったのですが・・・。
今は、ちょっとお茶しようと思うと『スタバ』や『タリーズ』など気軽に入れるところがありますからね。便利な世の中になりました(笑)。
でも、やっぱり家でゆっくり(人の目を気にせず)食べるのもいいものです。午後のティータイムや休日の朝食にいかがですか?