最近のことですが、家族以外の関連で『イラッ』とする事がちょくちょくあって、その度に忙しくても疲れていても、ストレス発散でお菓子作りをしています(笑)。
昔、息子達が小さい頃も子育てのイライラを夜中のお菓子作りで発散していたのですが、まさにそんな感じで、気持ち的には少し懐かしさもあったりします。
自己解決できない事は、やっぱりストレスたまります〜〜〜(苦笑)。
とにかく、野菜を買いに行く度につい手が伸びてしまう『いちじく』は、個人的には大好きで毎日食べてもOK、ところが立て続けに食卓に登場させると、「また?」 という声が聞こえてくる(苦笑)。
なので、今回はタルトに使いました!
土台になるタルトに市販のものを使えば、あっという間にできますよ!
いちじくカスタードタルトの作り方
まずは、タルト生地を作ります。
タルト生地は、配合によって硬めだったり崩れやすいものだったりと色々作り分けができるのですが、今回はほろっと崩れるタイプで作ります。
作り方は、タルト生地・カスタードクリーム共『ストロベリータルト』とほぼ同じです。
いやいや、タルト生地はザクっとハード系がいい! という人は、以下の配合でどうぞ!
- 無塩バター・・・100g
- グラニュー糖・・・100g
- 薄力粉・・・200g
- 卵・・・1/2個
次にカスタードクリームを作ります。できるだけ滑らかなカスタードクリームにしたい場合は、こんな風に卵液を濾してください。
一般的には卵黄だけを使って作るカスタードクリームですが、私はなるべく卵白だけが残らないよう全卵で作るようにしています。
タルト生地とカスタードクリームができれば、後はもういちじくを洗ってカットするだけ!! 優しく洗ってそーっと水分を拭き取り、普通サイズなら縦6等分に、大きめサイズなら8等分にカットしましょう。
残念ながら、こうしてカスタードクリームの上に並べてから
数が足りない!!
ということに気付いた私(よくあるパターン・苦笑)。でも、いちじくはもうない!!!
そこで必殺技の登場〜(笑)。
それは・・・
粉糖です!
ちょっと粉糖をパラパラとかけるだけで、ググッと『それなり感』が出るから不思議(笑)。過去に何度も助けられています。
ゆるめのカスタードクリームなので、カットすると少し垂れますが気にしない(笑)。おいしければ良いのです。
みなさんも、『イラッ』としたらぜひ作ってくださいねー(笑)!
レシピ
材料(タルト1台・21cm)
<タルト生地>
- 有塩バター・・・160g(無塩バターでも可)
- グラニュー糖・・・60g
- 薄力粉・・・250g
- 卵黄・・・2個
<カスタードクリーム>
- グラニュー糖・・・100g
- 薄力粉・・・20g
- 卵・・・2個
- 牛乳・・・240ml
- バニラエッセンス・・・お好みで
<トッピング>
- いちじく・・・4〜5個
- 粉糖・・・お好みで
作り方
<タルト生地>
- フードプロセッサーにバターとグラニュー糖を入れてよく混ぜたら、卵黄も加えてさらに混ぜます。
- 混ざったら、まずは薄力粉100gを加えて20秒ほど混ぜ、全体が馴染んだら残りの薄力粉も加えて混ぜます。少し粉が残っている程度になればOK。
- フードプロセッサーから生地を取り出し、手で粉っぽさがなくなるまで混ぜます。生地をひとまとめにして、ラップに包んで冷蔵庫で2時間ほど休ませます。
- 冷えた生地を取り出し3mm程度に伸ばしたら、タルト型に敷き込みます。少し余るので、それは型抜きクッキーに使ってください。
- タルトの底にフォークで穴を開け、180℃に予熱したオーブンに入れて30分程度焼きます。焼けたらそのまま冷ましておきます。
<カスタードクリーム>
- ボールに薄力粉とグラニュー糖を入れてよく混ぜ、溶いた卵も加えて混ぜます。そこに牛乳も加えてさらに混ぜます。
- 作った卵液を濾しながら鍋に移して、火にかけます。
- ダマにならないように、しっかりと混ぜながら沸騰させます。とろみが強くなってふつふつ言ってきたらOK。ここでバニラエッセンスを加えてください。
- バットなどに取り出し、表面をラップで覆いそのまま冷まします。
- 完全に冷めたら、タルトに移し入れて表面を平にします。
<トッピング>
- 洗ってカットしたいちじくをカスタードクリームの上に並べます。
- お好みで粉糖をかければ完成です。メモ:ストロベリータルトのように、カスタードクリームに生クリームを加えてもおいしいです。