そろそろ梅雨明けしそうな予感。今朝はセミが脱皮するところを見かけ、いよいよ夏本番だなーと実感しました。私は夏の暑さが苦手なのでちょっと憂鬱ですが、夏野菜は大好きです(笑)。
ところで、急に暑くなってくると、特に風邪を引いていなくても食欲が落ちることがありますよね。そんな時は、あっさりとした味付けの煮物などがおすすめ。でき立ての温かいものや冷蔵庫で冷やしたもの、どちらも食べやすいと思います。
ということで、今日はまさに今が旬の野菜『冬瓜(とうがん)』を使ったレシピのご紹介です。
冬瓜って?
冬に瓜と書いて『とうがん』、漢字だけ見ると冬野菜のような気がしますが、他の瓜科の野菜と同じで7〜8月が旬の夏野菜です。カットしていない丸ごとだと冬まで保存できることから冬瓜という字になったという説もあるくらい、貯蓄性が高い野菜です(冬までは持ちませんけど・笑)。
冬瓜はかぼちゃ(南瓜)やにがうり(苦瓜)と同じで、中にはワタと種が詰まっていて、これを取り除いて調理するのが基本。煮物だけでなく、意外と炒め物やサラダなどにも使える野菜なんですよ。
また、冬瓜は95%が水分で低カロリー、なのにカリウムやビタミンCも豊富なのです。つまり水分補給や紫外線対策にもなるし、ダイエット向きというわけ(笑)!
あまりメジャーな野菜ではありませんが、どんどん食べたい野菜のひとつなのです。
レシピ
材料(2人分)
- 冬瓜・・・400g(小さめサイズ1/2個分)
- 豚ひき肉・・・150g
- 出し汁・・・200ml
- みりん・・・大さじ1
- 醤油・・・小さじ2
- 塩・・・適量
作り方
- 冬瓜わワタと種を取り除き、皮を剥いて3cmほどの角切りにします。
- 鍋に出し汁・みりん・醤油・塩を入れ、冬瓜も入れたら火にかけます。沸騰したら弱火にして落とし蓋をし、約12分ほど煮込みます。
- フライパンに豚ひき肉を入れ、炒めて火を通します。火が通ったら、キッチンペーパーを敷いたざるにあげ、油切りをしておきます。
- 煮込んだ冬瓜の鍋に豚ひき肉を加え、再び火にかけ3分煮込めば完成です。最後にもう1度味を見て、薄ければ塩を足して調整してください。お好みで水溶き片栗粉を加えて、とろみをつけてもOK。
冬瓜は煮崩れしやすいので、面取りをするときれいに仕上がりますが、私は面倒なので省いています(笑)。下茹でして、さらに煮込んで味を染ませる場合はその方がベターですが、さっと煮込む場合はしなくても大丈夫!
冬瓜の煮込みと言えば、鶏ひき肉との煮込みが定番ですが、個人的には豚肉の方が好き(笑)。おいしいので、食欲のない日に作ってみてください。