どっちが好き?ハインツ“トマトケチャップとオーガニック トマトケチャップ”

少し前から、コストコでは HEINZ(ハインツ)の『オーガニック トマトケチャップ』が販売されています。入荷した時に早々に購入していたのですが、やっと食べ比べてみたのでご報告〜。

ハインツ

HEINZ(ハインツ) トマトケチャップ 3本(3,750g) 1,198円(税込・2020年5月)
オーガニック トマトケチャップ 2本(2,500g) 1,098円(税込)2020年9月)

一見どちらも同じサイズだし、パッケージもそっくりなので

いつもと変わらないもの

と思って購入した人もいるんじゃないかと思いますが(笑)、よーく見るとちゃんとオーガニックの文字が入っています。もちろん、USDA認証マークも!

ただ違っていたのは、販売個数。いつものハインツトマトケチャップは3本セットの販売でしたが、オーガニックの方は2本セットとなっていました。

食べるとやっぱり違う〜(笑)。どちらもおいしいけれど、我が家ではいつものトマトケチャップに軍配が上がりました。

商品について

ディップ

トマトケチャップは、こんな風にそのままポテトや野菜などをディップして食べることもできるし、他の調味料と混ぜてソースにしたり、煮込み料理にも使える便利な調味料です。きっと、どの家庭の冷蔵庫にもあると思います。

ちなみに、アメリカでは 97%の家庭にケチャップがあるという調査結果もあるようです。調味料の中では、高い普及率ですよねー。日本も同じくらいなのかな?

そのせいか、以前から『トマトケチャップ=アメリカ』のイメージが強いんですよね!! ところが、元々はアジア(中国)発祥の調味料ってこと、みなさん知っていましたか?

流れとしては、中国で誕生 → イギリスに渡ってケチャップソースにアレンジ → アメリカに渡りトマトと融合しトマトケチャップが誕生、といった感じです。

とにかく、ケチャップを誕生させた人は天才としか言いようがありません(笑)。本当においしいですから。

そんな歴史のあるトマトケチャップ、世界で1番多い消費量を誇るのはやはりアメリカです。普及率を見てもわかりますね(笑)。で、それに一役買ったのがハインツなのです!!

トマトケチャップは、既に1800年代初頭に開発・販売されていましたが、大々的に宣伝をして商品として販売をしたのがハインツで、この販売(1876年)によりトマトケチャップは爆発的に普及したわけです。

ちなみに、ハインツのラベルにある『57varieties』は、ハインツの商品数の数のこと。これを宣伝に使用した当時、既に60以上の商品があったようですが、ハインツ氏と彼の妻の好きな数字だったため採用されたんだとか。つまり、ハインツを象徴するナンバーということですね。

確認はしていませんが、他の商品にも『57』の文字が付いているようなので、機会があればチェックしてみてください。

味の違いは何?

色比べ

さて、『トマトケチャップ』も『オーガニック トマトケチャップ』も、どちらも当然ながらトマトベースで作られています。

 

トマトケチャップ原材料

トマト・糖類(ぶどう糖果糖液糖・水あめ)・醸造酢・食塩・たまねぎ・香辛料/香辛料抽出物

オーガニック トマトケチャップ原材料

有機トマト・有機醸造酢・有機砂糖・食塩・有機たまねぎ・有機香辛料/香料

 

ところが、こうして比べると色の違いがよくわかりますよね。どっちがどっちかわかりますか?

左がいつもの『トマトケチャップ』で、右が『オーガニック トマトケチャップ』です。色の鮮やかさの違いがすごい。オーガニックの方は、ちょっとトーンが低く茶色がかっています。

そのまま食べてみると・・・

トマトケチャップ

定番の『トマトケチャップ』の方は、ハインツらしいと言うか、酸味が強めでまろやかだけれどちょっとスパイシーな味で

 

おいしーい。

 

オーガニック

一方、『オーガニック トマトケチャップ』の方は、酸味が弱めでよりトマトの味が濃い感じ。定番と比べるとシンプルな味わいです。こちらも、

 

おいしーい。

 

両者の共通点は、ドロっとしていて舌にまとわりつくような質感かな。日本の一般的なケチャップと大きく違います。きっとハインツファンは、味だけでなくこの質感も好きなのではないかと思います〜。

で、結局どう違うのか?

これがなかなか説明が難しく、どっちもおいしいし、けど違うんだよなー。と悩んでいたら、息子が

 

「トマトケチャップは、マクドナルドの味。オーガニックの方は、ホテルの味。」

 

と言っていました(笑)。なるほど〜、やけに説得力あるなーと思ってしまいました。要は、食べ慣れた味とそうでないと味ということでしょうか。

この後両方同じ料理に使ってみましたが、火を使うとさほど味の違いは前面には出てきませんでした。なので、煮込みなどで使用する場合はどちらでもOKだと思います。

まとめ

アメリカの定番トマトケチャップブランド、ハインツの『トマトケチャップ』と『オーガニック トマトケチャップ』は、どちらもおいしく甲乙つけ難いものでした。

ただ、酸味についてはかなり違いがあるので、酸味強めのハインツらしい味が好きなら『トマトケチャップ』がおすすめ。反対に日本のケチャップのように酸味控えめが好きで、素材にこだわりがあるなら『オーガニック トマトケチャップ』がおすすめです。

我が家では、庶民の味(?)マクドナルド系がディップには向いているという意見でまとまりました(笑)。

何だか合っているのかどうかは疑問ではありますが、マクドナルドとホテルの違いがあるというのを参考にしてもらえると嬉しいです。

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