これ、コストコで見たことありますか?
Maggi Spice it! タンドリーチキン 175g(35g×5袋) 768円(税込・2018年2月)*現在パッケージが変わっています(2020年)。
コストコの定番商品ほど有名ではないけれど、密かに人気のある商品なんですよね。黄色いパッケージが Maggi 色なので見つけやすい(笑)。
タンドリーチキンってなに?
インド料理の中でも比較的日本で親しまれているタンドリーチキン。どんなものかと言うと・・・
タンドゥール窯を使って焼いた鶏肉(骨付き)のこと。
インドやパキスタン、アフガニスタンで使用される筒状の土窯のことをタンドゥールと呼ぶのですが、その窯で鶏肉を串に刺して蒸し焼きにしたものを言います。見たことありますか?
タンドゥールって、言わば私達が使っているオーブンのようなもので、1番の違いは窯の中の温度! 家庭用オーブンでは到底出すことのできない400〜480℃ほどにもなるんですよね。
フランスパンなども高温で焼くとおいしく焼き上がるように、タンドリーチキンやナンなども、この高温タンドゥール窯で焼くとおいしく仕上がるんでしょうね。
ところで、インドも日本と同じで、地方によって食べるものが違ったりするのですが、タンドリーチキンと似た料理にチキンティッカと呼ばれるものがあります。どちらもヨーグルトとスパイスを混ぜた液に漬けて焼く料理ですが、違いは骨付きか骨なしかという点!
日本の家庭で作られるタンドリーチキンは、ほぼ骨なしの鶏肉を使うと思うので、もしかしたらチキンティッカの方が近いのかも知れません。
ミックスパウダーでタンドリーチキンを作る
こちらが35g入りの小袋です。
原材料は、香辛料いろいろ・塩・でんぷん粉・デキストリン・クエン酸・パプリカ色素といたってシンプル。
標準の作り方
- 1袋35gのパウダーを鶏肉1kg分にまぶす
- フライパンに少量の油を入れて焼くかオーブンで焼く
- パウダー量は、好みで増減させる
1袋で鶏肉1kgですよっ!!
なかなかの量ですよねー1kgって。さすが業務用(笑)。コストコで購入できるさくらどりなら、4パック2.4kgなので2パック弱必要ってことになります。でも、2パックは食べないな・・・ということで、今回は1パック分(約600g)で作りたいと思います。
使うパウダー量は約20g。もも肉を1枚6等分にしています。
パウダーの色は、パプリカ色素が効いてちょっと赤めですねー。
そう言えば!
生まれてはじめて本格インド料理のレストランでタンドリーチキンを食べたとき、色が赤くて、少し肉のまわりが焦げていて、そして辛かったのを思い出しました。本場のタンドリーチキンって、ウコンと食紅で赤色に着色するらしく赤いんですよ。
これが、まぶし終えたチキン。揚げ物をするときのように最初は軽くまぶそうかなと思ったのですが、グリルで焼いてみようと考えていたので、もみ込むようになじませました(笑)。
これをグリル用天板に並べ、油を少し回しかけて焼きます!
あっ、グリルを選択した理由ですが・・・
フライパン調理を避けた理由・・・焦げやすいから=面倒
オーブン調理を避けた理由・・・予熱するため時間がかかる
以上です(笑)!
焼き時間は、約20分! 焼いている途中から、キッチンはスパイスの良い匂いでいっぱいになりました。うう、早く食べたいーー。
焼き上がったタンドリーチキンがこちら。表面の焦げがいい感じです。でも、赤くはないですね。
切るとじゅわっと肉汁が出てきました!外はカリッと、中はとてもジューシーに仕上がりましたよ。
おいしーーい!
なにこれー! と言いたくなるおいしさですよ!
スパイシーだけどさほど辛くなく、食べやすい! この味、個人的に大好きかも(笑)。家族もみんなおいしいと食べていました。
この味なら、チャーハンやパエリアなどにも使えます。本来なら各種スパイスとヨーグルトを準備しなければいけないタンドリーチキンが、こんなに手軽に作れるのは嬉しい限り。
今まで量が多いから・・・と買っていませんでしたが、カレーパウダーのようにちょこちょこ使えそうなのでリピ買いしたいと思います。1度に使い切れなかったパウダーは、クリップシーラーを使えば問題なく保存できますしね。
とにかく、いろいろなスパイスが必要なタンドリーチキンが、本当に手軽に作れる便利商品だと思うので、みなさんも1度使ってみてください。
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