コストコ新商品!こんな方法で焼くの?“ Wenner Bakery セイボリーガーリック ノッツ”

コストコで新しいパンを発見! 早速購入してみました〜!

並んでいたのは、フレッシュベーカリーコーナーではなく『21穀オーガニックパン』『プチシナモンロール』などがあるコーナー。

Wenner Bakery セイボリーガーリック Knots(ノッツ) 590g(295g×2パック) 998円(税込・2020年11月)

コストコの『セイボリーデニッシュ』もそうですが、最近セイボリーブレッドが流行っているのか、今回購入したものもセイボリーです! つまり塩味系のパンなんですね。

パッケージを見ると、手で結ばれたノッツパン(=knotsは結び目のこと)が8個入ったパックが2つ、しかも! パックに入れたまま焼くことができるみたい!

これは気になる〜〜〜。

家に持ち帰り中を確認すると、なかなかの衝撃的なパンだったので、かなり焼き上がりに不安が付きまといましたが、焼けた『セイボリーガーリック ノッツ』は普通においしかったので、ホッとしました(笑)。

商品について

まずは、Wenner Bakery(ウェナーベーカリー)について。

Wenner Bakery は、アメリカのニューヨーク州生まれの会社。スーパーマーケットなどの小売業者向けの冷凍ベーカリー製品(ツイストロール)を主に製造しています。60年以上の歴史があるようですが、2015年にはスペインの Europastry 社の傘下となっています。

Europastry と言えば、『ドッツオリジナル』のメーカーですよ! ということは、今後もコストコに Europastry 製品がどんどん入ってくるかも知れませんね。

ちなみに Europastry のブランドは、ヨーロッパとアメリカで異なり、今のところ Wenner Bakery 製品はアメリカだけの販売となっているようです。なので、今回購入した『セイボリーガーリック ノッツ』もアメリカ産となっています。

中身

コストコでは常温で販売されていましたが、HPを確認すると『冷凍パン』として販売されていました。つまり『メニセーズ』と同じで、冷凍で空輸後に日本(コストコ店頭)で自然解凍されている商品ということになります。そして半焼成品という点も『メニセーズ』と同じです。

冷凍状態では365日保存が可能なようですが、解凍後の販売となるため、賞味期限は1週間ほどとなっています。今回購入したもので、2020年11月18日でした。この点は『メニセーズ』ほどの保存期間がないので、うっかり焼き忘れないように注意してくださいね。

穴

次に調理方法ですが、パッケージの商品説明ではオーブン加熱しか記載されていませんが、それ以外に袋から出してオーブントースターで焼く方法もあります。焼き上がりの違いは、この後ご紹介しているのでチェックしてくださいね。

 

調理方法

  • オーブン加熱・・・袋の裏面に2〜3ヵ所の空気穴を開け、予熱した190℃のオーブンで9分間焼く
  • オーブントースター加熱・・・袋から取り出してトレイに乗せ、190℃に予熱したオーブントースターで6分間焼く
    *注意点:袋のまま電子レンジ調理は不可

 

どちらの方法でもちゃんと焼けますが、しっかりと焦げ目が付くのはオーブントースター加熱です。

 

原材料

小麦粉・マーガリン・砂糖・植物油(大豆を含む)・イースト・食塩・乾燥野菜(にんにく・パセリ)・食酢・大麦麦芽粉/香料・pH調整剤・酵素・アナトー色素・V.C.

では、いよいよ中身をチェックしますよー!

焼く前の中身

 

じゃ〜〜ん!

 

これがめちゃくちゃ衝撃を受けた理由。香りはしっかりガーリック臭なんですけど、とにかくパックもパンもべっとべとなんですよーー(苦笑)!! こんなにマーガリンベタベタでいいの? と思ってしまった。

とにかく予想外過ぎて、ビックリしましたー(笑)。

焼いてみた結果

1. オーブン加熱

加熱後のパン1

記載通り、パックに入れたまま 9分間焼いた『セイボリーガーリック ノッツ』です。焼き立てなので、熱々です。

焦げたマーガリン

パックからお皿に取り出すと、所々マーガリンが焦げた粒がチラホラ見え、表面はギトギト状態です(苦笑)。

パセリ

焼き上がりの熱いうちにパセリやパルメザンチーズをかけるとおいしいとパッケージにあったので、パセリを振りかけてみました。

2. オーブントースター加熱

トースター焼き

こちらはオーブントースターで焼いた『セイボリーガーリック ノッツ』、見た目が全く違いますがいい色に焼き上がりました。6分間焼くということでしたが、しっかり焼き色を付けたかったので数分長めに焼いています。

それにしても、底部分を見てください! マーガリンが垂れて焦げてますよー(苦笑)。こうして両方の焼き上がりを見る限り、かなりオイリーな気がしますよね。

3種類のパン

おすすめのパセリとパルメザンチーズを振ったものと、オーブントースターで焼いたものを並べてみました。少し冷めてくると表面のギトギト感はマシにはなりますが、オーブンで焼いた方は触るとやっぱりべったりとしています。

どんな味?

中身パン

気になる味は、

 

普通においしい。

 

少し塩気が強めでガーリックも効いています。画像を見て想像できると思いますが、かなりフワッと柔らかくもちもちとしています。『メニセーズ』とは全く違うタイプのパンですよ。

ガーリックが効いているということもあり、食べ方としてはやはり食事パンとしてがおすすめですが、しっかりと味が付いているので、そのままおつまみ的に食べることもできると思います。

ただ、原材料の食酢の影響か酸味が強め。鼻を近づけると香りもするので、もしかしたらこれが好き嫌いの分かれ目になるかも知れません。

個人的には、外側がサックリと焼けるオーブントースター加熱よりもオーブン加熱の方がおいしいと感じましたが、なにせオイリーさはどちらも強いので1個食べたらしんどくなってしまった(苦笑)。食べる時は、胸焼け注意かも!?

そうそう、このパンは温かい状態で食べて欲しいとあったので、どうしてだろう? と思い、わざと冷ましてみたら・・・

 

硬くなりました!!

 

レンジ加熱で概ね復活しましたが、オーブンから取り出してすぐに食べるのが良い気がします。

特にオーブントースター加熱の方は水分が抜けているせいか結構硬くなり、顎が疲れそうなほどだったので、そういう意味でもオーブン加熱がおすすめかなーと思います。

まとめ

コストコに新登場したアメリカの冷凍パン『セイボリーガーリック ノッツ』は、パックのままオーブンで加熱するだけで焼き立てパンが食べられる便利なものでした。

しっかりとした味が付いているので、そのまま食べても食事パンとしてもOK。また、トマトソースを付けて食べるとさらにおいしく食べることができます! 個人的には、トマトソースがイチオシの食べ方かな(笑)。まるでピザを食べている感覚になりますよ。

トマトソース

バターが使用されていないので味わいは違うものの、ガーリックトーストのような味であることは間違いないです。あの味をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。

ということで、パックを開けた時の衝撃度は凄かったものの、焼くと普通においしく食べられるので、週末など焼き立てがすぐに食べられる時に、ぜひ活用してみてください。

最後に、食べ切れない場合は焼いてからの冷凍保存は可能です。解凍はレンジ500Wで、30〜40秒加熱するだけ。自然解凍してオーブントースターで焼いてもOKですが、ふんわりさを復活させるならレンジがおすすめです。

おすすめ度: